げん‐だい【原題】
改めたり翻訳したりした題に対して、もとの題。
げん‐だい【現代】
1 現在の時代。今の世。当世。「—社会」 2 歴史上の時代区分の一。ふつう、日本史では第二次大戦後の時代、世界史で...
げんだい‐おんがく【現代音楽】
西洋の芸術音楽で、第一次大戦以降の音楽の総称。ストラビンスキーやシェーンベルクらに始まる。広義には20世紀以降の音...
げんだい‐か【現代華】
伝統的な様式を重んじる生け花に対し、個人の創造性に主眼を置く生け花。
げんだい‐かなづかい【現代仮名遣い】
現在、一般に用いられている仮名遣い。昭和21年(1946)11月16日付けの内閣告示によって急速に普及し、昭和61...
げんだい‐かへいりろん【現代貨幣理論】
自国で通貨を発行している国は、政府債務がどれだけ増大しても、返済に必要な貨幣を自由に発行できるため、財政破綻するこ...
げんだいきんけんし【現代金権史】
山路愛山による現代史論。日本における財閥の起源などについて論じる。明治41年(1908)刊行。
げんだい‐きんゆうりろん【現代金融理論】
⇒現代貨幣理論
げんだい‐げき【現代劇】
演劇・映画などで、現代に題材をとったもの。⇔時代劇。
げんだいこくごれいかいじてん【現代国語例解辞典】
小学館発行の小型国語辞典。初版刊行は昭和60年(1985)。監修は林巨樹(はやしおおき)、松井栄一。7万余語を収録...
げんだいこっかひはん【現代国家批判】
長谷川如是閑の著作。大正10年(1921)刊行。
げんだい‐ご【現代語】
1 現代、用いられている言語。 2 日本語では、明治以降現に用いられている言語。または、第二次大戦後の言語。特に、...
げんだい‐し【現代詩】
20世紀初めごろから書かれた詩。日本では特に、第二次大戦以後に書かれた詩をいう。
げんだいし【現代史】
小田実の長編小説。昭和43年(1968)刊。昭和39年(1964)の東京オリンピック時代を背景に、さまざまな社会階...
げんだい‐し【現代史】
現代の歴史。ふつう、日本史では第二次大戦後から現在まで、世界史では第一次大戦後から現在までの歴史をいう。 [補説]...
げんだいしとはなにか【現代詩とは何か】
詩人、鮎川信夫による評論。昭和24年(1949)、雑誌「人間」に発表。以後、雑誌「詩学」「荒地詩集1951」に同じ...
げんだいしんりろんそう【現代心理論叢】
《原題、(フランス)Essais de psychologie contemporaine》ブールジェによる評論。...
げんだいじん【現代人】
渋谷実監督による映画の題名。昭和27年(1952)公開。汚職に手を染めた官僚の姿を描く。出演、池部良、小林トシ子、...
げんだい‐じん【現代人】
現代に生きている人々。「その上彼には—のもたない強情と我慢がありました」〈漱石・こゝろ〉
げんだいじんのけんきゅう【現代人の研究】
亀井勝一郎による文明評論。昭和25年(1950)刊。
げんだいじんのへんれき【現代人の遍歴】
亀井勝一郎の評論「わが精神の遍歴」の、発表当初の題名。
げんだいせいじしゃかいししゅう【現代政治社会詩集】
《原題、(ドイツ)Neuere politische und soziale Gedichte》フライリヒラートの...
げんだい‐っこ【現代っ子】
現代的な考え方・感覚をもつ子供。若者を含めていうこともある。「—は牡丹餅(ぼたもち)など見向きもしない」
げんだい‐てき【現代的】
[形動]今の時代のものとしての新しさがあるさま。現代生活にふさわしいさま。現代風。当世風。モダン。「—な建築」
げんだいのろうどうくみあい【現代の労働組合】
《原題、(ドイツ)Die Arbeitergilden der Gegenwart》ドイツの経済学者ルヨ=ブレンタ...
げんだいはいくろん【現代俳句論】
水原秋桜子による俳句論。昭和11年(1936)刊行。増補改訂版は昭和16年(1941)に刊行。
げんだい‐ばん【現代版】
古典文学の主人公や昔の著名な事件などを、現代風に再現したといえるようなもの。「—光源氏」
げんだい‐びじゅつ【現代美術】
現代の美術。多く、20世紀以降、または第二次大戦以降の美術をいう。
げんだいフランスのきげん【現代フランスの起源】
《原題、(フランス)Les Origines de la France contemporaine》テーヌの評論集...
げんだい‐ぶん【現代文】
現代語で書かれた文章。広義には明治以後に書かれた文章。
げんだいぶんがくろん【現代文学論】
青野季吉による文芸評論。昭和24年(1949)刊行。第1回読売文学賞文芸評論賞受賞。
げんだいぶんげいろん【現代文芸論】
評論家・仏文学者の中島健蔵による文芸評論。昭和11年(1936)刊行。
げん‐だか【現高】
帳簿・預金通帳などで、現在ある金額や数量。現在高。
げん‐だん【玄談】
1 奥深い話。深遠な話。特に老荘の道についていう。 2 仏典を講義するに先立って、題号や撰者、大意などを説明するこ...
げん‐だん【言談】
話すこと。ものがたること。言説。談話。
げん‐だん【厳談】
[名](スル)きびしい態度でかけあうこと。「曠(ぬか)らず—せよと代理を命ぜられて」〈紅葉・金色夜叉〉
げん‐だんかい【現段階】
現在の段階。「—では成否を予測できない」