ちの【茅野】
長野県中部の市。諏訪湖の南東にあり、蓼科(たてしな)山南西麓を占める観光地。寒天の製造が盛ん。人口5.6万(2010)。
ちの【茅野】
姓氏の一。 [補説]「茅野」姓の人物茅野蕭々(ちのしょうしょう)茅野雅子(ちのまさこ)
ち‐の‐あせ【血の汗】
大変な苦しみや努力をしたときに出る汗のたとえ。「—を流して稼ぐ」
ち‐の‐あまり【血の余り】
《親の残りの血でできた子の意》末っ子。「子におろかはなけれどもわけて御身は—」〈浄・用明天王〉
ち‐の‐あめ【血の雨】
殺傷事件や戦争などで、多くの人の血が流されることのたとえ。「—が降る」
ち‐の‐いけ【血の池】
地獄にあるという、血の満ちている池。血の池地獄。
ち‐のう【知能/智能】
1 物事を理解したり判断したりする力。「—の高い動物」 2 心理学で、環境に適応し、問題解決をめざして思考を行うな...
ち‐のう【知嚢/智嚢】
知恵のたくわえ。また、知恵に富んだ人。知恵袋。「—を絞る」
ちのうえのきゅうせいしゅ‐きょうかい【血の上の救世主教会】
《Khram Spasa na Krovi/Храм Спаса на Крови》⇒血の上の教会
ちのうえ‐の‐きょうかい【血の上の教会】
《Khram Spasa na Krovi/Храм Спаса на Крови》ロシア連邦北西部、レニングラー...
ちのう‐けんさ【知能検査】
個人の知能を測定する検査。初めフランスの心理学者A=ビネーにより考案され、のち各国での応用・改訂を経て広く普及した...
ちのう‐ざいりょう【知能材料】
⇒知的材料
ちのう‐しすう【知能指数】
知能の程度を示す指数。精神年齢を暦年齢で割り、それに100を掛けたもの。IQ(intelligence quoti...
ちのう‐ねんれい【知能年齢】
⇒精神年齢
ちのう‐はん【知能犯】
暴行・脅迫によらずに、主として知能を使ってなされる犯罪。詐欺罪・背任罪など。また、その犯人。→強力(ごうりき)犯
ちのう‐へんさち【知能偏差値】
知能検査の結果を偏差値で表したもの。同一年齢集団ごとに算出される。
ち‐の‐うみ【血の海】
海のように、一面に流れ広がった血。
チノ‐クロス
厚手の綾織り綿布。多くズボンに用いる。第一次大戦中に米陸軍が使いはじめたもの。
ち‐の‐け【血の気】
1 皮膚にあらわれている、生き生きと血の通った赤い色つや。血色。「顔から—が失せる」「—のない唇」 2 感情の高ま...
血(ち)の気(け)が引(ひ)・く
顔面などの皮膚の色が恐怖などのために青ざめる。血の気が失せる。
ちのこんれい【血の婚礼】
《原題、(スペイン)Bodas de sangre》ガルシア=ロルカの戯曲。1933年初演。結婚式の後、花嫁と逃げ...
ちの‐し【茅野市】
⇒茅野
ち‐の‐しお【地の塩】
イエス=キリストの教え。神を信じる者は、腐敗を防ぐ塩のように、社会・人心の純化の模範であれとの意。模範や手本のたとえ。
ちの‐しょうしょう【茅野蕭々】
[1883〜1946]ドイツ文学者・歌人。長野の生まれ。本名、儀太郎。雅子の夫。著「ゲョエテ研究」、翻訳「リルケ詩抄」。
ち‐の‐たき【血の滝】
鉄錆(てつさび)色の水が流れる南極のテーラー氷河の水流。古代の海水を含み、氷河・岩盤間に存在する微生物が分解した岩...
ち‐の‐つながり【血の繋がり】
同じ血をひいていること。血縁。血筋。「—のない親子」
ちのていえん【知の庭園】
松浦寿輝による評論。副題「19世紀パリの空間装置」。平成10年(1998)刊行。第50回芸術選奨文部大臣賞受賞。
血(ち)の出(で)るよう
非常に心身を苦しめ、努力するたとえ。血が滲(にじ)むよう。「—な苦労」
ち‐の‐なみだ【血の涙】
怒りや悲しみのあまりあふれ出る涙。血涙(けつるい)。「堪えがたい苦しみに—を流す」
ちのにおい【乳の匂ひ】
加能作次郎の短編小説。同作を表題作とする短編小説集は昭和16年(1941)刊行で、他に「父の生涯」「明暗」などの作...
ち‐の‐にちようび【血の日曜日】
1905年1月22日(ロシア暦9日)の日曜日にロシアの首都ペテルブルグで起きた労働者虐殺事件。労働者とその家族が僧...
ちのはてしじょうのとき【地の果て至上の時】
中上健次の長編小説。昭和58年(1983)刊行。「岬」「枯木灘」に続く、紀州の「路地」を舞台とする3部作最後の作品。
ちのはてまで【地の果まで】
吉屋信子の小説。大正8年(1919)、大阪朝日新聞の懸賞に応募し1等に当選した。
チノ‐パン
「チノパンツ」の略。
チノ‐パンツ
チノクロス製のパンツ。もとは活動的な男性用パンツだが、女性のカジュアルな装いとしても人気がある。チノパン。
ち‐の‐ほうふく【血の報復】
南アジア、カフカス地方の伝統に根ざす掟。7代以内の男系祖先に殺害された者がいる場合、殺害した相手方に対して7代にわ...
ち‐のぼせ【血逆上せ】
血の道などのため、頭に血が上ること。逆上。
ち‐の‐ま【乳の間】
梵鐘(ぼんしょう)の表面上方に乳(ち)が多数並んでいる部分。
ちの‐まさこ【茅野雅子】
[1880〜1946]歌人。大阪の生まれ。旧姓、増田。蕭々(しょうしょう)の妻。「明星」に短歌を発表。歌集「恋衣」...
ちのみ‐おや【乳飲み親】
「乳親(ちおや)2」に同じ。
ちのみ‐ご【乳呑み児/乳飲み子】
まだ乳を飲んでいる時期の幼児。乳児。
ち‐の‐みち【血の道】
1 血液の通る道筋。血脈。血管。ちみち。 2 産褥(さんじょく)時・月経時・月経閉止期などの女性に現れる頭痛・めま...
ちのむれ【地の群れ】
井上光晴の長編小説。長崎県を舞台に、被爆者差別、被差別部落問題、在日朝鮮人問題などに触れた作品。昭和38年(196...
ち‐の‐め【乳の目】
乳頭にある、乳の出る小さい穴。
ち‐の‐めぐり【血の巡り】
1 血が血管の中を回ること。血の循環。血行。「—をよくする薬」 2 物事を理解する力。頭の働き。「—が悪くて理解が遅い」
ち‐の‐メーデー【血のメーデー】
⇒メーデー事件
ち‐のり【千入り/千箭】
《「ちのい(千篦入)り」の音変化》千本の矢が入っていること。数多くの矢が差し入れてあること。「—の靫(ゆぎ)」
ち‐のり【血糊】
1 のりのように粘りけのある血。「—がべったりとつく」 2 演劇などの小道具の一。出血したように見せるための赤い顔...
ち‐の‐り【地の利】
土地の位置や形状が、物事をするのに都合よくできていること。「—を得る」
地(ち)の利(り)は人(ひと)の和(わ)に如(し)かず
《「孟子」公孫丑下から》いかに土地の形勢が有利であっても、一致団結している人々の力には及ばない。