けつ‐えき【血液】
動物の血管系内を循環している体液。有形成分の血球・血小板と液体成分の血漿(けっしょう)からなる。体内各部への酸素や...
けつ‐えき【闕掖】
《「闕」「掖」はともに宮城の門の意》宮中。御所。禁掖(きんえき)。
けつ‐えき【闕腋】
⇒けってき(闕腋)
けつえき‐あくせいしゅよう【血液悪性腫瘍】
⇒血液癌
けつえき‐アフェレーシス【血液アフェレーシス】
⇒アフェレーシス
けつえき‐がた【血液型】
赤血球中の凝集原と血漿(けっしょう)中の凝集素が作用して血液凝集反応が起こるか否かによって、あるいは赤血球の抗原の...
けつえきがた‐ふてきごう【血液型不適合】
輸血の際の供血者と受血者、あるいは妊娠の際の母体と胎児の血液型が、障害を起こすような相互関係にあること。
けつえき‐がん【血液癌】
血液中の細胞が癌化(がんか)した病気の総称。造血幹細胞の分化過程のどこで癌化するかによって白血病・悪性リンパ腫・多...
けつえき‐きせいちゅう【血液寄生虫】
生体の血液中に寄生する寄生虫。マラリア病原虫・糸状虫(フィラリア)・日本住血吸虫など。
けつえき‐ぎょうこ【血液凝固】
血管外に出た血液がかたまる現象。これによって止血作用が発揮される。
けつえきぎょうこ‐いんし【血液凝固因子】
血液が凝固するときに必要な因子。12種が知られ、これらが順に働いて血液がかたまる。凝固因子。
けつえき‐ぎょうしゅうはんのう【血液凝集反応】
血液型が異なると、赤血球が集合してかたまりをつくる現象。
けつえき‐ぎんこう【血液銀行】
血液センターの旧称。
けつえき‐けんさ【血液検査】
血液を採ってその成分や、病原菌、免疫反応などを調べること。
けつえき‐さいぼう【血液細胞】
⇒血球
けつえき‐しきそ【血液色素】
⇒血色素(けっしきそ)
けつえき‐じゅんかん【血液循環】
血液が血管を通り一定の方向に巡り流れること。心臓の収縮が原動力となり、全身を循環する。大循環(体循環)と小循環(肺...
けつえき‐せいざい【血液製剤】
輸血用や治療用に、人間の血液から製する薬剤。全血・血液成分・血漿(けっしょう)分画の各製剤に分けられる。
けつえき‐センター【血液センター】
輸血用の血液を供血者・献血者より採取して検査・保存管理し、必要に応じて医師・医療機関に供給する施設。日本赤十字社が...
けつえき‐ぞう【血液像】
血液中の赤血球・白血球・血小板などの数・形・大きさ・組織学的所見などのこと。また、白血球の百分比を調べることにいう。
けつえきちゅう‐にょうそちっそ【血液中尿素窒素】
血液中の尿素に含まれる窒素。体内でエネルギーとして消費されたたんぱく質の老廃物で、肝臓でアンモニアと二酸化炭素から...
けつえき‐とうせき【血液透析】
腎臓の機能不全によって有害な老廃物が腎臓で除去できなくなった場合などに、透析療法(人工透析)を行って血液を浄化する...
けつえきとうせき‐き【血液透析器】
⇒ダイアライザー
けつえきとうせきろか‐ほう【血液透析濾過法】
体外循環によって、血液中に溜まった有害物質を除去したり、不足している物質を補充したりする治療法。血液濾過透析法。H...
けつえき‐どく【血液毒】
血液中の赤血球破壊など血液の障害を起こさせる毒。水銀・燐(りん)・鉛・ベンゼンや、マムシ・ハブの毒など。
けつえきのう‐かんもん【血液脳関門】
脳血管と脳の間の物質の移動を選択的に制限する仕組み。ブドウ糖・アミノ酸などの栄養素やニコチン・アルコールなどは通す...
けつえき‐びょう【血液病】
血球・血漿(けっしょう)・血液凝固因子・造血機能などに異常がある病気の総称。
けつえき‐りゅうどうがく【血液流動学】
⇒ヘモレオロジー
けつえき‐レオロジー【血液レオロジー】
⇒ヘモレオロジー
けつえきろかとうせき‐ほう【血液濾過透析法】
⇒血液透析濾過法
けつ‐えん【血縁】
血のつながりのある間柄。血すじ。また、血のつながっている親族。血族。けちえん。「—をたどる」→地縁 [補説]書名別...
けつ‐えん【掲焉】
⇒けちえん(掲焉)
けつ‐えん【結縁】
⇒けちえん(結縁)
けつえん【血縁】
木村荘十の小説。昭和7年(1932)刊。第11回サンデー毎日大衆文芸賞受賞。
けつえん‐かんけい【血縁関係】
親子・兄弟姉妹などの血のつながりを基礎としてつくられた社会的関係。養子などの擬制的関係を含むこともある。血族関係。
けつえん‐しゅうだん【血縁集団】
血縁関係に基づいて成立している社会集団。家族・氏族などがその代表。広義には姻族をも含めることもある。血縁団体。→地縁集団