さる【申】
1 十二支の9番目。 2 方角の名。西から南へ30度の方角。西南西。 3 時刻の名。今の午後4時ごろ、およびその後...
さる【猿】
1 霊長目のうち、ヒト科を除いた哺乳類の総称。原始的な原猿、中南米の広鼻猿、アジア・アフリカの狭鼻猿、類人猿の四つ...
サル
《surface air lifted mail》エコノミー航空便。外国宛ての郵便物を日本国内と到着国内では船便と...
さ・る【去る】
[動ラ五(四)] 1 《本来は移動する意で、古くは、遠ざかる意にも近づく意にもいう》 ㋐ある場所から離れる。そこを...
さ・る【避る】
[動ラ四] 1 避ける。よける。「和歌の髄脳、いと所せう、病—・るべき所多かりしかば」〈源・玉鬘〉 2 断る。辞退...
さ・る【曝る】
[動ラ四]「曝(さ)れる」に同じ。「一つの髑髏有り。久しきを歴(へ)て日に—・りたるも」〈霊異記・下〉 [動ラ下二...
さる【去る】
[連体]《動詞「さ(去)る」の連体形から》過ぎ去った。「—四月八日」⇔来(きた)る。
さる【然る】
[連体]《動詞「さ(然)り」の連体形から》 1 名称や内容を具体的に示さずに、人・場所・物事などを漠然とさしていう...
さる
[助動][さら|さり(さっ)|さる|さる|され|され]四段・ナ変・ラ変以外の動詞の連用形に付く。相手を卑しめる意を...
さる‐あいだ【然る間】
[接]さて。そこで。「—立願の子細ありて」〈伽・のせ猿〉 [連語]そうするうちに。そのうち。「—に、思ひはいやまさ...
サルウィン‐がわ【サルウィン川】
《Salween》ミャンマー東部を流れる川。チベット高原に発し、南流してマルタバン湾に注ぐ。全長2400キロ。
サル‐エイン
イラン北西部、アルダビール州の観光都市。州都アルダビールの西約30キロメートル、サバラーン山の中腹に位置する。温泉...
サルエル‐パンツ
股下が分かれておらずゆったりして、裾(すそ)が輪になって足を出す部分だけがあいているパンツ。スカートとパンツの中間...
さる‐お【猿尾】
三味線の棹(さお)が胴と接する部分の背面部の称。形が猿の尾に似るところからいう。
サルおうじのぼうけん【サル王子の冒険】
《The Three Mulla-Mulgars/The Three Royal Monkeys》英国の作家、ウォ...
さる‐おがせ【猿麻桛】
サルオガセ科の地衣類の総称。樹皮上に着生。白緑色の糸状で、枝分かれを繰り返して垂れ下がり、約1メートルになる。日本...
さるか【秦吉了】
九官鳥の別名。
さる‐かい【猿飼い】
「猿回し」に同じ。
サルカ‐じけん【サルカ事件】
野村證券がオランダに設立した特別目的会社サルカ(Saluka Investments)がチェコ政府を提訴した国際投...
さる‐かた【然る方】
[連語] 1 それ相応な人。身分ある、ある人。「—の仰せられるには」 2 そういう方面。しかるべき所。それ相応。「...
サルカニエミ
フィンランド南西部の都市タンペレにあるテーマパーク。市街北西部に位置し、ネシ湖に面する。水族館、動物園、遊園地など...
さるかに‐かっせん【猿蟹合戦】
日本の昔話。柿をめぐって猿に欺かれて殺されたカニの子が、臼(うす)・杵(きね)・ハチ・クリなどの助力を得て親の恨み...
さる‐から【然るから】
[接]そうだから。それゆえに。「—兄長(このかみ)何故(なにゆゑ)この国に足をとどむべき」〈読・雨月・菊花の約〉
さる‐かん【猿環】
釣り糸などのよりもどしに使う、自由に回転する金物の環(わ)。よりもどし。
サルカンタイ‐さん【サルカンタイ山】
《Salcantay》南アメリカ、ペルー南部、アンデス山脈に属するビルカバンバ山脈の最高峰。標高6271メートルで...
