さし‐なお・す【差し直す】
[動サ四] 1 あるべきようにきちんと直す。「しどけなくうち乱れ給へるさまながら、紐(ひも)ばかりを—・し給ふ」〈...
さ‐しながら【然しながら】
[副]《副詞「さ」+サ変動詞「す」の連用形+副助詞「ながら」から》 1 そっくりそのまま。「—人の心をみくまのの浦...
さし‐なべ【銚子】
注ぎ口のある鍋。さすなべ。「—に湯沸かせ子ども櫟津(いちひつ)の檜橋(ひばし)より来む狐に浴むさむ」〈万・三八二四〉
さし‐なら・ぶ【差し並ぶ】
[動バ四]並ぶ。並んでいる。「—・ぶ隣の君はあらかじめ己妻(おのづま)離(か)れて」〈万・一七三八〉 [動バ下二]...
さし‐なわ【差(し)縄/指(し)縄】
1 馬の轡(くつわ)につけて引く縄。差し綱。小口縄。 2 罪人を縛る縄。捕り縄。
さし‐なわ【緡縄】
銭の穴に差し通す細い縄。ぜにさし。さし。