くまがい【熊谷】
埼玉県熊谷(くまがや)市の旧称。熊谷氏の本拠。→くまがや(熊谷)
くまがい【熊谷】
姓氏の一。 [補説]「熊谷」姓の人物熊谷一弥(くまがいいちや)熊谷岱蔵(くまがいたいぞう)熊谷達也(くまがいたつや...
くまがい‐いちや【熊谷一弥】
[1890〜1968]テニス選手。福岡の生まれ。大正7年(1918)全米オープンで、日本人として初めてグランドスラ...
くまがい‐がさ【熊谷笠】
武蔵国熊谷地方で作られた深編み笠。すり鉢を伏せたような形の笠で、武士や虚無僧(こむそう)・医師などがかぶった。《季 夏》
くまがい‐ざくら【熊谷桜】
桜の一品種。ヒガンザクラに次いで早く咲く。花は一重で、初め紅色、のち白色に変わる。熊谷直実の一ノ谷先陣にちなむ名という。
くまがいじんや【熊谷陣屋】
浄瑠璃「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」の三段目切(きり)の通称。平敦盛を救えとの源義経の密命を果たすため、...
くまがい‐そう【熊谷草】
ラン科の多年草。丘陵地の樹下に生え、高さ約30センチ。まっすぐ伸びた茎の上部に扇形の葉が2枚つく。晩春、大きな淡紅...
くまがい‐たいぞう【熊谷岱蔵】
[1880〜1962]医学者。長野の生まれ。東北大学総長。日本における結核の予防と治療に貢献。文化勲章受章。
くまがい‐たつや【熊谷達也】
[1958〜 ]小説家。宮城の生まれ。北海道・東北の厳しい風土や狩猟文化、民話に題材をとった作品を執筆する。「邂逅...
くまがやとつげきしょうてん【熊谷突撃商店】
ねじめ正一の小説。女優の熊谷真実・美由紀姉妹の母、熊谷清子をモデルとする作品。平成8年(1996)刊行。
くまがい‐なおざね【熊谷直実】
[1141〜1208]鎌倉初期の武将。武蔵国熊谷の人。はじめ平知盛に仕えたが、のち源頼朝に仕え、一ノ谷の戦いで平敦...
くまがい‐なおよし【熊谷直好】
[1782〜1862]江戸後期の歌人。岩国藩士。脱藩して大坂へ行き、香川景樹(かがわかげき)に師事。家集「浦の汐貝...
くまがい‐もりかず【熊谷守一】
[1880〜1977]洋画家。岐阜の生まれ。フォーブ的な画風から単純化された色面構成の独自の画境を開く。
くま‐がし【熊樫】
《「くま」は大きい意。「くまかし」とも》大きな樫。りっぱな樫。また、シラカシ・アカガシ・アラカシなどの別名。
くまがや【熊谷】
埼玉県北部の市。中山道の宿場町として発達。鎌倉時代には熊谷直実(くまがいなおざね)の所領で、居館の跡が熊谷寺(ゆう...
くまがや‐し【熊谷市】
⇒熊谷
くま‐がり【熊狩(り)】
熊を狩ること。《季 冬》
くま‐がわ【球磨川】
熊本県南部を流れる川。九州山地に源を発し、U字状に流れ、八代(やつしろ)市で八代海に注ぐ。長さ115キロ。富士川・...
くま‐がわ【熊川】
栃木県北東部を流れる川。那珂川水系、蛇尾(さび)川の支流の一。那須塩原市の黒滝山(標高1754メートル)東斜面に源...