くず‐の‐そう【国栖の奏】
古代、宮中で元旦をはじめ数々の節会(せちえ)に、国栖1が参内し、土地の御贄(みにえ)を献じ、歌舞や笛を奏したこと。...
くずのは【葛の葉】
信太妻(しのだづま)伝説中の白狐(しろぎつね)。女に姿を変えて安倍保名(あべのやすな)の妻となり、安倍童子、のちの...
くずのは‐の【葛の葉の】
[枕]葛の葉が風に吹かれて白い裏を見せるところから、「うら」「うらみ」などにかかる。「—うらみにかへる夢の夜を忘れ...
くず‐の‐まい【国栖の舞】
古代の宮中の節会(せちえ)に、国栖人(くずびと)が行った歌舞。→国栖の奏(そう)
くずのまつばら【葛の松原】
江戸前期の俳論書。1冊。各務支考著。元禄5年(1692)刊行。松尾芭蕉や宝井其角などの句について随筆風にまとめたもの。