たし【足し】
不足分を補うこと。おぎない。「学費の—にする」「腹の—になるものを食べる」
た‐し【他志】
裏切りの心。ふたごころ。異心。
た‐し【他紙】
ほかの新聞。特に、他社発刊の新聞。
た‐し【他誌】
ほかの雑誌。特に、他社刊行の雑誌。
た‐し【多士】
多くのすぐれた人物。
た‐し【多子】
子供の数が多いこと。子だくさん。
たし【立し】
動詞「た(立)つ」の連用形「たち」の上代東国方言。「荒し男(を)も—やはばかる不破の関越(く)えて我(わ)は行く」...
たし
[助動][(たく)たから|たく・たかり|たし|たき|たけれ|○]《形容詞「いたし」の音変化という》動詞、および助動...
たし‐あわ・せる【足し合(わ)せる】
[動サ下一][文]たしあは・す[サ下二]ある数に、ある数を足す。全部を合計する。
たしか【確か/慥か】
[形動][文][ナリ] 1 危なげなく、しっかりしているさま。「基礎が—だ」「—な足どり」 2 信頼できるさま。安...
たしか・む【確かむ/慥かむ】
[動マ下二]「たしかめる」の文語形。
たしか・める【確かめる/慥かめる】
[動マ下一][文]たしか・む[マ下二]調べたり人に聞いたりして、あいまいな物事をはっきりさせる。確認する。「真相を...
たしか‐らし・い【確からしい】
[形]信頼できるさま。確実である可能性が高いさま。「—・い事例」
たしからし‐さ【確からしさ】
数学で、確率のこと。
タシガン
ブータン東部の町。タシガン県の県庁所在地。古くからチベットとの交易で栄え、現在はインドのアッサム州やアルナーチャル...
た‐しき【多識】
[名・形動]多くの物事を知っていること。博識。「博学で—な(の)人」
たしき‐うん【多色暈】
黒雲母(くろうんも)・角閃石(かくせんせき)などが、ジルコンなどの放射性鉱物を含んでいるとき、その周りにできる球状...
たしき‐せい【多色性】
偏光顕微鏡で白色偏光を通して見た鉱物の色が、偏光の振動方向により異なる現象。たしょくせい。
たしきせい‐ハロー【多色性ハロー】
⇒多色暈(たしきうん)
た‐しぎ【田鷸】
シギ科の鳥。全長27センチくらい、茶褐色で斑紋があり、くちばしはまっすぐで長い。日本では旅鳥か冬鳥で、水田や湿地・...
たしけ・し【確けし】
[形ク]たしかであるさま。「良き事を始めたまひて金(くがね)かも—・くあらむと思ほして」〈万・四〇九四〉
タシケント
ウズベキスタン共和国の首都。中央アジア最大の工業都市。古来、交通の要衝。人口、行政区214万(2001)。タシュケント。
たし‐さいさい【多士済済】
[名・形動]⇒たしせいせい(多士済済)
たし‐ざん【足し算】
ある数に他の数を足して合計を求める計算。加法。寄せ算。加え算。⇔引き算。
タシスム
《tache(斑(まだら))から》キャンバスに絵の具を垂らした色斑(いろむら)で表現する絵画の技法。→ドリッピング
たし‐せいせい【多士済済】
[名・形動]《「詩経」大雅・文王の「済済たる多士、文王以て寧(やす)んず」から》すぐれた人材が多く集まっていること...
たしせつ‐きょうどうけんきゅう【多施設共同研究】
⇒多施設研究
たしせつ‐けんきゅう【多施設研究】
臨床試験・治験などを、複数の施設で行う臨床研究。同じ内容の治験などを共同で行うことで、被検者の母数が増える一方、研...
たしせつ‐しけん【多施設試験】
⇒多施設研究
たしせんたく‐ほう【多肢選択法】
⇒マルチプルチョイス
たし‐だか【足し高】
江戸幕府の職俸制の一。家禄以上の役高の職についた場合、その在職中に限って、家禄と役高との差額を職務手当として加俸す...
たしだし‐に
[副]《「たしに」の「たし」を重ねて強めた語》確実に。十分に。しっかりと。「笹葉に打つや霰(あられ)の—率(ゐ)寝...
タシチョ‐ゾン
ブータンの首都ティンプーにある城。市街北部、ウォン川西岸に位置する。同国の中央政庁、国王の執務室、国会議事堂があり...
た‐しつ【多湿】
[名・形動]湿気が多いこと。湿度が高いこと。また、そのさま。「高温—な(の)土地」
足(た)して二(に)で割(わ)・る
両者の特徴を同程度ずつ取り入れて一つにまとめる。「バナナとパインを—・ったような味」
たし‐な・い【足し無い】
[形][文]たしな・し[ク] 1 不十分である。足りない。乏しい。「二人は又押し黙って闇の中で—・い食物を貪り喰っ...
たしなみ【窘み】
くるしむこと。くるしみ。困窮。「黎元(おほむたから)の—を救ひたまひき」〈推古紀〉
たしなみ【嗜み】
1 このみ。また、趣味や余技。 2 芸事などに関する心得。このみ。「多少は英語の—もある」 3 つつしみ。節度。「...
たしなみ‐ごころ【嗜み心】
たしなむ心。つつしみの心。「大夫に気をのまれて、我と身に—のできて」〈浮・一代女・一〉
たしな・む【嗜む】
[動マ五(四)] 1 このんで親しむ。愛好する。「酒を—・む」 2 このんでそのことに励んでいる。芸事などの心得が...
たしな・む【窘む】
[動マ四]苦しむ。なやむ。辛苦する。「行きてさまよひ、居てなげき、昼も夜も—・みて」〈出雲国風土記〉 [動マ下二]...
たしな・める【窘める】
[動マ下一][文]たしな・む[マ下二] 1 よくない点に対して注意を与える。いましめる。「不作法を—・める」 2 ...
たし‐に
[副]しっかりと。十分に。たしかに。「—は率(ゐ)寝ず」〈記・下・歌謡〉
た‐しぶ【田渋】
田の水あか。
たし・ぶ【嗜ぶ】
[動バ四]「嗜(たし)む」に同じ。〈名義抄〉
たし‐まえ【足し前】
不足を補うこと。また、そのために必要な分量や金額。「費用の—を出す」
たしみ‐だけ【た繁み竹】
生い茂っている竹。「本には、い組竹生(お)ひ、末(すゑ)へには—生ひ」〈記・下・歌謡〉
たし・む【嗜む】
[動マ五(四)]このむ。すく。たしなむ。たしぶ。「御米は又酸いものを—・む人となった」〈漱石・門〉
た‐しゃ【他社】
ほかの会社。「同業—」⇔自社。
た‐しゃ【他者】
1 自分以外のほかのもの。他人。 2 哲学で、あるものに対する他のもの(他のあるもの)。自己に対してある何かあるも...