くき【岫】
1 山の洞穴。「骨(かばね)、巌(いはほ)の—に積みたり」〈欽明紀〉 2 山の峰。「玉釧(たまくしろ)まき寝し妹(...
くき【茎】
高等植物で、葉・根とともに植物を構成する基本器官。先端に生長点があり、内部に維管束をもつ。地下茎・蔓(つる)・とげ...
くき【九鬼】
姓氏の一。 [補説]「九鬼」姓の人物九鬼周造(くきしゅうぞう)九鬼嘉隆(くきよしたか)
くき【久喜】
埼玉県北東部の市。東北本線と東武伊勢崎線とが交差する交通の要地。足利政氏の館跡の甘棠院(かんとういん)がある。平成...
くき【群来】
魚が産卵のために沿岸に大群で来ること。特に、ニシンについていう。→鰊群来(にしんくき)
くき‐おけ【茎桶】
茎漬けをする桶。茎の桶。
くき‐し【久喜市】
⇒久喜
くき‐しゅうぞう【九鬼周造】
[1888〜1941]哲学者。東京の生まれ。京大教授。ヨーロッパに留学して実存哲学を学ぶ。解釈学的手法を用いて日本...
くき‐だ・つ【茎立つ】
[動タ五(四)]茎が生え出る。茎が伸びる。「弔いの人に踏まれたらしいがなお—・って青々として居る」〈左千夫・野菊の墓〉
くき‐ちゃ【茎茶】
茎の部分だけで製した緑茶。
くき‐づけ【茎漬(け)】
ダイコンやカブなどを茎や葉と一緒に塩漬けにしたもの。《季 冬》「—や手もとくらがる土の塀/犀星」
くき‐なが【茎長】
なぎなた・刀・槍などの構え方の一。柄のもとのほうを持つ構え方。⇔茎短(くきみじか)。「藤沢入道長刀(なぎなた)を—...
くき‐ブロッコリー【茎ブロッコリー】
ブロッコリーの一品種。茎の部分が長く、つぼみの部分とともに食用とする。味はアスパラガスに似る。
くき‐ほう【九帰法】
⇒きゅうきほう(九帰法)
くき‐みじか【茎短】
なぎなた・刀・槍などの構え方の一。柄の先のほうを持つ構え方。⇔茎長(くきなが)。「しら柄の長刀(なぎなた)—にとり...
くき‐やか
[形動][文][ナリ]鮮やかではっきりしているさま。「色ガ—ニ見ユル」〈和英語林集成〉
く‐きょう【句境】
俳句を作るときの、また、句に表現された作者の心境。「趣のある—」
く‐きょう【究竟】
1 仏語。物事の最後に行きつくところ。無上。終極。 2 極めてすぐれていること。また、そのもの。「主従三騎—の逸物...
く‐きょう【苦況】
苦しい状況。「—を脱する」
く‐きょう【苦境】
苦しい境遇。苦しい立場。「—を乗りこえる」「—に立つ」「—に陥る」「—に直面する」
く‐きょう【矩鏡】
測量で、ある直線に対して直角の方向を決めるのに使う器具。
くきょう‐い【究竟位】
仏語。最高無上の位。仏の悟りを得た究極の地位。
くきょう‐かく【究竟覚】
仏語。起信論で説く、無明の迷いを捨て去りわが心の本源を悟った境地。悟りの極地。
くきょう‐がん【究竟願】
仏語。中途でくじけたり後退したりしないで成就した願。
くきょう‐そく【究竟即】
天台宗で悟りに至る六つの段階をいう六即の第六位。この上ない完全円満な仏の境地。
くきょう‐ほっしん【究竟法身】
仏語。真理を悟り極めた仏身。また、その境地。
くきょ‐ほう【九去法】
⇒きゅうきょほう(九去法)
くき‐よしたか【九鬼嘉隆】
[1542〜1600]安土桃山時代の武将。紀伊の人。初め伊勢北畠氏の臣。のち、熊野水軍の長として、織田信長の石山本...
くきら【拘耆羅/拘枳羅/倶伎羅】
《(梵)kokilaの音写。好声鳥と訳す》インドからオーストラリアにかけて分布する鳥、オニカッコウのこと。全長約4...
くき‐レタス【茎レタス】
⇒ステムレタス
くき‐わかめ【茎若布】
ワカメの主に茎の部分。つくだ煮、汁の実などにする。