しろ‐が・う【代替ふ】
[動ハ下二]《「しろかう」とも》かねに代える。しろなす。「小袖を町へいだし、—・へて」〈伽・唐糸さうし〉
しろ‐がき【白柿】
干して白く粉をふいた柿。《季 秋》
しろ‐がさね【白重ね/白襲】
「しらがさね」に同じ。
しろ‐がしら【白頭】
能で、白毛のかしら。劫(こう)を経た老体・神体・鬼畜などに用いる。→赤頭 →黒頭
しろ‐がすり【白飛白/白絣】
白地に藍や黒でかすり模様を表した織物。《季 夏》「妻なしに似て四十なる—/秀野」
しろ‐がなもの【白金物】
甲冑(かっちゅう)などにつける、銀製または銀めっき製の金具。
しろ‐がね【銀】
《白金の意。古くは「しろかね」》 1 銀(ぎん)。「—の杯」→あかがね →くろがね →こがね 2 銀色。しろがねい...
しろがね‐いろ【銀色】
銀のように白く光る色。ぎんいろ。「—の月」
しろがね‐し【銀師】
銀細工の職人。
しろがね‐づくり【銀作り】
銀でつくったり装飾したりしたもの。「—の太刀」
しろがねのは【しろがねの葉】
千早茜の小説。令和4年(2022)刊行。戦国時代末期の石見銀山を舞台にした歴史小説。第168回直木賞受賞。
しろ‐がまえ【城構え】
城を築くこと。また、城の構造。
しろ‐がらす【白烏】
白い羽のカラス。ありえないことのたとえ。「海の底にすむ—」〈虎明狂・膏薬煉〉