たち【立ち】
[名] 1 立つこと。また、立っていること。「お—の方は速やかに御着席下さい」 2 旅立つこと。旅に出ること。出発...
たち【質】
1 生まれつきもっている性質や体質。資質。「辛抱強い—だ」「日焼けしやすい—」 2 物事の性質。「いたずらにしては...
たち【館】
1 国司・郡司などの官舎。「甲斐国に—の侍なりけるものの、夕ぐれに—をいでて」〈宇治拾遺・三〉 2 貴人の邸宅。や...
たち【太刀/大刀】
《「断ち」の意》 1 長大な刀剣の総称。短小の「かたな」に対していう。 2 刃を下に向けて腰につり下げる長大な刀剣...
た‐ち【多知/多智】
知恵の多いこと。「たとひ—禅定有りとも淫をたたずば」〈貞享版沙石集・四〉
たち【達】
[接尾]人を表す名詞や代名詞に付く。 1 複数であることを表す。「子供—」「僕—」 2 複数の意とともに尊敬の意を...
たち‐あい【立(ち)会(い)】
1 その場にいて物事の成り行きや結果を見守ること。また、その人。「関係者の—を求める」 2 取引所で、会員が集まっ...
たち‐あい【立(ち)合(い)】
1 双方から出て向かい合うこと。また、出あって勝負を争うこと。試合。「真剣での—」 2 相撲で、両力士が仕切りから...
たちあい‐えんぜつ【立会演説】
互いに違った意見をもつ人々が、同じ場所で、交互に行う演説。「—会」
たちあいがい‐とりひき【立会外取引】
⇒時間外取引
たちあい‐じかん【立(ち)会(い)時間】
証券取引所などで取引が行われる時間。午前中を前場(ぜんば)、午後を後場(ごば)という。 [補説]東京証券取引所の場...
たちあい‐じょう【立会場】
取引所で、売買取引を行う場所。場(ば)。たちあいば。→場立ち [補説]日本では、コンピューターシステム化が進んだた...
たちあい‐ていし【立会停止】
取引所で、売買量が急増して処理が不能となったときや相場に急激な変動が起こったときなど、秩序を保つために一時立ち会い...
たちあい‐にん【立会人】
あとの証拠のために、その場に立ち会う人。「選挙の—」
たちあい‐ば【立会場】
⇒たちあいじょう(立会場)
たち‐あ・う【立(ち)会う】
[動ワ五(ハ四)]物事の成り行きや結果を見守るため、その場にいる。証人・参考人などとしてその場に臨む。「開票に—・う」
たち‐あ・う【立(ち)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに勝ち負けを争う。「正々堂々と—・う」 2 互いに行き会う。「山並の宜しき国と川なみの...
たち‐あおい【立葵】
アオイ科の越年草。高さ約2メートル。葉は心臓形で浅い切れ込みがある。花茎は長く、梅雨のころに、紅・白・紫色などの大...
たち‐あかし【立ち明かし】
「立て明かし」に同じ。「所々の篝火—月の光もいと明きに」〈栄花・初花〉
たち‐あか・す【立(ち)明かす】
[動サ五(四)]立ったままで夜を明かす。「私は一夜(ひとばん)車室の隅に—・した」〈啄木・札幌〉
たち‐あがり【立(ち)上がり】
1 立ち上がること。 2 動作などを始めたばかりのところ。でばな。「—が悪い投手」 3 機械などが始動すること。「...
たち‐あがり【裁(ち)上(が)り】
布や紙などを裁ちおえること。また、できばえ。
たち‐あが・る【立(ち)上がる】
[動ラ五(四)] 1 座ったりかがんだりしている姿勢から身を起こして立つ。「いすから—・る」 2 よくない状態に陥...
たちあがれ‐にっぽん【たちあがれ日本】
平成22年(2010)に結成された保守政党。与謝野馨(よさのかおる)ら4議員が自民党を離党し、郵政選挙の前に離党し...
