だつ【脱】
[常用漢字] [音]ダツ(慣) [訓]ぬぐ ぬげる ぬく ぬける 1 外側を覆っているものを取り去る。ぬぐ。「脱衣...
だつ【奪】
[常用漢字] [音]ダツ(慣) [訓]うばう 他人のものを力ずくで抜き取る。うばう。「奪回・奪還・奪取/強奪(ごう...
だつ【駄津】
ダツ目ダツ科の海水魚。全長約1メートル。体は細長く、側扁する。上下両あごが伸びて長いくちばし状となり、鋭い歯がある...
だつ【獺】
カワウソの別名。
だ・つ
[接尾]《動詞「た(立)つ」の接尾語化したもの》 《動詞五(四)段型活用》名詞や形容詞・形容動詞の語幹などに付いて...
だつ【脱】
[語素]名詞に付いて、その境遇から抜け出す、の意を表す。「—サラリーマン」
だつ【奪】
[語素]名詞に付いて、奪う、獲得する、などの意を表す。「—三振」「—タイトル」
だつあ‐にゅうおう【脱亜入欧】
アジアを離れ、ヨーロッパ諸国の仲間入りを目指すこと。明治維新以降、欧米諸国の文化を採り入れて近代化を進めた日本の風...
だつ‐い【脱衣】
[名](スル)衣服を脱ぐこと。だつえ。「—場」⇔着衣。
だつイオン‐すい【脱イオン水】
⇒イオン交換水
だつい‐じょ【脱衣所】
浴場・プールなどで、服を脱いだり着たりする場所。脱衣場。
だつい‐じょう【脱衣場】
「脱衣所」に同じ。
だつ‐え【脱衣】
1 ⇒だつい(脱衣) 2 江戸時代、僧尼に科した刑罰の一。僧籍から除くもの。
だつ‐えい【脱営】
[名](スル)兵士が兵営・営舎から脱走すること。「暗闇にまぎれて—する」
だつえ‐ば【奪衣婆/脱衣婆】
三途(さんず)の川の岸にいて、亡者の衣服をはぎ取り、衣領樹(えりょうじゅ)の上に待つ懸衣翁(けんえおう)に渡すとい...
だつ‐えん【脱塩】
含まれている塩類を除く操作。一般水から無機塩類を除いて純水にしたりすること。また、原油の無機塩類を蒸留前に除くこと。
だつえん‐すい【脱塩水】
脱塩によって、含まれる塩類を除去した水。一般にイオン交換樹脂または電気透析によって脱塩された水をさし、蒸留水とは区...
だつ‐かんさ【脱感作】
アレルギー疾患の治療法の一。過敏性の原因となるアレルゲンをごく少量注射し、しだいにその量を増して過敏性を減弱させる...
だつ‐げんぱつ【脱原発】
原子力発電所を廃止し、核エネルギーに依存しない電力供給体制を構築すること。→卒原発 →減原発
だつこうぎょうか‐しゃかい【脱工業化社会】
工業中心の社会がさらに発展して、知識・情報・サービスが重要な役割を果たす社会。
だつ‐こうちく【脱構築】
《(フランス)déconstructionの訳語》西洋哲学で伝統的に用いられる統一的な全体性や二項対立の枠組みを解...
だつ‐ご【脱誤】
[名](スル)文字などが抜けていたり、まちがっていたりすること。誤脱。
だつ‐ごく【脱獄】
[名](スル) 1 囚人が牢獄や刑務所・拘置所などから逃げ出すこと。法律上は「逃走」という。破獄。ジェイルブレーク...
だつごく‐アプリ【脱獄アプリ】
正規のコンテンツ配信サービス以外でスマートホンやタブレット型端末向けに販売・配布されるアプリケーションソフトの通称...
だつ‐サラ【脱サラ】
[名](スル)《「脱サラリーマン」の略》サラリーマンをやめて、独立して商売や仕事を始めること。
だつ‐さんしん【奪三振】
野球やソフトボールで、投手が打者を三振に打ち取ること。「連続—記録」「—王」
だつさんそか‐ヘモグロビン【脱酸素化ヘモグロビン】
《「脱酸化ヘモグロビン」「脱酸素ヘモグロビン」とも》⇒デオキシヘモグロビン
だつ‐じ【脱字】
文章や印刷物などで、書き落としたり組み落としたりした文字。「誤字—」→衍字(えんじ)
だつ‐じ【脱磁】
磁性体から磁気を取り除くこと。コイルの中に対象物を固定し、流す電流を弱めていき磁界をなくすことにより磁気をぬきとる...
だつじかんきゅう‐せいど【脱時間給制度】
⇒高度プロフェッショナル制度
だつ‐じゅう【脱渋】
渋柿の渋をアルコールなどを用いて不溶化し、渋味をなくすこと。
だつ‐じょう【奪情】
律令制で、喪に服している人に、役所のつとめにつくように命じること。
だつ‐じん【脱塵】
世の中のわずらわしさからのがれること。俗塵を避けること。脱俗。
だつずい‐しっかん【脱髄疾患】
神経線維(軸索)の髄鞘(ずいしょう)に起こる病気の総称。アレルギー・自己免疫・ウイルス感染などが原因で生じる。多発...
だつ‐ぜい【脱税】
[名](スル)納税義務者が故意に税額の一部または全部の申告をせず、納付を免れること。
だつ‐ぞく【脱俗】
[名](スル)世間から離れて、俗事にわずらわされないこと。俗事に執着しないで、あっさりしていること。超俗。「—の境」
だつぞく‐の‐はん【脱粟の飯】
もみがらを取り去っただけで精白してない米を炊いた飯。玄米飯。
だつ‐たんそ【脱炭素】
⇒脱炭素化
だつたんそ‐か【脱炭素化】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出量をゼロにすること。脱炭素。→低炭素化
だつたんそ‐こう【脱炭素鋼】
⇒グリーンスチール
だつたんそ‐しゃかい【脱炭素社会】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出量が実質的にゼロとなる、カーボンニュートラルを実現した社会。→低炭素社会
だつたんそ‐でんげん【脱炭素電源】
発電・供給時に二酸化炭素を排出しない電源。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー、および原子力発電をさす。脱...
だつ‐ちっそ【脱窒素】
⇒脱窒
だつちっそ‐さいきん【脱窒素細菌】
⇒脱窒菌
だつちっそ‐さよう【脱窒素作用】
⇒脱窒
だつ‐ぶん【脱文】
抜け落ちた文句・文章。
だつ‐プラ【脱プラ】
《「プラ」は「プラスチック」の略》プラスチック製品の使用をやめること。 [補説]特に、プラスチックごみによる海洋汚...
だっ‐ぽく【脱北】
[名](スル)《「だつほく」とも》北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の人民が国を脱出すること。
だっぽく‐しゃ【脱北者】
社会的・経済的困難などを理由に、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)から国外に脱出した人。脱北民。だつほくしゃ。
だっぽく‐みん【脱北民】
「脱北者」に同じ。だつほくみん。