た‐と【田堵/田刀】
平安時代、荘園・公領の田畑を耕作し、年貢・公事(くじ)を納めた農民。たとう。でんと。
たとい【譬ひ/喩ひ】
「例え」に同じ。「累代の—にもやならんとて」〈宇津保・吹上上〉
たとい【仮令/縦令/縦い】
[副] 1 (あとに逆接条件を表す「ても」「でも」「とも」などを伴って)仮にある事柄を想定しながら、結果はそれに影...
タトゥー
入れ墨。
たとう【畳紙】
「たとうがみ」の略。
た‐とう【多党】
多くの党派。
た‐とう【多頭】
一つのからだに頭が多くあること。転じて、一つの組織にかしらに立つ人が複数いること。
たと・う【譬ふ/喩ふ】
[動ハ四]「例える」に同じ。「法文聖教の中にも—・へるなるは」〈大鏡・後一条院〉 [動ハ下二]「たとえる」の文語形。
たとう‐かい【多島海】
多数の島々が点在する海域。 エーゲ海の異称。
たとう‐がい【多頭飼い】
複数の動物を飼うこと。特に、同種のペットを複数飼うことにいう。「猫の—」
たとう‐がみ【畳紙/帖紙】
《「たたみがみ」の音変化》 1 折り畳んで懐中に入れ、鼻紙や詩歌の詠草などに用いる紙。懐紙(かいし)。ふところがみ...
たとうしいく‐ほうかい【多頭飼育崩壊】
犬や猫などのペットが過剰に繁殖し、適切に飼育できなくなるほど増えてしまい、飼い主の生活が破綻すること。
たとう‐せい【多党制】
政党が多数存在して、政権の獲得を争っている政治制度。民主主義の実現に必要な条件とされる。
たとう‐せいじ【多頭政治】
政治体制の一。複数の同格の指導者によって行われる政治。古代ローマの三頭政治の類。
たとう‐るい【多糖類】
加水分解によって2分子以上の単糖類を生じる糖類。狭義にはセルロース・でんぷん・グリコーゲンなど高分子の糖をいう。
たとえ【例え/譬え/喩え】
1 たとえること。また、たとえられた語句や事柄。比喩。「—に引く」 2 同じような例。「世間の—にもれない」
たとえ【仮令/縦令/縦え】
[副]《「たとい」の音変化か》「たとい(仮令)1」に同じ。「—親友でも許せない」「—むだになってもやってみよう」
たとえ…としても
前件で仮定の事柄の成立を認めた場合でも、後件ではそれに影響されない結果が展開される表現。「たとえ天と地がひっくり返...
たとえ‐うた【譬え歌】
1 古今集・仮名序の和歌の六義(りくぎ)の一。物にたとえて詠んだ歌。漢詩の六義の「興」にあたる。 2 ⇒譬喩歌(ひゆか)
たとえ‐ごと【譬え言】
たとえにする言葉。比喩(ひゆ)。
たとえ‐ごと【譬え事】
たとえにする事柄。
たとえ‐ば【例えば】
[副] 1 前に述べた事柄に対して具体的な例をあげて説明するときに用いる語。例をあげていえば。「球技、—野球やテニ...
たとえ‐ばなし【譬え話】
ある事柄をわかりやすくするために、他のことを引き合いに出していう話。寓話。
たと・える【例える/譬える/喩える】
[動ア下一][文]たと・ふ[ハ下二]わかりやすく説明するために、ある物事を引き合いに出していう。なぞらえる。「人生...
譬(たと)えん方(かた)無(な)・し
ほかのものと比べようがない。「なほ匂はしさは—・く美しげなるを」〈源・桐壺〉
たところで…◦ない
《「たところで」は過去の助動詞「た」の連体形+名詞「ところ」+格助詞「で」。「ない」は打消しの助動詞、または形容詞...
たとしえ‐な・し【譬へ無し】
[形ク]たとえようがない。くらべようがない。「すこし荒れたりつる院の内、—・く狭げにさへ見ゆ」〈源・若菜下〉
多(た)と◦する
価値の高いものと認める。ありがたく思う。「永年の好意を—◦する」
タトバン
トルコ東部の都市。同国最大の湖、バン湖の西岸に位置し、対岸の都市バンと鉄道連絡船で結ばれる。タトワン。
タトラ‐さんち【タトラ山地】
《Tatry》⇒タトラ山脈
タトラ‐さんみゃく【タトラ山脈】
《Tatry》スロバキア北部とポーランド南部の国境沿いを東西に走る山脈。カルパチア山脈の一部をなす。北部の峻厳(し...
タトランスカー‐ロムニツァ
スロバキア北部の町。タトラ山脈の麓に位置し、国立公園に指定されたビソケータトリへの観光拠点として知られる。タトラ電...
タトワン
⇒タトバン