さん‐ち【三知】
《「論語」季氏から》道を知るのに三つの段階があること。生まれながらにして知る生知、学んでのち知る学知、苦しんでのち...
さん‐ち【三智】
仏語。3種類の智慧(ちえ)。智度論では、声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)の智である一切智、菩薩(ぼさつ)の智で...
さん‐ち【三遅】
1 昔、酒宴に遅れた者に科した罰杯。三段階に分かれ、杯が5回まわった後なら3杯、7回なら5杯、10回以上なら7杯の...
さん‐ち【山地】
1 山の多い地。周囲一帯が山である地域。 2 山が集まり連なり、大きな起伏をなしている地域。丘陵・台地に比べて規模...
さん‐ち【参知】
[名](スル)あることに参加して知ること。また、関係をもつこと。「政事に—する」
さん‐ち【産地】
1 ある物品を産出する土地。生産地。「織物の—」「—直送」 2 俗に、人の出生地。
サンチ
《(フランス)centimètreの略》センチメートル。主に大砲の口径寸法に用いる。 [補説]「糎」「珊」とも書く。
サンチアゴ
⇒サンティアゴ
さんち‐たい【山地帯】
植物の垂直分布帯の一。低地帯と亜高山帯との間に位置し、ナラ・クリ・ケヤキ・ミズナラ・カエデなどの落葉広葉樹林が優占...
サンチマン
感情。感傷。
さん‐ちゃ【山茶】
1 山野に自生する茶の木。 2 ツバキの漢名。
さん‐ちゃ【散茶】
1 茶の葉をひいて粉にしたもの。ひき茶。抹茶。 2 煎じたての香りのいい茶。煮端(にばな)。出ばな。 3 「散茶造...
さん‐ちゃく【参着】
[名](スル) 1 到着すること。「略同数の二番手は後にここへ—して」〈鴎外・大塩平八郎〉 2 「参着払い」の略。
さんちゃく‐ばらい【参着払い】
⇒一覧払い
サンチャゴ‐とりで【サンチャゴ砦】
《Porta de Santiago》マレーシア、マレー半島南西岸の都市マラッカの市街中心部にある砦。16世紀初め...
サンチャゴ‐ようさい【サンチャゴ要塞】
《Fort Santiago》フィリピンの首都マニラ中心部にある要塞。スペイン統治時代の16世紀末に建造。イントラ...
サンティアゴ‐デ‐キューバ
キューバ南東部、サンティアゴ‐デ‐キューバ州の都市。同州の州都。カリブ海のマエストラ湾に面し、背後にマエストラ山脈...
サンティアゴ‐とう【サンティアゴ島】
《Ilha de Santiago》アフリカ西岸のベルデ岬西方沖にある、カーボベルデ最大の島。首都プライアや最古の...
さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】
江戸時代、江戸吉原の遊女の階級の一。太夫・格子女郎の次で、埋め茶女郎の上位。安永(1772〜1781)ごろ、太夫・...
さんちゃ‐づくり【散茶造(り)】
元禄(1688〜1704)ごろから見られる、江戸の遊郭新吉原の店の構え方。局店(つぼねみせ)を広く構え、大格子をつ...
さんちゃん‐のうぎょう【三ちゃん農業】
《「三ちゃん」は、じいちゃん・ばあちゃん・かあちゃん》主な働き手である男性が出かせぎや勤めに出て、他の家族により行...
サンチュ
《(朝鮮語)》チシャの栽培品種。葉は長楕円形で結球しない。朝鮮料理で焼肉などを包んで食べることから、包み菜ともいう。
さん‐ちゅう【山中】
山の中。山間。やまあい。
さんちゅうじんじょうぜつ【山中人饒舌】
江戸後期の画論書。田能村竹田著。上下2巻。文化10年(1813)に書き上げられ、天保6年(1835)刊行された。東...
山中(さんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは易(やす)く心中(しんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは難(かた)し
《王陽明「与楊仕徳薛尚誠書」から》山中に立てこもっている賊を討伐するのはやさしいが、心の中の邪念に打ち勝つことはむ...
さんちゅうほうろう【山中放浪】
今日出海(こんひでみ)による従軍記。昭和24年(1949)刊行。第二次大戦中、報道班員としてフィリピン戦線へ赴いた...
山中(さんちゅう)暦日(れきじつ)なし
《「唐詩選」所収の太上隠者「答人」から》山の中に閑居していると、のんびりして年月の過ぎるのも忘れる。
さん‐ちょう【三鳥】
1 古今伝授の3種の鳥。呼子鳥(よぶこどり)・稲負鳥(いなおおせどり)・百千鳥(ももちどり)または都鳥。→三木(さ...
さん‐ちょう【三朝】
1 3代にわたる朝廷。 2 《年の朝、月の朝、日の朝を兼ねる意から》元日の朝。元旦。《季 新年》 3 ある月の3日目。
さん‐ちょう【山頂】
山の頂上。山巓(さんてん)。
さん‐ちょう【参朝】
[名](スル)朝廷に出仕すること。参内(さんだい)。「江戸でなくて京都の方へ—するようになって来たからね」〈藤村・...
さん‐ちょう【散超】
《「散布超過」の略》財政資金対民間収支で、政府支出が収入を上回る場合のこと。払い超。⇔揚げ超。
さん‐ちょうさい【三長斎】
「三長斎月」の略。
さんちょうさい‐がつ【三長斎月】
仏語。在家の信者が八斎戒を守り精進する、1月・5月・9月の三つの月。この月には諸天や鬼神が四方を巡行し、一切の善悪...
さんちょう‐せい【三長制】
中国、北魏の地方行政制度。戸籍の整理と租税徴収の円滑化を目的とし、五家を一隣、五隣を一里、五里を一党としてそれぞれ...
さんちょう‐は【三鳥派】
日蓮宗富士派の一分派。寛文年間(1661〜1673)に三鳥院日秀が唱えたが、邪宗として禁圧された。
さん‐ちょく【産直】
《「産地直結」「産地直送」「産地直売」の略》生鮮食料品や特産品などを卸売市場など通常の流通経路を通さずに生産者から...
さん‐ちょく【三直】
野球で、三塁手が捕球したライナー。サードライナー。
サンチョ‐パンサ
セルバンテスの小説「ドン=キホーテ」の登場人物。主人公ドン=キホーテの従者で、現実主義者として描かれる。
サンチーム
スイスのほか、アフリカ諸国で用いられている補助通貨単位。1サンチームは1フランの100分の1。 [補説]2002年...