手(て)に汗(あせ)を握(にぎ)・る
見たり聞いたりしながら、興奮したり緊張したりする。手に汗握る。「—・る熱戦」
テニア‐とう【テニア島】
《Îlot Tenia》ニューカレドニア島南西岸にある島。首都ヌーメアの北西約60キロメートルに位置する。礁湖に囲...
手(て)に余(あま)・る
物事が自分の能力以上で、その処置ができない。手に負えない。「—・る難問」
手(て)に合(あ)わ◦ない
1 自分の能力では扱いきれない。手に余る。手に負えない。「ギリシャ語となるとどうにも—◦ない」 2 手になじまない...
テニアン‐とう【テニアン島】
《Tinian》太平洋西部、マリアナ諸島の島。約5キロメートルの水道を隔ててサイパン島の南西に位置する。第一次大戦...
手(て)に入(い)・る
1 「手に入(はい)る」に同じ。「御蔭さまで、好い家が—・りまして」〈漱石・虞美人草〉 2 熟達する。熟練する。「...
手(て)に入(い)・れる
自分の物にする。入手する。「希覯(きこう)本を—・れる」「大金を—・れる」
テニエス
⇒テンニエス
テニエル
[1820〜1914]英国の挿絵画家。風刺漫画雑誌「パンチ」の主筆画家を務めた。また、「不思議の国のアリス」「鏡の...
手(て)に負(お)え◦ない
自分の力では扱いきれない。手に余る。「—◦ないいたずらっ子」
手(て)に落(お)・ちる
その人の所有となる。支配下にはいる。手に帰する。「競売で業者の—・る」
て‐に‐お‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
⇒てにをは
手(て)に掛(か)か・る
1 直接に取り扱われる。「彼の—・れば簡単にかたづく」 2 殺される。「暗殺者の—・る」 3 世話を受ける。「継母...
手(て)に掛(か)・ける
1 自分で直接行う。「自分が—・けた仕事」 2 自分で世話をする。手塩にかける。「盆栽を—・けて育てる」 3 人に...
手(て)に帰(き)・する
所有物となる。支配下になる。手に落ちる。「優勝は東北の球児たちの—・した」
手(て)に職(しょく)を付(つ)・ける
働くための技能を身につける。
テニス
長方形のコートの中央にネットを張り、これを挟んで相対し、ラケットでボールを打ち合って得点を争う球技。使用ボールによ...
手(て)に据(す)えた鷹(たか)を逸(そ)らす
飼い慣らした鷹を逃がしてしまう。いったん手に入れた大切なものを失うことのたとえ。
テニス‐エルボー
⇒テニス肘
テニス‐コート
テニスをする競技場。グラスコート、クレーコート、ハードコートなどがある。庭球場。
テニスコート‐の‐ちかい【テニスコートの誓い】
フランスで1789年6月20日、国王ルイ16世が議場を閉鎖したことから、三部会の第三身分議員たちが隣接するベルサイ...
テニス‐ひじ【テニス肘】
テニスのストロークを繰り返すことで筋肉に過度の負担がかかり、肘から前腕にかけて痛みが生じる障害。手首を動かす筋肉(...
手(て)に◦する
1 手に取って持つ。「本を—◦する」 2 自分の物にする。「欲しかった車をやっと—◦する」
テニソン
[1809〜1892]英国の詩人。美しい韻律と叙情性に富んだ作風により、ビクトリア朝の代表的詩人となった。作「イン...
て‐にっき【手日記】
日々の心覚えを記す帳面。「枕に算盤(そろばん)、—をはなたず」〈浮・胸算用・四〉
手(て)に付(つ)か◦ない
心が他に奪われてその事に集中できない。「うれしくて仕事が—◦ない」
てに‐てに【手に手に】
[連語]多くの人が、めいめいその手に。てんでに。「—小旗を持つ」
手(て)に手(て)を取(と)・る
互いに手を取る。特に、相愛の男女が行動をともにする。「—・ってかけおちする」
手(て)に取(と)・る
自分の手で持つ。「リンゴを一つ—・る」
手(て)に取(と)るよう
すぐ目の前にあるように、はっきり見えたり聞こえたりするさま。手に取るばかり。「相手の反応が—にわかる」
手(て)に成(な)・る
(「…の手に成る」の形で)製作の任に当たる。手掛ける。「応挙の—・る虎の図」
手(て)に握(にぎ)・る
自分の所有とする。また、自分の支配下におく。「権力を—・る」
手(て)に乗(の)・る
1 策略におちいる。「まんまとこちらの—・る」 2 自分の自由になる。「この位にせにゃ、男は—・らぬわいな」〈伎・...
て‐に‐は【弖爾波/手爾波】
《ヲコト点の一種の三論宗点を、左下・左中・左上の順に続けて読むと「てには」となるところから》「弖爾乎波(てにをは)...
手(て)に入(はい)・る
自分の所有となる。手にいる。「珍品が—・る」
てにはたいがいしょう【天爾葉大概抄/手爾波大概抄】
語学書。1冊。藤原定家著といわれたが、実際は鎌倉末期から室町初期の成立。「てにをは」の用法を説く。この種の研究書で...
て‐にもつ【手荷物】
1 手回りの荷物。特に、旅客が自分で持ち運ぶ荷物。「—一時預り所」 2 旅客が運輸機関に発駅から着駅まで輸送を委託...
テニヤンのまつじつ【テニヤンの末日】
中山義秀の短編小説、および同作を表題作とする作品集。短編小説は昭和23年(1948)「新潮」誌に掲載。太平洋戦争中...
テニュア
1 保有。保有期間。また、財産の保有権。 2 大学で、(教授として)終身雇用が保証される権利。終身在職権。
テニュアトラック‐せいど【テニュアトラック制度】
《tenure track system》大学が若手研究者を、任期を定めて採用し、自立した研究環境で経験を積ませた...
て‐にゅうりょく【手入力】
キーボードなどを指で操作して、文字や数値を入力すること。自動計算機能や音声認識機能、また他のデータからのコピーアン...
手(て)に渡(わた)・る
その人の所有物となる。「母の財産はみんな阿爺(おやじ)の—・って」〈漱石・永日小品〉
て‐に‐を‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
《ヲコト点の一種の博士家(はかせけ)点の四隅の点を、左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となるところから》 1...
弖爾乎波(てにをは)が合(あ)わ◦ない
助詞・助動詞が正しく使われていない。言葉の用法がおかしい。文脈が整わない。また、話のつじつまが合わない。弖爾波が合...
てにをはひもかがみ【てにをは紐鏡】
語学書。1巻。本居宣長著。明和8年(1771)刊。係りの助詞と結びの用言との呼応の関係を図表にして示したもの。紐鏡。
テニールス
[1582〜1649]フランドルの画家。の父。ルーベンスに師事。風景画・歴史画を多く描いた。 [1610〜1690...