こう‐ご【口語】
1 日常の談話などに用いられる言葉遣い。話し言葉。口頭語。音声言語。⇔文語。 2 明治以降の話し言葉と、それをもと...
こう‐ご【交互】
(多く「に」を伴って副詞的に用いる)代わる代わるすること。互い違いになること。「グループごとに—に働く」「男子と女...
こう‐ご【交語】
[名](スル)言葉をかわすこと。話し合うこと。「平生—すべき朋友なきものなり」〈田口・日本開化小史〉
こう‐ご【向後/嚮後】
これからのち。今後。きょうこう。「何でもみんな言って下さい。私の—の心得にもなる事ですから」〈漱石・明暗〉
こう‐ご【行伍】
兵士が隊を組んで整列したその一列。隊伍。
こう‐ご【庚午】
干支(えと)の一。かのえうま。
こう‐ご【巷語】
世間のうわさ。巷説。
こう‐ご【香壺】
香を入れておくつぼ。「御櫛の箱、うちみだりの箱、—の箱ども」〈源・絵合〉
こうご‐いし【神籠石】
広い範囲を、切り石を築いた石垣で区画した山城の古代遺跡。北部九州地方に多い。朝鮮半島の古代山城の遺跡に似る。
こう‐ごう【口号】
[名](スル)詩歌などを口ずさむこと。また、即興の詩。「雨を冒して舵楼に上り、小詩を—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
こう‐ごう【交合】
[名](スル)性交。交接。媾合。
こう‐ごう【咬合】
上の歯と下の歯とのかみ合わせ。「不正—」
こう‐ごう【皇后】
天皇・皇帝の正妻。きさき。
こう‐ごう【苟合】
他人に気に入られようとすること。迎合。「女に対する男の覬覦(きゆ)、女の—などという葉子の敵を」〈有島・或る女〉
こう‐ごう【香合/香盒】
香を入れる小さな容器。漆器・木地・蒔絵(まきえ)・陶磁器などがある。香箱。
こう‐ごう【校合】
[名](スル)⇒きょうごう(校合)
こう‐ごう【媾合】
[名](スル)「交合」に同じ。
こう‐ごう【曠劫】
仏語。きわめて長い年月。「この一日を—多生にもすぐれたるとするなり」〈正法眼蔵・行持上〉
こうごう‐き【皇后旗】
皇后の外出のとき、掲げた旗。紅色の地に金色の菊花を表したもの。
こうごう‐ぐう【皇后宮】
1 皇后の住む宮殿。秋の宮。 2 「皇后」に同じ。「—歌合はせせさせ給ふ」〈栄花・根合〉
こうごうぐう‐しき【皇后宮職】
皇后宮に関する事務をつかさどった役所。律令制では中務(なかつかさ)省に、明治の官制では宮内省に属した。こうごうぐう...
こうごうさま【皇后さま】
小山いと子による香淳皇后の評伝。昭和30年(1955)1月号から昭和31年(1956)12月号まで「主婦の友」誌に連載。
こうごう‐し・い【神神しい】
[形][文]かうがう・し[シク]《「かみがみし」の音変化》気高くておごそかである。神聖で尊い。「富士の—・い姿」 ...
こう‐ごうせい【光合成】
光のエネルギーを使って行う炭酸同化。明反応と暗反応の過程からなり、緑色植物では、ふつう水と二酸化炭素から炭水化物を...
こうごうせい‐さいきん【光合成細菌】
光合成を行う細菌。紅色硫黄細菌・緑色硫黄細菌などがあり、二酸化炭素と硫化水素などを利用するので酸素は発生しない。
こうごうせい‐ゆうこうほうしゃ【光合成有効放射】
緑色植物の光合成に利用される波長400〜700ナノメートルの光。地上に届く太陽光のうち、約45パーセントを占める。...
こうご‐か【口語歌】
口語による短歌。伝統的な和歌の制約から離れ、言文一致運動の試みとして明治中期から始まり、石川啄木らによって実践された。
こ‐うごき【小動き】
株式・債権・為替などの相場で、値段の上下の幅が小さいこと。また、一部の銘柄の値段だけが変動し、全体的には安定してい...
こうご‐けい【口語形】
口語文の中で用いられる語形。主として活用語にいう。例えば、動詞の「ある」「する」、形容詞の「速い」「美しい」、形容...
こうご‐けいさん【交互計算】
平常取引をする場合に、債権・債務の発生ごとに決済せず、一定期間内の取引から生じる債権・債務の総額について相殺をし、...
こうご‐さよう【交互作用】
⇒相互作用1
こうごさよう‐せつ【交互作用説】
⇒相制説(そうせいせつ)
こうご‐し【口語詩】
口語体の詩。山田美妙等の試作に始まり、明治末期の川路柳虹(かわじりゅうこう)らの口語自由詩を経て、大正期に確立。
こうご‐じゆうし【口語自由詩】
口語で作られる、詩形の自由な詩。明治40年(1907)川路柳虹(かわじりゅうこう)の「塵溜(はきだめ)」が最初の実...
こうご‐じんもん【交互尋問】
証人尋問において、その取り調べを請求した当事者が尋問(主尋問)し、次に相手方の当事者が尋問(反対尋問)するというよ...
こうご‐せっしゅ【交互接種】
複数回に分けて行う必要のある予防接種で、回ごとに異なる種類や製造元のワクチンを使用すること。交差接種。
こうご‐たい【口語体】
1 ある時代の、話し言葉の形式。話し言葉体。 2 現代の、話し言葉に基づく文章の形式。口語文の文体。常体(「だ体」...
こうご‐ねんじゃく【庚午年籍】
天智天皇9年(670)庚午(かのえうま)の年に作られた、全国的規模のものとしては最古の戸籍。戸籍は30年保存を原則...
こうご‐のうみんせんそう【甲午農民戦争】
1894年、朝鮮李朝末に起こった東学の信徒を中心とした農民の反乱。鎮圧のため李朝政府は清国に派兵を要請、日本も出兵...
こうご‐ぶん【口語文】
1 ある時代の話し言葉をもとにして書かれた文。 2 現代の話し言葉をもとにして書かれた文。特に明治中期の言文一致運...
こうご‐ぶんぽう【口語文法】
現代の話し言葉、およびそれによる書き言葉で表現する場合の、言葉遣いの決まり。学校教育の場では、現代共通語をもとにし...
こうご‐ほう【口語法】
⇒口語文法
こうご‐やく【口語訳】
[名](スル)文語文や漢文の文体を口語体に直すこと。また、その文。口訳。「平家物語の—」
こうごん‐じ【広厳寺】
神戸市中央区にある臨済宗南禅寺派の寺。山号は医王山。後醍醐天皇の勅願によって創建と伝え、開山は明極楚俊(みんきそし...
こうごん‐てんのう【光厳天皇】
[1313〜1364]北朝第1代天皇。在位1331〜1333。後伏見天皇の第1皇子。名は量仁(かずひと)。鎌倉幕府...