たん‐どう【丹銅】
亜鉛分が3〜20パーセントの黄銅。赤みを帯び、軟らかい。仏具・建築の材料にする。
たん‐どう【坦道】
平坦な道。坦途。「車は一条—を走りぬ」〈独歩・入郷記〉
たんどう‐きかん【単動機関】
爆発圧力や蒸気の圧力をピストンの片面にだけ受けて運動する往復機関。→複動機関
たんどうへいさ‐しょう【胆道閉鎖症】
先天的あるいは出生直後に胆管が閉塞し、胆汁を肝臓から腸管へ排出できなくなる疾患。黄疸や白っぽい便などの症状がみられ...
たんど‐き【端度器】
測定器の一。基準となる一定の長さ・厚さなどを備えていて、それで他を測定するもの。ブロックゲージ・限界ゲージなど。
たん‐どく【丹毒】
皮膚の外傷などから連鎖状球菌が感染して起こる真皮の炎症。顔や手足に多く、境界のはっきりした赤い腫(は)れができ、熱...
たん‐どく【単独】
[名・形動]ただ一人、また、ただ一つであること。他から独立していること。また、そのさま。「—で登頂する」「—に存在する」
たん‐どく【耽読】
[名](スル)読みふけること。夢中になって読むこと。「深夜まで推理小説を—する」
たんどく‐かいそん【単独海損】
船舶または積み荷などが航海上の事故のために被った損害や費用を、船主または荷主が単独で負担するもの。→共同海損
たんどく‐かいにゅう【単独介入】
一つの国または地域が、他の国や地域と連携することなく、単独で為替介入を実施すること。→協調介入
たんどく‐がいねん【単独概念】
単数の個体にのみ用いられる概念。例えば「富士山」「プラトン」「この本」など。個体概念。
たんどく‐きかん【単独機関】
一人だけで組織される機関。各省大臣や都道府県知事など。⇔合議機関。
たんどく‐けっさん【単独決算】
⇒単体決算
たんどく‐こう【単独行】
パーティーを組まずに、一人で登山すること。単独登山。
たんどく‐こうい【単独行為】
当事者の一方の意思表示だけで成立する法律行為。契約の解除や遺言など。一方行為。→双方行為 →合同行為
たんどく‐こうどう【単独行動】
一人、また一組織だけでする行動。
たんどくこうどう‐しゅぎ【単独行動主義】
政治・経済・地球環境などの国際問題について、他国と協調せず、自国の力のみによって対処しようとする考え方。一国主義。...
たんどく‐こうわ【単独講和】
共同交戦国のうちの一国がその同盟国から離脱して単独に敵国と結ぶ講和。また、複数の相手国のうちのある一国とだけ単独に...
たんどく‐しゅぎ【単独主義】
⇒単独行動主義
たんどく‐じゅうごう【単独重合】
1種類の単量体を混合して重合させる化学反応。
たんどくじゅうごう‐たい【単独重合体】
1種類の単量体が重合することで得られる重合体。共重合体に対していう。ホモポリマー。
たんどく‐せい【単独制】
裁判もしくはこれに準じる手続きで、審判に当たる裁判所を一人の裁判官で構成すること。また、その制度。⇔合議制。
たんどくせい‐かんちょう【単独制官庁】
一人の自然人で構成される官庁。各省大臣・都道府県知事など。⇔合議制官庁。
たんどく‐せいけん【単独政権】
議会で過半数を占める単一の政党が担当する政権。→連合政権
たんどくせい‐さいばんしょ【単独制裁判所】
裁判官が一人で審判を行う裁判所。簡易裁判所がその典型で、地方裁判所・家庭裁判所は単独制の場合と合議制の場合とがある...
たんどく‐せいはん【単独正犯】
一人で犯罪を実行すること。また、その罪。単独犯。→共同正犯
たんどく‐せたい【単独世帯】
⇒単身世帯
たんどく‐そうぞく【単独相続】
一人の相続人が単独で遺産を相続すること。長子相続・末子相続など。→共同相続
たんどく‐ないかく【単独内閣】
議院内閣制の下で、一つの政党だけで組織する内閣。単独政権。⇔連立内閣。
たんどく‐はん【単独犯】
⇒単独正犯
たん‐どり【反取り/段取り】
江戸時代の年貢徴収方法の一。租率を定めないで1反当たりの年貢の高を決め、それに面積を掛けて算定する方法。関東で多く...
タンドリー‐チキン
インド料理の一。ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を、タンドールとよぶ壺型(つぼがた)のかまどで焼いたもの。
タンドール
インド北部やパキスタン、アフガニスタンで使われる粘土製の釜。甕(かめ)を伏せたような形状で、上下とも開口している。...