しず【賤】
[名]卑しいこと。身分の低い者。「貴人(あてびと)、—が身何の変わりたる所あるべき」〈藤村・春〉 [代]一人称の人...
しず【鎮】
おもり。おもし。「結びめ後に綷目(くけめ)のすみに鉛の—を入れ」〈浮・一代男・四〉
しず【倭文】
《上代は「しつ」》カジノキや麻などを赤や青の色に染め、縞や乱れ模様を織り出した日本古代の織物。綾布(あやぬの)。倭...
シズ
《sudden infant death syndrome》⇒乳幼児突然死症候群
し・ず【垂づ】
[動ダ下二]たらす。下げる。「後れにし人を偲はく思泥(しで)の崎木綿(ゆふ)取り—・でて幸(さき)くとそ思ふ」〈万...
しず【静】
[語素]名詞の上に付いて、静かな、落ち着いている、静まっているなどの意を表す。「—心」
し‐ずい【歯髄】
歯髄腔を満たしている線維性の結合組織。血管・リンパ管・神経に富み、歯の栄養をつかさどる。
し‐ずい【雌蕊】
「めしべ」に同じ。⇔雄蕊(ゆうずい)。
しずい‐えし【歯髄壊死】
虫歯や外傷によって神経と血管を含む歯随が壊死すること。虫歯が痛まなくなった、歯の色が変わってきたといった症状は歯髄...
しずい‐えん【歯髄炎】
歯髄の炎症。主に虫歯が進行し、細菌が侵入して起こる。
しずい‐くう【歯髄腔】
歯の内腔。しずいこう。
しず‐うた【志都歌】
⇒しつうた
しず‐え【下枝】
下の方の枝。したえ。したえだ。⇔上枝(ほつえ)。「—をおし折りて」〈源・早蕨〉
しず‐お【賤男】
身分の低い男。しずのお。「堀江より水脈(みを)引きしつつみ舟さす—の伴(とも)は川の瀬申せ」〈万・四〇六一〉
しずおか【静岡】
中部地方南東部の県。太平洋に面する。駿河・遠江(とおとうみ)・伊豆の3国を占める。人口376.5万(2010)。 ...
しずおかえいわがくいん‐だいがく【静岡英和学院大学】
静岡市駿河区にある私立大学。平成14年(2002)に開学した。人間社会学部の単科大学。
しずおか‐くうこう【静岡空港】
静岡県牧之原市にある空港。地方管理空港の一。平成21年(2009)開港。愛称、富士山静岡空港。
しずおか‐けん【静岡県】
⇒静岡
しずおかけんりつ‐だいがく【静岡県立大学】
静岡市にある公立大学。昭和61年(1986)静岡薬科大学と静岡女子大学を統合して発足。平成19年(2007)公立大...
しずおかけんりつのうりんかんきょう‐せんもんしょくだいがく【静岡県立農林環境専門職大学】
静岡県磐田市にある公立大学。令和2年(2020)開学。
しずおか‐さんぎょうだいがく【静岡産業大学】
静岡県磐田市などにある私立大学。平成6年(1994)に開設された。
しずおか‐し【静岡市】
⇒静岡
しずおかしゃかいけんこういがく‐だいがくいんだいがく【静岡社会健康医学大学院大学】
静岡市にある公立の大学院大学。令和3年(2021)開学。
しずおか‐しんぶん【静岡新聞】
静岡新聞社が発行する地方紙。同社は静岡市駿河区に本社を構える。昭和16年(1941)、静岡民友新聞・静岡新報・浜松...
しずおか‐じけん【静岡事件】
明治19年(1886)静岡の旧自由党員を中心とする政府転覆計画が発覚し、百余名が検挙された事件。自由民権運動最後の...
しずおか‐じょう【静岡城】
⇒駿府城(すんぷじょう)
しずおか‐だいがく【静岡大学】
静岡市駿河区に本部のある国立大学法人。静岡高等学校・浜松工業専門学校・静岡第一師範学校・静岡第二師範学校・静岡青年...
