しの【篠】
1 「篠竹(しのだけ)」に同じ。 2 「篠笛」の略。 3 紡績の中間過程で、不純物の除かれた繊維を長さをそろえて太...
しの【志野】
「志野焼」の略。
しの【志野】
姓氏の一。 [補説]「志野」姓の人物志野宗信(しのそうしん)
シノア
⇒シノワ
しのいずみ【死の泉】
皆川博子の長編小説。第二次大戦下と戦後ドイツを舞台とする幻想的作品。平成9年(1997)刊行。翌年、第32回吉川英...
しの‐いり【篠入り】
歌舞伎の下座音楽で、三味線の合方(あいかた)に篠笛の音を加えること。また、その下座音楽。述懐などの愁嘆場に奏される...
し‐のう【子嚢】
子嚢菌類の胞子嚢。有性生殖によって生じる袋状のもので、ふつう8個の子嚢胞子を生じる。
し‐のう【司農】
1 古代中国の官名。農政をつかさどった。→大司農 2 宮内省の唐名。
し‐のう【四能】
4種の芸能。琴・棋・書・画のこと。
し‐のう【詩嚢】
1 詩の原稿を入れておく袋。 2 詩人の、詩を生み出すもとになる思想や感情。「—を肥やす」
しのう‐きん【志納金】
拝観料として納める金銭のこと。
しのうきん‐るい【子嚢菌類】
真菌類の一群。体は菌糸からできていて、子嚢を形成し、中に子嚢胞子をつくる。コウジカビ・酵母菌や一般にカビとよばれる...
しのう‐くんれんし【視能訓練士】
斜視・弱視の者に対し訓練・矯正を行い視力回復をはかる専門職。国家試験により免許が与えられる。
しのう‐けい【司農卿】
宮内卿(くないきょう)の唐名。
し‐のう‐こう‐しょう【士農工商】
近世の身分制で、武士・農民・職人・商人。士を最上位とし、商を最下位とする。儒教的階級観念によって順位づけた言い方。...
しのう‐ばん【子嚢盤】
⇒裸子器
シノエ
リベリア南部の港町グリーンビルの旧称。
し‐の‐かいいき【死の海域】
⇒デッドゾーン
しのかげのしたに【死の影の下に】
中村真一郎の長編小説。昭和22年(1947)刊行。以後「シオンの娘等」「愛神と死神と」「魂の夜の中を」「長い旅の終...
しの‐がき【篠垣】
篠竹で編んでつくった垣。
しの‐がなもの【篠金物】
鉄の細長い板を篠竹のように縦に並べた金具。鎧(よろい)の籠手(こて)や脛当(すねあ)てなどに用いる。
しのぎ
1 茶器の柄杓(ひしゃく)の部分の名。柄の螻蛄首(けらくび)より下の部分。 2 茶道で、風炉(ふろ)の灰を寄せると...
しのぎ【凌ぎ】
1 苦しい局面やつらいことを、なんとかもちこたえて切り抜けること。また、その方法・手段。「急場—」「退屈—」 2 ...
しのぎ【鎬】
1 刀剣で、刃と峰との間に刀身を貫いて走る稜線。鎬筋。 2 部材の上端の中央を残し両側を低く削って、刀の背峰のよう...
しのぎ‐さがり【鎬下がり】
薙刀(なぎなた)などで、鎬が切っ先よりやや下方の位置まであるもの。
しのぎ‐じ【鎬地】
刀の鎬と峰との間の部分。磨き地。
しのぎ‐すじ【鎬筋】
⇒鎬1
しのぎ‐づくり【鎬造(り)/鎬作(り)】
日本刀の造り込みの一。刃と峰との中間よりやや峰よりに鎬をつけたもの。本造り。
しのぎほう【詩の技法】
《原題、(ラテン)Ars poetica》古代ローマの詩人、ホラティウスによる書簡詩形式の論文「詩論」の別邦題。
しのぎ‐ぼり【鎬彫(り)】
木材などの溝を、中央に鎬をつけて彫る方法。
鎬(しのぎ)を削(けず)・る
激しく刀で切り合う。転じて、激しく争う。「二党が—・る激戦区」 [補説]「凌ぎを削る」と書くのは誤り。
し‐の‐くみ【死の組】
スポーツ競技で、大会のグループリーグ戦や予選において、組み合わせ抽選の結果、特定の組(グループ)に強豪国または強豪...
しの・ぐ【凌ぐ】
[動ガ五(四)] 1 押し分けて前に進む。乗り越えて進む。「波濤(はとう)を—・いで行く」 2 困難や苦境などにじ...
し‐の‐グループ【死のグループ】
⇒死の組
しのけんきゅう【詩の研究】
春山行夫による評論。昭和6年(1931)刊行。
駟(し)の隙(げき)を過(す)ぐるが如(ごと)し
《「礼記」三年問から》時の流れは、4頭立ての馬車が走り過ぎるのを、戸のすきま越しにのぞき見るようなものである。月日...
しのげんり【詩の原理】
萩原朔太郎の詩論。昭和3年(1928)刊行。
し‐の‐こうしん【死の行進】
戦争時、捕虜などを長距離の徒歩を強いて移送すること。第二次大戦中、日本軍がバターンで米軍捕虜に、サンダカンで豪・英...
し‐のこ・す【仕残す/為残す】
[動サ五(四)]途中でやめてあとに残す。「まだ—・した仕事がある」
しの‐ごて【篠籠手】
鎧(よろい)の籠手(こて)の一。篠金物(しのがなもの)を取り付けたもの。
し‐の‐ご‐の【四の五の】
[連語]あれこれめんどうなことを言うさま。なんのかのと文句を言うさま。副詞的に用いる。つべこべ。→四の五の言う
四(し)の五(ご)の言(い)・う
なんのかんのと文句や不平を言う。「—・って言うことを聞かない」
しのざき‐かいどう【篠崎街道】
東京都江戸川区東小岩から同区江戸川までの道路の呼び名。江戸川から旧江戸川沿いを走る。
しのざき‐しょうちく【篠崎小竹】
[1781〜1851]江戸後期の儒学者。大坂の人。名は弼(ひつ)。篠崎三島に師事、同家の養子となり、のち、江戸で古...
しの‐ざさ【篠笹】
「篠竹(しのだけ)」に同じ。
し‐の‐しじゅうそう【死の四重奏】
《deadly quartet》上半身肥満・高血圧・糖代謝異常(糖尿病)・高脂血症の四つの症状が合併した状態。心筋...
しのしま【死の島】
福永武彦の長編小説。昭和41年(1966)から昭和46年(1971)、雑誌「文芸」で断続的に連載。単行本は昭和46...
し‐の‐しょうにん【死の商人】
営利本位に兵器を製造・販売する業者や資本。中世ヨーロッパで、敵味方を問わず武器を売り込んだ商人をいった語。
しのしょうり【死の勝利】
《原題、(イタリア)Il Trionfo della Morte》ダヌンツィオの長編小説。1894年刊。性愛の妄執...
し‐の‐じ【しの字】
女性の髪の結い方の一。髷(まげ)の後ろの形が、横から見ると「し」の字に似ているところからいった。江戸時代、大名家な...