ぐち
《「くち」とも》シログチの別名。《季 夏》
ぐ‐ち【愚知/愚智】
愚かなことと知恵のあること。愚者と知者。
ぐ‐ち【愚痴/愚癡】
[名]言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。「くどくど—を並べる」 [名・形動]《(梵)mohaの訳。痴・無明...
ぐち【共】
[接尾]《近世上方語》名詞に付いて、…とともに、…ごと、などの意を表す。「台子(だいす)の湯もたぎってあろ。釜—そ...
ぐち‐ぐち
[副]ものの言い方が、つぶやくようでよく聞き取れないさま。歯切れの悪い言い方をするさま。「—(と)文句を言いつづける」
ぐちっ‐ぽ・い【愚痴っぽい】
[形]愚痴を言いがちであるさま。「年をとると—・くなる」
愚痴(ぐち)の闇(やみ)
愚かで道理のわからないことを闇にたとえていう言葉。
ぐち‐ばなし【愚痴話】
愚痴を繰り返して嘆く話。
ぐち‐むち【愚痴無知】
愚かなこと。考えの足りないこと。
ぐちゃ‐ぐちゃ
[副](スル) 1 水分を多く含んでやわらかくなったり形が崩れたりしているさま。また、そういうものをつぶしたり、ま...
ぐちゃ‐つ・く
[動カ五(四)]ぐちゃぐちゃとする。「雨で—・いた山道」
ぐちゃり
[副]水気を多く含んだものがつぶれたりしたときの音を表す語。「卵が—と割れる」
ぐ‐ちゅう【愚衷】
自分の真心をへりくだっていう語。「区々の—を遖(あわ)れ瞭察在(あら)せられ」〈染崎延房・近世紀聞〉
ぐちゅう‐しゅうきゅう【愚中周及】
[1323〜1409]室町前期の臨済宗の僧。美濃の人。夢窓疎石に師事。のち元に渡り、即休契了らに参禅。帰朝後、安芸...
ぐちゅう‐れき【具注暦】
奈良時代に始まり、平安時代に広く用いられた漢文の暦本。暦日の下に歳位・星宿・干支(えと)・吉凶などが詳しく注記して...
ぐ‐ちょく【愚直】
[名・形動]正直なばかりで臨機応変の行動をとれないこと。また、そのさま。ばか正直。「—に生きる」 [派生]ぐちょく...
ぐちょ‐ぐちょ
[形動]ひどく水気を含んでいるさま。「汗でシャツが—になる」
ぐち・る【愚痴る】
[動ラ五(四)]《「ぐち(愚痴)」の動詞化》愚痴を言う。「いつも—・ってばかりいる」
愚痴(ぐち)をこぼ・す
言ってもどうにもならないことを言って嘆く。「友人に—・す」
ぐ‐ちん【具陳】
[名](スル)くわしく述べること。細かに報告すること。「調査内容を—する」