しずおか‐ふくしだいがく【静岡福祉大学】
静岡県焼津市にある私立大学。平成16年(2004)に開学。
しずおか‐ぶんかげいじゅつだいがく【静岡文化芸術大学】
浜松市中央区にある公立大学。平成12年(2000)に公設民営の私立大学として開設され、平成22年(2010)公立大...
しずおか‐へいや【静岡平野】
静岡県中央部、駿河湾に臨む平野。ふつう安倍川下流の扇状地をいう。静岡市清水区の巴(ともえ)川の三角州平野を合わせて...
しずおか‐りこうかだいがく【静岡理工科大学】
静岡県袋井市にある私立大学。平成3年(1991)に開設された。
しず‐おり【倭文織(り)】
⇒倭文(しず)
しず‐か【静か/閑か】
[形動][文][ナリ] 1 耳ざわりな物音や声がしないさま。ひっそりしているさま。「—な宿」「虫の声が聞こえる—な...
しずか‐ごぜん【静御前】
源義経の側室。母は磯禅師。もと白拍子。義経の京都退去に従ったが吉野山中で別れ、捕らえられた。鎌倉鶴岡八幡宮で、義経...
しずかなうみとたのしいこうかい【静かな海と楽しい航海】
《原題、(ドイツ)Meeresstille und glückliche Fahrt》メンデルスゾーンの管弦楽曲。...
しずかな‐じげんばくだん【静かな時限爆弾】
⇒静かなる時限爆弾
しずかなドン【静かなドン】
《原題、(ロシア)Tikhiy Don》ショーロホフの長編小説。1928〜1940年刊。青年グリゴリーの悲劇を中心...
しずかなノモンハン【静かなノモンハン】
伊藤桂一の戦争小説。昭和14年(1939)のノモンハン事件をもとにした作品。昭和58年(1983)刊行。翌年、第3...
しずかなるおとこ【静かなる男】
《The Quiet Man》米国の映画。1952年作。監督はフォード。米国で格闘家として活躍し、故郷アイルランド...
しずかなる‐じげんばくだん【静かなる時限爆弾】
石綿(いしわた)(アスベスト)のこと。石綿は繊維状の鉱物で、粉塵を吸入すると肺の内部に刺さったまま残り、後々に中皮...
しず‐がき【閑掻/静掻】
雅楽の箏(そう)の主要な奏法の一。13弦のうちの順に並ぶ6弦を選んで、食指・中指・親指を使って、ゆっくりと静かに奏...
しず‐が‐たけ【賤ヶ岳】
滋賀県、琵琶湖北岸の山。標高422メートル。
しずがたけ‐の‐しちほんやり【賤ヶ岳の七本槍】
賤ヶ岳の戦いで、羽柴秀吉軍にあって活躍した七人の武将。加藤清正・福島正則・加藤嘉明・平野長泰・脇坂安治・片桐且元・...
しずがたけ‐の‐たたかい【賤ヶ岳の戦い】
天正11年(1583)賤ヶ岳で羽柴(豊臣)秀吉が柴田勝家を破った戦い。秀吉の全国制覇の基礎が築かれた。
しずく
第一期水循環変動観測衛星GCOM-W1の愛称。宇宙から地球全体の水蒸気・海面水温・土壌水分・雪氷などを10〜15年...
しずく【滴/雫】
[名](スル)したたり落ちる液体の粒。また、それがしたたり落ちること。「—が垂れる」「—する甲板の欄(てすり)に靠...
しず・く【沈く】
[動カ四] 1 水の底に沈んでいる。「藤波の影なす海の底清み—・く石をも玉とそ吾(あ)が見る」〈万・四一九九〉 2...
しずくいし‐がわ【雫石川】
岩手県中西部を流れる川。岩手郡雫石町西方、秋田県境にある駒ヶ岳に源を発し、御所湖に注ぎ盛岡市内に入って北上川に合流...
しず‐くら【倭文鞍】
《上代は「しつくら」》倭文(しず)で飾った鞍。一説に下鞍とも。
しずけ‐さ【静けさ】
《形容詞「しずけし」の語幹に接尾語「さ」の付いた語》静かであること。また、そのようす・状態・程度。「嵐の前の—」