ごもく【芥】
ごみ。あくた。「人の住家に塵(ちり)、—の溜る程、世にうるさき物なし」〈浮・一代女・三〉
ご‐もく【五木】
⇒ごぼく(五木)
ご‐もく【五目】
1 五つの品。5種。 2 種々のものが入りまじっていること。「—焼きそば」 3 「五目鮨(ごもくずし)」「五目飯」...
ごもく‐ごはん【五目御飯】
⇒五目飯
ごもく‐じょうるり【五目浄瑠璃】
義太夫節で、種々の曲の一節を寄せ集めて1曲にしたもの。
ごもく‐ずし【五目鮨】
何種かの魚介や野菜を味付けし、鮨飯にまぜたもの。ちらしずし。ばらずし。まぜずし。《季 夏》
ごもく‐そば【五目蕎麦】
肉・野菜・キノコ・卵など、数種の具をのせたかけそば。また、種々の具をのせた中華そば。
ごもく‐づけ【五目漬(け)】
ナス・キュウリ・シソ・ショウガ・ミョウガの5品を刻んで塩漬けにした漬け物。
ごもく‐ならべ【五目並べ】
碁盤の上に、黒白の双方が交互に碁石を置いて、縦・横・斜めのいずれかに先に五つ並べたほうを勝ちとする遊戯。連珠(れん...
ごもく‐まめ【五目豆】
大豆に、ニンジン・ゴボウ・レンコン・こんにゃくなどを加えて煮た料理。
ごもく‐めし【五目飯】
野菜・魚・肉などを細かく切ったものをまぜて炊き込んだ飯。加薬飯(かやくめし)。
ご‐もじ【五文字】
1 五つの文字。特に連歌や俳諧で、発句または平句(ひらく)中の5音。いつもじ。 2 雑俳の一。前句付けが縮小された...
ごも‐じゅ【聖瑞花】
レンプクソウ科の常緑低木。沖縄・台湾に自生。葉は楕円形でつやがある。3〜5月、枝の頂に白い花が集まって咲く。こうるめ。
ご‐もち【御物】
⇒ごもつ(御物)
ご‐もっとも【御尤も】
[形動]相手が「もっとも」と思うのを敬っていう語。相手の言い分が道理であると肯定するさま。「—な質問です」「お説—」
ご‐もつ【御物】
《「ごぶつ」「ごもち」とも》 1 人を敬って、その所有する物をいう語。特に、皇室や貴人の所蔵品を敬っていう。ぎょぶ...
ごもつ‐あがり【御物上がり】
小姓から取り立てられた者。小姓上がり。小姓立ち。「福蔵院の—、今若僧(にゃくそう)のほまれをとる」〈浮・御前義経記・一〉
ごもつ‐ごしらえ【御物拵へ】
貴人の持ち物としてふさわしいりっぱな作り。「—の脇差」〈浮・織留・三〉
ごもつ‐ぶぎょう【御物奉行】
⇒おものぶぎょう(御物奉行)
ごもつ‐まきえ【御物蒔絵】
貴人の所蔵する蒔絵。特に、足利義政所蔵品(東山御物)風の蒔絵。
ごももぞの‐てんのう【後桃園天皇】
[1758〜1779]第118代天皇。在位、1771〜1779。桃園天皇の第1皇子。名は英仁(ひでひと)。日記8冊...
ゴモラ
古代パレスチナの都市。繁栄をきわめたが、住民の罪悪によりソドムとともに神の下した天からの火によって滅ぼされたという...
ご‐もん【五門】
⇒五摂家(ごせっけ)
ご‐もん【御紋】
貴人を敬って、その紋章をいう語。
ごもん‐か【御紋菓】
菊花紋や神社仏閣などの紋、各家の紋所をかたどった落雁2。紋菓。
ごもん‐しゅう【御紋衆】
武家で、主君と同じ紋の使用を許されている家。
ご‐もんぜき【五門跡】
⇒五門徒
ご‐もんぜき【御門跡】
1 門跡を敬っていう語。 2 浄土真宗本願寺の門主の敬称。
ご‐もんと【五門徒】
浄土真宗の東西両本願寺・仏光寺・専修寺・興正寺の五大寺のこと。五門跡。
ごもん‐はいりょう【御紋拝領】
主君の紋を賜り、家の紋とすること。
ごもん‐ばん【御門番】
江戸時代、江戸城の各門を警固する者。大手門は10万石以上の譜代大名の役とされた。御門役。
ごもんめ‐ぎん【五匁銀】
江戸幕府が、明和2〜安永元年(1765〜72)の間に発行した長方形の銀貨。「銀五匁」の極印がある。明和五匁銀。