さり【舎利】
⇒しゃり(舎利)
さ・り【然り】
[動ラ変]《副詞「さ」に動詞「あり」の付いた「さあり」の音変化》そうである。そのとおりである。そのようである。「お...
さ◦り
[連語]《副助詞「し」に動詞「あり」の付いた「しあり」の音変化》まさに…がある。まさに…である。「大君の命(みこと...
避(さ)り敢(あ)え◦ず
さけることができない。「梓弓はるの山辺を越え来れば道も—◦ず花ぞ散りける」〈古今・春下〉
サリエリ
[1750〜1825]イタリアの作曲家。ウィーンで宮廷楽長を務め、多数のオペラを作曲。モーツァルト毒殺の風説が立っ...
さり‐がた・い【去り難い/避り難い】
[形][文]さりがた・し[ク] 1 離れられない。捨てきれない。「—・い思いにかられる」 2 避けられない。のがれ...
サリガン‐とう【サリガン島】
《Sarigan》太平洋西部、マリアナ諸島の島。サイパン島の北約150キロメートルに位置し、北マリアナ連邦に属する...
さり‐きらい【去り嫌い】
1 連歌・俳諧のきまりの一。変化を求めるために、同季・同字・類似語・縁語などを続けたり、近くに詠みこんだりしないこ...
さり‐ぎわ【去り際】
去ろうとしている、ちょうどその時。「—に振り向く」
さり‐げ【然りげ】
[名・形動ナリ]《「さありげ」の音変化》そのようなようす。そのようなけはい。また、そのようであるさま。「おぼす事や...
さりげ‐な・い【然りげ無い】
[形][文]さりげな・し[ク]何事もないように振る舞うさま。それらしいようすを感じさせない。なにげない。「—・い心...
さりげ‐に【然りげに】
[副]《「さりげない」の「ない」を取り、形容動詞活用語尾「に」を付けて副詞化した語》俗に、何事もないように振る舞う...
さり‐じょう【去り状/避り状】
1 夫から妻に渡す離縁状。三行半(みくだりはん)。さりぶみ。 2 中世、土地・財産に対する権利を放棄し、他に譲り渡...
サリダ
《出発・出口・就職口の意》女性が転職すること。女性向けの就職情報誌の誌名から。
サリチル‐さん【サリチル酸】
《salicylic acid》カルボン酸の一。無色針状の結晶。染料、医薬品の製造原料、酒類などの防腐剤とする。化...
サリチルさん‐ソーダ【サリチル酸ソーダ】
サリチル酸ナトリウムの俗称。
サリチルさん‐ナトリウム【サリチル酸ナトリウム】
サリチル酸のナトリウム塩。水に溶けやすい無色の結晶。解熱・鎮痛剤、保存剤などに利用。
サリチルさん‐メチル【サリチル酸メチル】
サリチル酸とメチルアルコールを硫酸触媒のもとで加熱して作る化合物。芳香性の無色の液体。菓子・チューインガムの調合剤...
さり‐とて【然りとて】
[接]そうだからといって。そうかといって。「悪くはない。—感心するほどの出来映えでもない」
さりとて‐は【然りとては】
[連語] 1 そうであっても。そうはいっても。「人しげく侍らむを、と聞こゆ。—いとおぼつかなくてやあらむ」〈源・蜻...
さりとて‐も【然りとても】
[連語]そうであっても。それにしても。「おのづからうときさまになりゆくを、—絶えず同じ心の変り給はぬなりけり」〈源...
さり‐とは【然りとは】
[接] 1 そうとは。そういうこととは。「—いっこうに気づかず失礼した」 2 (感動詞的に用いて)なんとまあ。さて...
さり‐とも【然りとも】
[接] 1 そうであっても。それでも。「この女(め)の童は…もてわづらひ侍り。—、まかりて仰せ事給はむ」〈竹取〉 ...
さりどころ‐な・し【避り所無し】
[形ク]《逃れる場所がない意から》逃れようがない。弁解の余地がない。「罪—・く、うしろめたけれ」〈夜の寝覚・二〉
サリドマイド
鎮静・催眠薬の一種。1957年に西ドイツで開発。妊娠初期に服用するとあざらし肢症奇形児の出産が多くなることが明らか...
さり‐ながら【然り乍ら】
[接]そうではあるが。しかしながら。「そうもしたい。—現実を無視するわけにもいかない」
サリナ‐クルス
メキシコ南部、オアハカ州の都市。太平洋岸のテワンテペック湾に面する港湾都市で、カリブ海側のコアツアコアルコスとテワ...
サリーナス
米国カリフォルニア中部の都市。サンノゼの南約75キロメートルに位置する。スタインベックの生地で、彼の生涯と業績を紹...
サリナ‐トゥルダ
⇒トゥルダ岩塩坑
さり‐ぬ◦べし【然りぬべし】
[連語]《動詞「さり」(ラ変)の連用形+連語「ぬべし」》 1 そうであるはずだ。適当である。「—◦べき物やあると、...
サリノメーター
海水の電気伝導度によって、塩分濃度を測定する塩分計。
サリ‐バロール
パキスタン北西部、カイバルパクトゥンクワ州にある遺跡。ペシャワールの北西約70キロメートル、仏教遺跡タフティバヒー...
サリバン
[1842〜1900]英国の作曲家。台本作家ギルバートと組んで多くのコミックオペラを作曲。代表作に「ミカド」など。
さり‐ぶみ【去り文/避り文】
「去り状」に同じ。
さ‐りゃく【作略/差略】
1 適当にとりはからうこと。「のこりを弥次郎、北八と、おのれが—して、きはめておきしゆゑ」〈滑・膝栗毛・五〉 2 ...
さ‐りゃく【詐略】
他人をおとしいれる計略。
サリャルカ
カザフスタン北部、カザフ高地の一部の地域名。コスタナイ州とアクモラ州にまたがり、ナウルムズム、およびコルガルズィン...
さり‐や【然りや】
[感]まったくそのとおりだ。ほんに。「—、聞こし召し集めよ。日本国には唯一無二におはします」〈大鏡・道長上〉
さ‐りょう【茶寮】
1 茶室。ちゃりょう。 2 喫茶店。また、料理店。ちゃりょう。
サリン
毒ガスの一種。無色・無臭の液体で、成分はイソプロポキシメチルホスホリルフルオリド。即効的に神経機能を破壊する。第二...
サリンジャー
[1919〜2010]米国ニューヨーク生まれの小説家。大都会に生きる少年の不安を新鮮な感覚で描いた「ライ麦畑でつか...
サリー
インドやパキスタンのヒンズー教の女性が着用する衣装。チョリという、ぴったりしたブラウスの上から、幅1メートル前後、...
サリーナス‐グランデス
アルゼンチン中北部、コルドバ州・カタマルカ州・ラリオハ州の境界に広がる塩湖(塩原)。コルドバ山脈の北麓、標高170...
サリーナ‐とう【サリーナ島】
《Salina》イタリア南部、シチリア島の北、ティレニア海に浮かぶエオリア諸島の島。主島リパリ島に次いで大きく、主...
サリームガル‐じょう【サリームガル城】
《Salimgarh Fort》インド北部の都市デリーにある城塞。市街中心部、ジャムナ川沿いに位置し、ムガル帝国時...