だ‐き【唾棄】
[名](スル)つばを吐きすてること。転じて、非常に軽蔑して嫌うこと。「—すべき行為」
だ‐き【舵機】
船のかじ。操舵機。
だ‐き【惰気】
だらけた気分。なまけ心。「—を生じる」「—満々」
ダキア
ドナウ川下流の湾曲部北岸の地域の古称。古代ローマ帝国の属州の一。ほぼ現在のルーマニアにあたる。
だきあい‐しんじゅう【抱(き)合い心中】
[名](スル)抱き合ってする心中。男女が互いに抱き合ったまま情死すること。
だき‐あ・う【抱(き)合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに相手を抱く。「—・って再会を喜ぶ」
だき‐あ・げる【抱(き)上げる】
[動ガ下一][文]だきあ・ぐ[ガ下二]抱いて上の方に持ち上げる。「子供を—・げる」
だき‐あわせ【抱(き)合(わ)せ】
抱き合わせること。「—販売」
だきあわせ‐はんばい【抱(き)合(わ)せ販売】
よく売れる商品に売れ行きの悪い商品を組み合わせて売りつける販売方法。消費者の選択の自由を奪うとして独占禁止法で禁止...
だき‐あわ・せる【抱(き)合(わ)せる】
[動サ下一][文]だきあは・す[サ下二] 1 抱き合うようにする。また、組み合わせる。「減税と増税とを—・せる」 ...
だきいし‐そう【抱(き)石葬】
先史時代の埋葬の一形式。死者の胸か腹に石塊をのせたもの。死者の悪霊のはたらきを防ぐためとする説がある。
だき‐いね【抱(き)稲】
紋所の名。葉のついた稲を左右から丸く向かい合わせた形を描いたもの。
だき‐うば【抱(き)乳母/抱き姥】
子守りだけをする乳母。乳乳母(ちちうば)・本乳母(ほんうば)に対していう。
だき‐おこ・す【抱(き)起(こ)す】
[動サ五(四)]抱いて起こす。かかえて起こす。「病人を—・す」
だき‐おもだか【抱き沢瀉】
紋所の名。沢瀉の葉を2枚向かい合わせ、その中に花を入れたもの。
だき‐おろ・す【抱(き)下ろす】
[動サ五(四)]抱いて下へおろす。「子供を車から—・す」
だきかえり‐けいこく【抱返渓谷】
秋田県中東部にある渓谷。田沢湖の南、雄物川支流の玉川中流に約14キロメートル続き、「東北の耶馬渓(やばけい)」とよ...
だき‐かか・える【抱き抱える】
[動ア下一][文]だきかか・ふ[ハ下二]腕でかかえ持つ。腕をまわして落ちないように支え持つ。「けが人を—・える」
だき‐かご【抱(き)籠】
「竹夫人(ちくふじん)」に同じ。
だき‐がしわ【抱き柏】
紋所の名。柏の葉が左右に向かい合った形を描いたもの。
だき‐ぐせ【抱(き)癖】
乳児の、抱かれないと泣き止まなかったり眠らなかったりするくせ。
だき‐こ・む【抱(き)込む】
[動マ五(四)] 1 腕の中にかかえ入れる。「子を—・む」 2 味方に引き入れる。仲間に誘い込む。「敵の一人を金で...
だき‐ざさ【抱き笹】
紋所の名。左右2枚の笹の葉を抱き合わせた形のもの。
だきしめたい【抱きしめたい】
矢作俊彦の短編小説。「ミステリマガジン」誌の昭和47年(1972)6月号に掲載された、著者の小説家としてのデビュー作。
だき‐し・める【抱(き)締める】
[動マ下一][文]だきし・む[マ下二]力を込めてしっかりと抱く。「再会したわが子を—・める」
だき‐すく・める【抱き竦める】
[動マ下一][文]だきすく・む[マ下二]抱きしめて、身動きができないようにする。「強く—・める」
だきつき‐せんりゃく【抱(き)付き戦略】
政治家が、政敵や他党の政策や主張を取り入れることで、争点をなくし、相手の支持層を取り込んで、選挙や政権運営を有利に...
だき‐つ・く【抱(き)付く/抱(き)着く】
[動カ五(四)]両腕を相手のからだなどにまわしてとりつく。「子供が母親に—・く」
だき‐と・める【抱(き)留める】
[動マ下一][文]だきと・む[マ下二]両腕でかかえておさえとどめる。「倒れかかる人を—・める」
だき‐と・る【抱(き)取る】
[動ラ五(四)]自分の方へ抱くようにして受け取る。「赤子を—・る」
だきに‐てん【荼枳尼天/吒枳尼天/荼吉尼天】
《(梵)Ḍākinīの音写》仏教の鬼神で、密教では、胎蔵界曼陀羅(まんだら)外院にあって、大黒天に所属する夜叉(や...
だき‐にんぎょう【抱き人形】
幼児が抱いたりごっこ遊びをしたりするときに使う、赤ちゃん姿の人形。
だき‐ね【抱(き)寝】
[名](スル)抱いて寝ること。「乳飲み子を—する」
だき‐まくら【抱(き)枕】
寝るときに手や足をのせ、抱くようにして使う筒状の寝具。かご状のものや、布の袋に綿を詰めた柔らかいものなどがある。→...
だき‐まんまん【惰気満満】
[ト・タル][文][形動タリ]だらけた気分に満ちているさま。やる気がまったくないさま。
だき‐み【抱(き)身】
鴨(かも)・合鴨などの胸肉。
だき‐みょうが【抱き茗荷】
紋所の名。茗荷の芽が左右に向き合っている形のもの。
だき‐もり【抱き守】
幼児を抱いて守りをすること。また、その人。「ふたりの乳母ども銘々に—いたせし子」〈浮・桜陰比事・一〉
だ‐きゅう【打毬】
奈良時代、中国から伝わった遊戯。左右に分かれ、馬上あるいは徒歩で毬杖(ぎっちょう)を持ち、紅白の毬(まり)を互いに...
だ‐きゅう【打球】
野球・ゴルフなどで、たまを打つこと。また、打ったたま。
だ‐きょう【妥協】
[名](スル)対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること。「—の余地がない」「...
だきょう‐てん【妥協点】
互いに歩み寄って一致できるところ。
だき‐よ・せる【抱(き)寄せる】
[動サ下一][文]だきよ・す[サ下二]抱いて引き寄せる。「我が子を—・せる」