せい‐い【正位】
1 正しい地位。正しい位置。 2 「内位」に同じ。
せい‐い【生意】
1 いきいきとしたようす。生気。「地は凍り、…万象口を噤(つぐ)みて、殆ど—を見る能わず」〈蘆花・自然と人生〉 2...
せい‐い【西夷】
1 西方に住む未開の民族。西戎(せいじゅう)。 2 江戸末期、西洋人を卑しんでいった語。
せい‐い【声威】
名声と権力。世の評判と権威。「或は長州の—を嫉(ねた)み」〈染崎延房・近世紀聞〉
せい‐い【征夷】
未開の民族を征討すること。特に、蝦夷(えぞ)を征討すること。
せい‐い【征衣】
1 旅に出るときの服装。旅装。 2 兵士が戦争に行くときの服装。
せい‐い【星位】
1 天空における恒星の位置。 2 宮中での位階を恒星に当てはめていったもので、高官のこと。
せい‐い【勢位】
権勢と地位。また、権勢のある地位。「品行に由りて—に進むべきのみ」〈中村訳・西国立志編〉
せい‐い【勢威】
権勢と威力。「国の—を示す」
せい‐い【聖意】
1 聖人の考え。 2 天子の考え。
せい‐い【誠意】
私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。「—のこもった贈り物」「—を示す」「誠心—」
せいイェーカバ‐だいせいどう【聖イェーカバ大聖堂】
《Svētā Jēkaba katedrāle》ラトビアの首都リガの旧市街にあるカトリック教会の大聖堂。もともとあ...
せい‐イオン【正イオン】
陽イオンのこと。⇔陰イオン。
せい‐いき【西域】
中国人が中国の西方地域に対する総称として用いた語。一般に、中央アジア・西アジア全域、時にはインドを含めていう。狭義...
せい‐いき【声域】
発声可能な声の高低の範囲。その区域により、女声はソプラノ・メゾソプラノ・アルト、男声はテノール・バリトン・バスに分...
せい‐いき【聖域】
1 聖人の地位または境地。 2 神聖な地域。神社・寺院の境内、神が宿るとされる所など。「—を侵す」 3 それに触れ...
せいいきすいどうき【西域水道記】
中国の地理・歴史書。5巻。清の徐松撰。1823年刊。天山南路・天山北路の地理や歴史を、実地調査をもとに、水系を中心...
せいいきでん【西域伝】
伴野朗による長編の冒険歴史小説。副題「大唐三蔵物語」。昭和62年(1987)、上下2巻で刊行。
せいいき‐とごふ【西域都護府】
中国で漢代に、西域経営のために設置された官府。前60年、前漢の宣帝が烏塁(うるい)城に設置、西域諸国の統治のほか、...
せいいき‐とし【聖域都市】
⇒サンクチュアリシティー
せいいきなき‐かんぜいてっぱい【聖域なき関税撤廃】
自由貿易協定や経済連携協定において、例外を設けず全品目の関税を撤廃すること。聖域とは、ここでは国内産業保護などを理...
せい‐いく【生育】
[名](スル) 1 うまれ育つこと。また、植物が生長すること。「作物が—する」 2 うみ育てること。「—の恩は深く...
せい‐いく【成育】
[名](スル) 1 成長すること。育つこと。「孫がりっぱに—する」 2 動物などが育って成熟すること。「幼魚が—する」
せいいく‐いりょう【成育医療】
胎児にはじまり新生児・小児・思春期を経て、次の世代を生み育てる成人世代までの一連の過程における、身体的・精神的問題...
せいイサク‐じいん【聖イサク寺院】
《Isaakievskiy sobor/Исаакиевский собор》⇒イサク聖堂
せいい‐し【征夷使】
古代、東国の蝦夷(えぞ)を征討するために設けられた職。
せいイシュトバーン‐だいせいどう【聖イシュトバーン大聖堂】
《Szent István-bazilika》 ハンガリーの首都ブダペストにあるカトリック教会の大聖堂。19世紀半...
せいイジー‐きょうかい【聖イジー教会】
《Bazilika svatého Jiří》チェコの首都プラハにある教会。プラハ城内に位置する。10世紀に建造さ...
せいイジー‐せいどう【聖イジー聖堂】
《Bazilika svatého Jiří》⇒聖イジー教会
せい‐いそんしょう【性依存症】
強迫的な衝動にかられて、性的行動を繰り返してしまう状態。健康や社会的地位などを犠牲にしても、不特定多数の相手との頻...
せいい‐たいしょうぐん【征夷大将軍】
1 古代、蝦夷(えぞ)鎮撫(ちんぶ)のための遠征軍の指揮官。延暦13年(794)大伴弟麻呂が任ぜられたのに始まる。...
せい‐いっぱい【精一杯】
持っている力のすべてを出すこと。力のかぎり。できるかぎり。副詞的にも用いる。「—のおしゃれをして出掛ける」「食べて...
せい‐いつ【斉一】
[名・形動]物事が一様であること。ととのい、そろっていること。また、そのさま。「—な能力」
せい‐いつ【清逸】
清らかで、世俗的でないこと。
せい‐いつ【精一】
[名・形動]純粋で専一なこと。ひたすら打ち込んでいること。また、そのさま。「—に勉学に励む」
せいいつ‐かん【斉一観】
⇒斉一説
せいいつ‐せつ【斉一説】
過去の地質現象は、現在の自然現象と同じ作用で形成されたとする考え。J=ハットンが唱え、C=ライエルが強調。「現在は...
せいいのおんな【青衣の女】
《原題、(オランダ)Dame in blauw jak》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦47センチ、横39セ...
せいいのしょうねん【青衣の少年】
《原題、The Blue Boy》ゲーンズボロの絵画。カンバスに油彩。光沢のあるサテンの青い服を着た英国貴族の少年...
せいいはくだつ【聖衣剝奪】
《原題、(スペイン)El expolio》エル=グレコの絵画。カンバスに油彩。縦285センチ、横173センチ。トレ...
せいい‐ひょう【星位表】
⇒星表(せいひょう)
せい‐いぶつ【聖遺物】
主にローマカトリック教会で、イエス=キリストや聖母マリア、聖人の遺品または遺骨をいう。信仰の対象となる。
せいイルデフォンソさいだんが【聖イルデフォンソ祭壇画】
《原題、(オランダ)Ildefonso Altarpiece》ルーベンスの絵画。板に油彩。中央・左翼・右翼で構成さ...
せい‐いん【正員】
正式の資格を有する構成員。また、定員内の人員。
せい‐いん【正院】
明治維新政府の最高政治機関。明治4年(1871)の官制改革で太政官内に左院・右院とともに設置され、太政大臣・左大臣...
せい‐いん【成因】
物事ができあがる原因。「火山の—」
せい‐いん【成員】
団体・組織などを構成する人。メンバー。「家族の—」
せい‐いん【声韻】
1 こえとひびき。また、こえのひびき。音韻。 2 短歌の上下の句の終わりに同じ字がくること。
せい‐いん【清陰】
涼しい木かげ。「陸地の—多き地を択(えら)び」〈竜渓・浮城物語〉
せい‐いん【晴陰】
晴れと曇り。晴天と曇天。