たち‐あげ【立(ち)上げ】
1 コンピューターで、プログラムを起動させること。「パソコンの—に失敗する」 2 企画立案して始動させること。設立...
たち‐あ・げる【立(ち)上げる】
[動ガ下一] 1 コンピューターで、プログラムを起動させる。「ワープロソフトを—・げる」 2 企画立案して始動させ...
たち‐あるき【立(ち)歩き】
立つことと歩くこと。また、立って歩くこと。
たち‐あわせ【裁(ち)合(わ)せ】
1 裁縫で、衣服などの各部分の寸法に合わせて布地を切ること。「—図」 2 ある図形を切り分けて並べ替え、別の図形を...
たち‐あわ・せる【裁(ち)合(わ)せる】
[動サ下一][文]たちあは・す[サ下二]裁縫で、衣服などの各部分の寸法に合わせて布地を切る。
たち‐い【立(ち)居/起ち居】
1 立ったり座ったりの動作。日常的な動作。起居(ききょ)。「—が不自由だ」 2 立って、そこにいること。「天(そら...
たち‐いえ【建(ち)家】
建っている家。たてや。
たちいきしんか‐せつ【多地域進化説】
現代人の起源に関する仮説の一つ。現生人類の直接の祖先は、100万年以上前に原人の段階でアフリカから世界各地に拡散し...
たち‐い・ず【立ち出づ】
[動ダ下二] 1 立って外へ出る。その場を去る。「ここなるこれかれ送りに—・でたれば」〈かげろふ・中〉 2 立って...
たち‐いた【裁(ち)板】
布や紙を裁つときなどに台として用いる長方形の板。裁ち台。裁ち物板。
たち‐いた・る【立(ち)至る/立ち到る】
[動ラ五(四)]物事がそのような状況・事態になる。「倒産という事態に—・る」
たち‐いち【立(ち)位置】
1 立っている場所。「カメラに映るよう役者の—を変える」 2 周囲の状況の中でその人が取る立場。立脚点。「作家とし...
たちい‐ふるまい【立(ち)居振(る)舞(い)】
立ったり座ったりの身のこなし。日常の動作。たち振る舞い。
たち‐いり【立(ち)入り】
1 たちいること。中にはいること。「部外者の—を禁ずる」 2 その家に親しく出入りすること。また、その人。 3 「...
たちいり‐きんし【立入禁止】
一定の場所にはいることを禁止すること。
たちいり‐けんさ【立入検査】
行政機関の職員が、行政法規の遵守を確認するため、事務所・営業所・工場・倉庫などにはいり、業務状況または帳簿書類・設...
たちいり‐ちょうさ【立入調査】
警察官が必要と認めるときに、古物商・質屋・風俗営業店などにはいり、内容を調査し、関係者に質問すること。
たち‐い・る【立(ち)入る】
[動ラ五(四)] 1 ある場所の中にはいる。はいりこむ。「工事現場に—・る」 2 ある物事に深くはいりこむ。また、...
たち・いる【立ち居る】
[動ワ上一] 1 立ったり座ったりする。起居(ききょ)する。「手一つ弾き取れば、師を—・ゐ拝みて喜び」〈源・東屋〉...
たち‐うお【太刀魚】
スズキ目タチウオ科の海水魚。全長約1.5メートル。体は細長く側扁が著しい。尾端は糸状。歯は鋭い。体表はうろこがなく...
たち‐うす【立(ち)臼】
地上にすえて、餅などをつく臼。たてうす。
立(た)ち臼(うす)に菰(こも)
太った女が着物を着て帯をしめた姿の形容。
立(た)ち臼(うす)も二階(にかい)へ登(のぼ)る
ありえないことが起こることのたとえ。
たち‐うち【立ち射ち】
⇒立射(りっしゃ)1
たち‐うち【太刀打ち】
[名](スル) 1 太刀で打ち合ってたたかうこと。 2 まともに張り合って競争すること。多く、あとに打消しの語を伴...
たちうばい【太刀奪】
⇒たちばい