さるがいし‐がわ【猿ヶ石川】
岩手県中部を流れる川。遠野市北部の薬師岳(標高1645メートル)に源を発し、遠野盆地を流れ花巻市で北上川に合流する...
さる‐が・う【猿楽ふ】
[動ハ四]《「さるごう(猿楽)」の動詞化》こっけいなことをする。ふざける。「—・ひ興じけるも」〈鶉衣・嘯花誄〉
さる‐がえり【猿返り】
1 雑芸の一。からだをとび上がらせて、前後左右に空中転回する芸。 2 歌舞伎で、立ち回りの型の一。あおむけになって...
さる‐がき【猿柿】
シナノガキの別名。《季 秋》
さるがきょう‐おんせん【猿ヶ京温泉】
群馬県北部、利根郡みなかみ町にある温泉。三国温泉郷の中心。泉質は硫酸塩泉。
さる‐がく【猿楽/申楽/散楽】
1 平安時代の芸能で、一種のこっけいな物まねや言葉芸。唐から伝来した散楽(さんがく)に日本古来のこっけいな技が加味...
さるがく‐ざ【猿楽座】
特定の社寺の神事や法会に猿楽を奉仕し、興行の独占権を与えられた猿楽師の専業団体。中世初期に発生、大和・丹波・近江(...
さるがく‐し【猿楽師】
猿楽を職業とする人。
さるがくだんぎ【申楽談儀】
能楽書。正しくは「世子(ぜし)六十以後申楽談儀」。世阿弥晩年の芸談を次男の元能(もとよし)が筆録したもの。永享2年...
さるがく‐よざ【猿楽四座】
中世から近世にかけて、大和猿楽の四座のこと。結崎(ゆうざき)・外山(とび)・坂戸(さかど)・円満井(えんまんい)の...
さる‐がしら【猿頭】
上端が山形に切られ、断面が五角形の材。板庇(いたびさし)などの葺(ふ)き板の押さえ木、門柱の控え柱が付く位置に通す...
サルガッソー‐かい【サルガッソー海】
⇒藻海
さる‐がみ【猿神】
猿を神または眷属(けんぞく)神として祭るもの。猿は山の神や日吉(ひえ)神社の使者とされた。
さる‐がわ【沙流川】
北海道中南部を流れ、太平洋に注ぐ川。日高山脈に源を発する。上流にはエゾマツやトドマツの原生林がある。長さ104キロ。
さるくい‐わし【猿喰鷲】
タカ科の鳥。頭に冠羽があり、体上面は灰褐色で腹部は白い。カニクイザルなど大形の動物を常食とする。フィリピンの特産で...
さる‐ぐつわ【猿轡】
声を立てさせないように、口にかませ、首の後ろで結んでおくもの。布などを用いる。「—をかませる」
さる‐ぐま【猿隈】
歌舞伎の隈取りの一。猿の顔のように紅で額に横筋を3本入れ、目のまわりを彩るもの。「曽我の対面」の朝比奈などに使う。
さる‐こ【猿子】
《猿回しの猿が着るものに似ているところから》江戸で、綿の入った袖無し羽織。主に子供が着るが、女性の胴着にも用いる。...
サルコイドーシス
肺・目・皮膚などに類上皮細胞という異常な細胞からなる肉のかたまりのようなものができる病気。原因は不明。指定難病の一つ。
サルコー‐ジャンプ
フィギュアスケートのジャンプの一。後ろ向きに滑りながら片方の足を振り上げ、踏み切って空中で回転する。スウェーデンの...
サルコジ
[1955〜 ]フランスの保守政治家。第23代大統領。ハンガリー系移民の家に生まれ、地方議員のかたわら弁護士となる...
さる‐こと【然る事】
[連語] 1 そのようなこと。そういうこと。そんなこと。「—はさておき」 2 いうまでもないこと。もちろんのこと。...
サルコペニア
筋肉量が低下し、筋力または身体能力が低下した状態。加齢によるもの(原発性サルコペニア)と、不活動・疾患・低栄養など...
サルコペニア‐ひまん【サルコペニア肥満】
サルコペニア(筋肉減弱症)に伴って起こる肥満。一般的な肥満よりも糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症する危険性が高...
サルコメア
《sarcomere》⇒筋節(きんせつ)2