すき【好き】
[名・形動] 1 心がひかれること。気に入ること。また、そのさま。「—な人」「—な道に進む」⇔嫌い。 2 片寄って...
すき【透き/隙】
1 物と物との間。間隙(かんげき)。すきま。「戸に—がある」「割り込む—もない」 2 引き続いている物事の絶え間。...
すき【梳き】
1 髪の毛を櫛(くし)でとかすこと。「髪—」 2 「梳き櫛」の略。 3 「梳き油(あぶら)」の略。
すき【漉き/抄き】
紙を漉くこと。「手—の和紙」
すき【鋤/犂】
1 (鋤)手と足の力を利用して、土を掘り起こす農具。幅の広い刃に、まっすぐな柄をつけたもの。金(かな)鋤・風呂(ふ...
すき【主基/次】
《2番目、次(つぎ)の意》大嘗祭(だいじょうさい)のとき、悠紀(ゆき)とともに神饌(しんせん)の新穀を献上すべき国...
すき【数寄/数奇】
《「好き」と同語源。「数寄」「数奇」は当て字》風流・風雅に心を寄せること。また、茶の湯・生け花などの風流・風雅の道...
すき‐あ・う【好き合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに好く。恋いし合う。「—・って一緒になる」
すきあし‐がえる【鋤足蛙】
無尾目スキアシガエル科の両生類の一群の総称。体長4〜8センチのカエル。体はずんぐりしていて後肢が短い。後肢の裏側に...
スキアソス
⇒スキアトス
スキアソス‐とう【スキアソス島】
《Skiathos/Σκιάθος》⇒スキアトス島
スキアトス
ギリシャ、エーゲ海西部、スキアトス島の南東部にある港町。同島の中心地。本土や周囲の島々とフェリーで結ばれる。19世...
スキアトス‐とう【スキアトス島】
《Skiathos/Σκιάθος》ギリシャ、エーゲ海西部の島。スポラデス諸島に属し、最西端に位置する。中心地はス...
すき‐あぶら【梳き油】
髪を梳くときに使う固形の油。ごま油または菜種油に生蝋(きろう)・香料などを加え、練り合わせたもの。→鬢付油(びんつ...
すき‐あや【透綾】
⇒すきや(透綾)
すき‐あり・く【好き歩く】
[動カ四] 1 あちこち浮気をしてまわる。「なほ同じごと—・きければ」〈源・夕顔〉 2 風流を好んであちこち歩きま...
すき‐いれ【漉き入れ/抄き入れ】
1 紙を透かして見たときに現れる文字や模様。紙を漉くときに、部分的に厚薄の差をつけて作る。すかし。 2 「漉き入れ...
すきいれ‐がみ【漉き入れ紙】
文字や模様を漉き込んだ紙。
すき‐いろ【透(き)色】
物を透かして見たときの色合い。
すき‐うつし【透(き)写し】
[名](スル)書画の原本の上に薄い紙をのせて、透かして写すこと。敷き写し。
すき‐うるし【透(き)漆】
上質の生漆(きうるし)から水分を取り除き、透明度を高めたもの。
すき‐おうぎ【透(き)扇】
杉などで作った薄い骨に透かし彫りを施し、白い生絹(すずし)を張った扇。一説に、五節(ごせち)の童女(わらわ)の持つ...
すき‐おこ・す【鋤き起(こ)す】
[動サ五(四)]鋤(すき)で土を掘り起こして耕す。「畑を—・す」
すき‐おり【透(き)織(り)】
⇒透かし織り
すき‐かえし【漉き返し】
《「すきがえし」とも》反故(ほご)紙を漉きなおすこと。また、その紙。宿紙(しゅくし)。
すき‐かえ・す【漉き返す/抄き返す】
[動サ五(四)]反故(ほご)紙などを水に溶かし、漉きなおして再び紙にする。「—・して再利用する」
すき‐かえ・す【鋤き返す】
[動サ五(四)]鋤(すき)や鍬(くわ)で土を掘り返す。「田を—・す」
すき‐かげ【透き影】
1 物のすきまや物越しに漏れる光。「灯(ひ)ともしたる—障子(さうじ)の上(かみ)より漏りたるに」〈源・帚木〉 2...
すき‐かって【好き勝手】
[名・形動]気ままに振る舞うこと。また、そのさま。「—な一人暮らし」「—に行動する」
すき‐がえし【鋤き返し】
鋤(すき)や鍬(くわ)で土を掘り返すこと。
すき‐がき【透垣】
⇒すいがい(透垣)
すき‐がまえ【透(き)構え】
昔の築城法の一。外から城内が見えるようにした構え。→黒構え
すき‐がま・し【好きがまし】
[形シク]色好みらしい。好色らしい。「かかること、ゆめ人に言ふな。—・しきやうなり」〈和泉式部日記〉
すき‐がみ【梳き髪】
1 櫛(くし)でとかした髪。 2 前髪だけを分けて取り、残りを鬢(びん)も髱(たぼ)も出さずに櫛巻き風にまとめた女...
すき‐きらい【好き嫌い】
好きなことと、嫌いなこと。また、えりごのみ。「何かと—の激しい性格」
すき‐ぎ【透(き)木】
茶道具の一。五徳を使わないで釜(かま)を風炉(ふろ)または炉にかけるとき、風炉と釜との間にすきまをつくるために風炉...
すき‐ぎり【剝き切り】
そぐように薄く切ること。「この芋をむきつつ、—に切れば」〈宇治拾遺・一〉
すき‐ぎれ【漉き切れ/抄き切れ】
紙を製するとき、漉きそこなって空いたすきま。
スキクダ
アルジェリア北東部の港湾都市。地中海のストラ湾に面する。旧称フィリップビル。古くから良港として知られ、第二次大戦後...
すき‐くわ【鋤鍬】
すきと、くわ。農具のこと。また、それを使ってする仕事。農作業。
すき‐ぐし【梳き櫛】
髪を梳くとき、ほこりなどを取り去るのに使う歯の目の細かい櫛(くし)。
すき‐げ【梳き毛】
結髪の形を整えるために髪の中央に入れたり、頭髪の汚れをとるために梳き櫛(ぐし)に挟んで髪をけずるのに用いたりする毛...
すき‐こ【透き蚕】
繭をつくる前の、体がやや透明になった蚕。また、空頭病(くうとうびょう)にかかった蚕。
すき‐こ【梳き子】
「梳き手」に同じ。
好(す)きこそ物(もの)の上手(じょうず)なれ
好きな事にはおのずと熱中できるから、上達が早いものだ。
すき‐このみ【好き好み】
好みとすること。また、そのもの。嗜好(しこう)。「子供の—に合わせる」
すき‐この・む【好き好む】
[動マ五(四)](多く「好き好んで」の形で)特に好む。とりわけ好きになる。「—・んで苦労をする者はいない」
すき‐こみ【漉き込み/抄き込み】
紙に模様などを漉き込むこと。また、その紙。
すき‐こ・む【漉き込む/抄き込む】
[動マ五(四)]紙に文字や模様が現れるようにふつうの原料以外の繊維を混ぜて漉く。また、木の葉などを中に入れて漉く。...
すき‐ごころ【好き心】
1 色好みの心。「—を出す」 2 好奇心。また、風流を好む心。