し‐もの【仕物/為物】
1 すること。仕事。「こりゃよい—ぢゃわい」〈伎・韓人漢文〉 2 役に立つ物。「あれもよい—が有るいやい」〈虎寛狂...
しも‐の‐く【下の句】
1 短歌1首の第4句と第5句。⇔上(かみ)の句。 2 連歌・俳諧の七・七の短句。
しも‐の‐こえ【霜の声】
霜の降りた夜の、冷たくさえてしんしんと更けゆく様子をいう語。《季 冬》「黙読の書に灯はふけて—/松宇」
シモノスペトラス‐しゅうどういん【シモノスペトラス修道院】
《Moni Simonos Petras/Μονή Σίμωνος Πετρας》⇒シモノペトラ修道院
しものせき【下関】
《上関(かみのせき)(山口県熊毛郡上関町)・中関(なかのせき)(防府(ほうふ)市)に対する称》山口県南西端の市。古...
しものせき‐し【下関市】
⇒下関
しものせきしりつ‐しものせきすいぞくかん【下関市立しものせき水族館】
海響館の正式名称。
しものせきしりつ‐だいがく【下関市立大学】
山口県下関市にある市立大学。昭和31年(1956)創設の下関商業短期大学を母体に、昭和37年(1962)大学として...
しものせき‐じょうやく【下関条約】
明治28年(1895)日清戦争講和のため、下関で清国の全権大使李鴻章(りこうしょう)と日本の全権大使伊藤博文・陸奥...
しも‐の‐たて【霜の経】
霜を紅葉の錦を織る経糸(たていと)に見たてていう語。「—露のぬきこそ弱からし山の錦の織ればかつ散る」〈古今・秋下〉
しも‐の‐ちょう【下之町】
京都、島原遊郭内の町名。遊郭の西北の隅に位置する。
しも‐の‐とおか【下の十日】
月の終わりの10日間。下旬。「年毎の六月—に人詣でて」〈仮・東海道名所記・六〉
シモノペトラ‐しゅうどういん【シモノペトラ修道院】
《Moni Simonopetra/Μονή Σιμωνόπετρα》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教...
しも‐の‐まち【下の町】
下手にある町。低い所にある町。したまち。しものちょう。⇔上(かみ)の町(まち)。
しも‐の‐みや【下の宮】
一つの神社で神殿・拝殿が2か所または3か所ある場合、下の方に位置する宮の呼び名。下宮(げぐう)。下社(しもしゃ)。
しも‐の‐や【下の屋】
「下屋(しもや)」に同じ。「物へだたりたる—にさぶらふ」〈源・明石〉
しも‐の‐ゆみはり【下の弓張り】
満月から新月になる間の半月。下弦の月。「折節秋の始めの月は、—なり」〈平家・七〉
しも‐の‐よもぎ【霜の蓬】
霜にあって枯れている蓬。乱れた白髪のたとえ。「見るもうしむかふ鏡の秋の影おとろへまさる—は」〈続後拾遺・雑下〉