こし‐かき【輿舁き】
輿を担ぐこと。また、その人。輿丁(よてい)。
こし‐かけ【腰掛(け)】
1 腰を掛ける台。いす。 2 本来の希望を達するまでの間、一時ある職や地位に身を置くこと。「郷里に帰るまでの—に勤...
こしかけ‐あり【腰掛け蟻】
木材の継ぎ手の一種。材の上半分を蟻継ぎにし、下半分を相欠(あいがき)にしたもの。
こしかけ‐いし【腰掛(け)石】
1 腰を掛けるのに適した石。また、腰を掛けるために置いてある石。 2 著名な人が腰を掛けて休んだといういわれのある石。
こしかけ‐ぎん【腰掛(け)銀】
将棋で、序盤の陣形の一。5筋の歩(ふ)を進めず、その上に銀将が出る形。
こしかけ‐しごと【腰掛(け)仕事】
一時の間に合わせに従事する、職業や仕事。
こしかけ‐ぢゃや【腰掛(け)茶屋】
「掛け茶屋」に同じ。
こしかけ‐まつ【腰掛(け)松】
1 腰掛けとするのに都合のよい枝ぶりの松。 2 有名な人が腰掛けたという伝説の松。「金が崎には義貞の—」〈浄・反魂香〉
こし‐か・ける【腰掛ける】
[動カ下一][文]こしか・く[カ下二]椅子(いす)・台などの上に腰を下ろす。腰をかける。「ベンチに—・ける」
こ‐し‐かた【来し方】
[連語]《「こ」は動詞「く(来)」の未然形、「し」は過去の助動詞「き」の連体形》 1 過ぎ去った時。過去。きしかた...
こしかた‐ゆくすえ【来し方行く末】
[連語] 1 過去と未来。「眠られぬ儘に—を思い回(めぐ)らせば回らすほど」〈二葉亭・浮雲〉 2 通り過ぎてきた方...
こし‐からど【腰唐戸】
上部をガラス障子にし、下部を唐戸のようにつくってある戸。→唐戸
こし‐から・む【腰絡む】
[動マ四]衣服を腰の辺りにからめる。「表衣(うへのころも)を皆—・みて」〈今昔・二八・四〉
こしかわ‐じる【越川汁】
鰍(かじか)・竹の子・白瓜(しろうり)などを実とした味噌汁。夏に賞味される。
こしかわ‐なます【越川膾】
鰍(かじか)を輪切りにして焼き、頭の部分を刻んで上に盛ってなますにしたもの。