ずい【随〔隨〕】
[常用漢字] [音]ズイ(呉) [訓]したがう まま まにまに 1 他人の後にそのままついていく。「随員・随行・随...
ずい【瑞】
[人名用漢字] [音]ズイ(呉) [訓]みず 〈ズイ〉めでたいしるし。吉兆。「瑞光・瑞祥・瑞兆・瑞鳥/嘉瑞・奇瑞・...
ずい【蕊】
[音]ズイ(漢) [訓]しべ 〈ズイ〉花の、しべ。「雌蕊・雄蕊」 〈しべ〉「雄蕊・雌蕊」 [補説]「蘂」「蕋」は俗字。
ずい【髄〔髓〕】
[常用漢字] [音]ズイ(慣) 1 骨の中心の軟らかい部分。「髄液/骨髄」 2 中枢神経組織。「髄膜/脊髄(せきず...
ずい【隋】
中国の国名。581年、北周の宰相、楊堅(ようけん)が建国。都は大興(長安)。南北朝を統一し中央集権国家を樹立したが...
ずい【随】
[名・形動ナリ]《「気随」の略》勝手気ままであること。また、そのさま。自由勝手。「子ヲ—ニ習ワカス」〈日葡〉
ずい【瑞】
めでたいこと。めでたいしるし。瑞兆。
ずい【蕊/蘂】
種子植物の、雄しべと雌しべ。しべ。
ずい【髄】
1 動物の骨の中心にある黄色の柔らかい造血組織。骨髄。 2 植物の茎の中心部の、維管束に囲まれ、柔組織からなる部分...
ずい
[接頭]名詞や動詞に付いて、そのまますぐに、の意を表す。「—あがり」「—逃げ」
ずい‐い【随意】
[名・形動]束縛や制限を受けないこと。思いのままであること。また、そのさま。「どうぞ、ご—にお休みください」
ずいい‐うんどう【随意運動】
脊椎動物で、自分の意志によって行われる運動。大脳皮質からの刺激によって随意筋が収縮し運動が起こされる。これに対し、...
ずいい‐きん【随意筋】
自分の意志によって動かすことのできる筋肉。脳脊髄神経の支配下にあり、横紋筋からなる主に骨格筋をいう。⇔不随意筋。
ずいい‐けいやく【随意契約】
入札やせり売りなどの競争の方法によらず、任意に適当と思われる相手方を選んで結ぶ契約。随契。→競争契約
ずい‐いち【随一】
多くのものの中の第一位。第一番。「当代—の人気俳優」
ずいい‐ねんじゅ【随意念誦】
密教で、対象とする本尊の真言だけに限らず、諸仏の真言を念誦すること。
ずい‐いん【随員】
つき従ってゆく人。特に、大臣・大使・外交使節などの高官に随行し、その仕事を助ける人。「外交使節団の—」
ずい‐う【瑞雨】
穀物の生長を助ける雨。慈雨。
ずい‐うん【瑞雲】
めでたいことの前兆として現れる雲。祥瑞の雲。
ずい‐えき【髄液】
⇒脳脊髄液(のうせきずいえき)
ずいえき‐シャントじゅつ【髄液シャント術】
脳内に過剰にたまった髄液を体の別の場所へ流す手術。脳室から腹腔へ流す方法(V-Pシャント)や、腰椎から腹腔へ流す方...
ずいえき‐タップテスト【髄液タップテスト】
⇒髄液排除試験
ずいえきはいじょ‐しけん【髄液排除試験】
腰椎穿刺によって約20〜30ミリリットルの髄液を排出し、症状が改善するか試すこと。髄液タップテスト。
ずい‐えん【随縁】
仏語。縁に従うこと。縁に従って種々の相を生じること。
ずいえん‐しんにょ【随縁真如】
仏語。絶対不変である真如が、縁に応じて種々の現れ方をすること。→不変真如
ずいえん‐ほうこう【随縁放曠】
何事も縁にまかせて自由に振る舞い、物事にこだわらないこと。
ずい‐おう【瑞応】
めでたいしるし。瑞験。
ずい‐か【瑞花】
豊年の兆しとなるめでたい花。また転じて、雪のこと。
ずい‐かく【髄核】
椎間板の中心部にあるゲル状の組織。周囲はコラーゲンを豊富に含む線維輪で取り囲まれている。
ずい‐かん【随感】
折にふれて得た感想。随想。
ずいがん‐じ【瑞巌寺】
宮城県宮城郡松島町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は青竜山。承和5年(838)天台宗の円仁の創建で、延福寺と称したが...
ずいき【芋茎/芋苗】
《語源未詳》サトイモの葉柄。ふつう、赤茎のものを酢の物・煮物などにして食べる。干しずいきは、いもがらという。《季 ...
ずい‐き【随喜】
[名](スル) 1 仏語。他人のなす善を見て、これに従い、喜びの心を生じること。 2 ありがたく思い、大いに喜ぶこ...
ずい‐き【瑞気】
めでたい雲気。めでたい兆し。瑞祥の気。「—祥雲屋上に立ちしは」〈露伴・露団々〉
ずいき‐の‐なみだ【随喜の涙】
随喜のあまりあふれ出る涙。ありがた涙。
ずいき‐まつり【芋茎祭/瑞饋祭】
京都の北野天満宮で10月1日から4日間行われる神事。ずいきで神輿(みこし)の屋根をふき、種々の野菜で装飾したものを...
ずいきん【瑞金】
中国江西省南東部にある小都市。四方を山に囲まれた要害の地で、1931年、ここに中華ソビエト共和国臨時政府が樹立され...
ずいぎょう‐こう【随形好】
⇒八十随形好(はちじゅうずいぎょうこう)
ずい‐けい【随契】
「随意契約」の略。
ずいけい‐しゅうほう【瑞渓周鳳】
[1392〜1473]室町中期の臨済宗の僧。和泉(いずみ)の人。号、臥雲(がうん)山人。南都で華厳を学び、景徳寺・...
ずい‐げん【瑞験】
《「ずいけん」とも》めでたいしるし。瑞相。「不思議の—あらたなれば」〈謡・田村〉
ずい‐こう【随行】
[名](スル)供としてつき従って行くこと。また、その人。おとも。「大臣の外遊に—する」「—員」
ずい‐こう【瑞光】
めでたいしるしとみなされる光。吉瑞の光。「—迸(はし)り出でたる手匣(てばこ)を見るより」〈露伴・新浦島〉 [補説...
ずい‐こう【瑞香】
ジンチョウゲの漢名。
ずいこう【瑞光】
唐招提寺御影堂(みえいどう)内の、鑑真和上坐像を収めた厨子(ずし)の扉絵。日本画家、東山魁夷が制作したもの。昭和5...
ずいさいかいわ【随斎諧話】
夏目成美の著作。文政2年(1819)刊。2冊。俳句の解説や俳諧資料の紹介、論評などをまとめたもの。特に芭蕉関係の資...
スイシエ【酔蟹】
《(中国語)》中国料理の一。加熱しないシャンハイガニを老酒(ラオチュー)に漬けたもの。よっぱらいがに。
ずい‐しつ【髄質】
ある器官で、内層と外層とで構造や機能が異なる場合、外層を皮質というのに対し、内層のこと。大脳の白質、副腎髄質など。
ずいしょ【隋書】
中国の二十四史の一。隋代の歴史を記したもので、唐の太宗の勅により魏徴・長孫無忌らが撰。636年、帝紀5巻、列伝50...
ずい‐しょ【随所/随処】
いたるところ。あちこち。「—に見られる光景」