ぜん【全】
[音]ゼン(呉) [訓]まったく すべて まっとうする [学習漢字]3年 1 欠けるところがない。すべて備わってい...
ぜん【前】
[音]ゼン(呉) セン(漢) [訓]まえ さき [学習漢字]2年 〈ゼン〉 1 空間的にまえの方。進んでいく方向。...
ぜん【涎】
[音]ゼン(呉) セン(漢) [訓]よだれ よだれ。「垂涎・流涎」
ぜん【善】
[音]ゼン(呉) [訓]よい よく よくする [学習漢字]6年 1 行いや性質などが好ましい。よい。よいこと。「善...
ぜん【喘】
[音]ゼン(慣) [訓]あえぐ はあはあと短く呼吸する。「喘息/余喘」
ぜん【然】
[音]ゼン(漢) ネン(呉) [訓]しかり しかるに しかし しかも しか さ さる [学習漢字]4年 〈ゼン〉 ...
ぜん【禅〔禪〕】
[常用漢字] [音]ゼン(呉) 1 天子が天を祭る儀式。「封禅(ほうぜん)」 2 天子が位を譲る。「禅譲/受禅」 ...
ぜん【漸】
[常用漢字] [音]ゼン(呉) [訓]ようやく 1 しだいに。だんだん。「漸減・漸次・漸進・漸漸・漸増」 2 少し...
ぜん【膳】
[常用漢字] [音]ゼン(呉) [訓]かしわで 1 料理した食物。「膳羞(ぜんしゅう)」 2 食物を載せて出す台。...
ぜん【繕】
[常用漢字] [音]ゼン(呉) [訓]つくろう 破れたところなどを直す。「営繕・修繕」 [名のり]よし
ぜん【全】
[名] 1 欠けたところがないこと。すべてであること。 2 本の巻数や冊数などを表す語に先立って用い、その数ですべ...
ぜん【前】
[名]ある時点より早い時。順序として早く現れるほう。まえ。さき。 [接頭] 1 いまより一つまえの意を表す。「—議...
ぜん【善】
よいこと。道義にかなっていること。また、そのような行為。「—を積み、功を重ねる」「一日一—」⇔悪。
ぜん【禅】
1 《(梵)dhayānaの音写「禅那」の略。定・静慮と訳す》仏語。精神を集中して無我の境地に入ること。 2 「禅...
ぜん【漸】
物事が少しずつ進むこと。「—を追って改善する」
ぜん【膳】
[名] 1 料理をのせて人に供する台。脚付きのものや、折敷(おしき)などがある。「—につく」 2 調えられた料理。...
ぜん【然】
[接尾]名詞に付いて、そのもののようなようすであるということを表す。「紳士—とした人」
ぜん‐あく【善悪】
《連声(れんじょう)で「ぜんなく」「ぜんまく」とも》 [名]善と悪。よいこととわるいこと。また、善人と悪人。「—の...
善悪(ぜんあく)の生(しょう)を引(ひ)く
善悪の行為によって来世に善悪の生を受けることにいう。
善悪(ぜんあく)の報(むく)いは影(かげ)の形(かたち)に随(したが)うが如(ごと)し
《「旧唐書」張士衡伝から》善悪の行為に対する報いは、影が形に従うように、必ずあるものだ。
ぜんあく‐ふに【善悪不二】
仏語。善も悪も別のものではなく、仏法では無差別の一理に帰着するということ。
ぜんあく‐むき【善悪無記】
すべてのものの性質を分類し、善と、悪と、善でも悪でもないものの三つとしたもの。三性(さんしょう)。
ぜんあつ【全圧】
混合気体の圧力。混合気体をつくる各成分気体の分圧の和に等しい。
ぜん‐い【前胃】
鳥類の胃の一部。砂嚢(さのう)より前にあり、消化腺に富む。腺胃(せんい)。
ぜん‐い【善意】
1 よい心。 2 他人のためを思う親切心。好意。「—の人々」⇔悪意。 3 好意的に相手の言動などをとらえること。よ...
ぜん‐い【禅位】
天子が位を譲ること。譲位。
ぜん‐いかんそくしょくぶつ【前維管束植物】
枝分かれした茎(胞子体)をもつが、維管束が発達していない、絶滅した化石植物。陸上植物の共通の祖先とする仮説が提唱さ...
ぜん‐いき【全域】
地域・区域の全体。また、分野・領域の全体。「関東—」「生活—」
ぜん‐いしき【前意識】
精神分析の用語。意識と無意識との中間にあって、意識化の可能な領域。→下意識(かいしき)
ぜんい‐しゅとく【善意取得】
⇒即時取得(そくじしゅとく)
ぜんい‐せんゆう【善意占有】
物を占有する権利がないことを知らないで占有すること。⇔悪意占有。
ぜん‐いつ【全一】
[名・形動]完全に一つにまとまっていること。また、そのさま。「—な人格」
ぜんい‐の‐だいさんしゃ【善意の第三者】
法律上関わりのある当事者間に存在する、特定の事情を知らない第三者。 [補説]例えば、甲の所有物を乙が盗んで丙に譲渡...
ぜん‐いん【全員】
その団体などに属するすべての人員。総員。
ぜん‐いん【前因】
前世の因縁。
ぜん‐いん【善因】
仏語。善果を招く因となる善行。⇔悪因。
ぜん‐いん【禅院】
禅宗の寺院。禅寺。禅林。
ぜん‐いん‐きょう【全院協】
「全国大学院生協議会」の略称。
ぜんいん‐ぜんか【善因善果】
仏語。よいことをすればそれがもととなって必ずよい報いがあるということ。⇔悪因悪果。
ぜんいん‐やきゅう【全員野球】
1 正選手だけでなく、その他の野球部員全員が心を一つにして試合に臨むこと。高校野球でいう。 2 (比喩的に)関係者...
ぜん‐う【単于】
匈奴(きょうど)の君主の称号。
ぜんう‐とごふ【単于都護府】
中国唐代、内蒙古の突厥(とっけつ)などの諸部族を統治するために置かれた機関。650年設置。
ぜん‐え【染衣】
墨染めの僧衣。法衣。
ぜん‐え【禅衣】
禅僧の着る衣服。ぜんい。
ぜん‐えい【前衛】
1 軍隊の前方にあり、偵察・警戒などの任にあたる部隊。→後衛2 2 バレーボール・テニスのダブルスなどで、自陣の前...
ぜんえい‐えいが【前衛映画】
新しい表現手法を試みて製作した実験映画。特に、1920年代にフランス・ドイツを中心に現れた一群の作品をさす。
ぜんえい‐オープン【全英オープン】
《British Open Championship》 1 英国で開催される、最も歴史のあるゴルフのトーナメント。...
ぜんえい‐か【前衛花】
伝統的な定型や形式を否定し、革新的な表現をめざした生け花。昭和20年代に始まり、シュールレアリスムや抽象芸術の影響...
ぜんえい‐げいじゅつ【前衛芸術】
既成の芸術概念や形式を否定し、革新的な表現をめざす芸術の総称。アバンギャルド。
ぜんえい‐げき【前衛劇】
既成の演劇様式を打破して、新しい表現方法を追求する演劇。