さこ【谷/迫】
山の尾根と尾根の間。小さい谷。
さ‐こ【左顧】
[名](スル) 1 左の方へ振り向くこと。「品川の海色を—し神奈川の山光を右瞻(うせん)す」〈服部誠一・東京新繁昌...
さ‐こう【作興】
⇒さっこう(作興)
さ‐こう【砂鉱】
砂金・砂鉄・砂錫(さすず)など、土砂の中に含まれる砂状の鉱石。また、それを産出する砂鉱床。
さ‐こう【鎖肛】
先天性異常の一。肛門が閉鎖している状態。
さ‐こう【鎖港】
[名](スル)港を封鎖すること。特に、外国船の入港・交易を禁じること。⇔開港。
さこう‐しょう【砂鉱床】
岩石が風化・浸食されて運搬される過程で、有用鉱物が集中し、砂礫(されき)にまじって堆積(たいせき)した鉱床。漂砂鉱床。
サ‐こう‐じゅう【サ高住】
「サービス付き高齢者向け住宅」の略。
さこ‐うべん【左顧右眄】
[名](スル)「右顧左眄(うこさべん)」に同じ。「決心がつきかねて—する」
さこう‐ほう【砂耕法】
清浄な砂と培養液を使って植物を栽培する方法。植物の栄養生理研究、清浄野菜の栽培などに用いる。砂栽培。
さ‐こく【鎖国】
[名](スル)国が、外国との通商・交通を禁止または極端に制限すること。特に、江戸幕府による対外封鎖政策をいう。寛永...
さ‐こく‐し‐かん【左国史漢】
「春秋左氏伝」「国語」「史記」「漢書」の四書をいう語。中国の代表的な歴史書とされ、文章家の必読書とされた。
さこく‐れい【鎖国令】
江戸幕府が発した、外国との通交・貿易を禁止する一連の法令。寛永10年(1633)から同16年までの間に数回出された...
さ‐こそ【然こそ】
[副] 1 (あとに推量を表す語を伴って)そのことが十分に推察できるさま。さぞや。さぞかし。「遺族の気持ちは—と察...
然(さ)こそ言(い)え
そうはいうものの。とはいえ。「この女をほかへ追ひやらむとす。—、まだ追ひやらず」〈伊勢・四〇〉
サコッシュ
つりひものついた、革または布製の小型のかばん。サコッシュバッグ。
さ‐こつ【鎖骨】
肩の前方にあり、胸骨と肩甲骨を連絡する左右一対の長骨。頸部(けいぶ)と胸部の境に水平に横たわり、上方から見るとS字...
さこつか‐じょうみゃく【鎖骨下静脈】
上肢・肩からの血液を集める静脈。左右両側にあり、胸鎖関節の後方で内頸静脈と合流して腕頭静脈をつくる。
さこつか‐どうみゃく【鎖骨下動脈】
胸郭の上部を横方向に走行する動脈。左鎖骨下動脈は大動脈弓から、右鎖骨下動脈は大動脈弓から出る腕頭動脈から分かれ、椎...
さ‐こん【左近】
1 「左近衛府(さこんえふ)」の略。⇔右近。 2 「左近の桜」の略。
さ‐こんえ【左近衛】
「左近衛府」の略。
さこんえ‐の‐しょうげん【左近衛将監】
左近衛府の第三等官。従六位上相当。さこんのじょう。
さこんえ‐の‐しょうしょう【左近衛少将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の次官。正五位下相当。左近少将(さこんのしょうしょう)。左少将(さしょうしょう)。
さこんえ‐の‐しょうそう【左近衛将曹】
左近衛府の第四等官。従七位下相当。
さこんえ‐の‐だいしょう【左近衛大将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の長官。従三位相当。左近大将(さこんのだいしょう)。左大将(さだいしょう)。
さこんえ‐の‐ちゅうじょう【左近衛中将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の次官。従四位下相当。左近中将(さこんのちゅうじょう)。左中将(さちゅうじょう)。
さこんえ‐ふ【左近衛府】
令外(りょうげ)の官。大同2年(807)近衛府(このえふ)を改称したもの。右近衛府とともに宮中の警固、行幸の警備に...
さこん‐の‐くろうど【左近蔵人】
左近衛府の官人で、蔵人を兼任した者。
さこん‐の‐さくら【左近の桜】
紫宸殿(ししんでん)南階段下の東方に植えられた桜。朝儀の際、左近衛府の武官がこの南側に詰めたことからいう。南殿(な...
さこん‐の‐じょう【左近尉】
⇒左近衛将監(さこんえのしょうげん)
さこん‐の‐じん【左近の陣】
日華門内にあり、紫宸殿(ししんでん)の東向かいに位置する陣座。儀式の際、左近衛府の武官が詰めて警衛した。左近衛の陣...
さこん‐の‐たいふ【左近大夫】
左近衛将監で、五位に叙せられた者。
さこん‐の‐つかさ【左近司】
⇒左近衛府(さこんえふ)
さこん‐の‐ばば【左近の馬場】
左近衛府に属した馬場。平安京一条西洞院にあって、競(くら)べ馬の行事が行われた。→右近の馬場