てん‐い【天衣】
天人・天女の着る衣服。あまのはごろも。→てんえ(天衣)
てん‐い【天位】
天子の位。皇位。帝位。
てん‐い【天威】
天子の威光。皇威。
てん‐い【天為】
天のなすところ。自然の作用。
てん‐い【天意】
1 天の意志。造物主の意志。また、自然の道理。 2 天子の意志。
てん‐い【天維】
天が落ちないように四隅を支えているという想像上の綱。天柱。
てん‐い【典医】
⇒御殿医(ごてんい)
てん‐い【転位】
[名](スル) 1 位置が変わること。また、位置を変えること。 2 固体の結晶内部で線状に起きる、一連の原子の位置...
てん‐い【転移】
[名](スル) 1 場所が他にうつること。また、場所をうつすこと。移転。「施設が—する」 2 病原体や腫瘍(しゅよ...
てん‐い【転医】
[名](スル)現在、診察を受けている医者から、別の医者に変えること。
てんい‐アールエヌエー【転移RNA】
たんぱく質の生合成において、特定のアミノ酸と結合して、伝令RNAとリボゾームの結合体に運ぶリボ核酸。リボゾーム上で...
てんい‐おんど【転移温度】
相転移が生じる温度。気相、液相、固相間の構造的な転移や、電気伝導における常伝導から超伝導への転移が起こる温度などを...
てんい‐かくりつ【転移確率】
⇒遷移確率
てんい‐がくしゅう【転移学習】
ディープラーニングなどの機械学習において、ある学習済みのモデルを別の分野に適用すること。ニューラルネットワークのパ...
てんい‐こうそ【転移酵素】
化合物の基を転移させる反応を触媒する酵素。アミノ基転移酵素(トランスアミナーゼ)・燐酸基(りんさんき)転移酵素(ホ...
てんい‐こうどう【転位行動】
動物行動学において、ある個体が、たとえば「攻撃と逃避」など相反する衝動が拮抗したときに取る、無関係な行動。闘争中の...
てんい‐しせき【天威咫尺】
《「春秋左伝」僖公九年から》天子のそば近くに仕えること。
てんい‐せい【転移性】
発病原因となる細胞などが血液の流れなどによって運ばれ、別の部位で発症すること。発病原因が別の臓器にあること。「—肺がん」
てんいせい‐かんがん【転移性肝癌】
肝臓以外の臓器で発生した癌が肝臓に転移した癌。肺癌・胃癌・膵(すい)癌・大腸癌・胆嚢(たんのう)癌などからの転移が...
てんいせい‐がん【転移性癌】
⇒続発性癌
てん‐いた【天板】
⇒てんばん(天板)
てん‐いち【天一】
「天一神(てんいちじん)」の略。→なかがみ(天一神)
てんいち‐じん【天一神】
⇒なかがみ(天一神)
てんいち‐たろう【天一太郎】
天一天上の最初の日。この日の天候で、その年の豊凶を占う。
てんいち‐てんじょう【天一天上】
陰陽道(おんようどう)で、天一神(なかがみ)が天に上っているという日。癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる...
てんいちぼう【天一坊】
[?〜1729]江戸中期の僧。通称、改行。源氏坊天一と名のり、徳川家の一族と称して世間を騒がせて処刑された。大岡政...
てんい‐てん【転移点】
相転移が起きる時の温度や圧力などの状態量の値。温度の場合は転移温度と呼ばれ、沸点、融点、凝固点などがある。
てんい‐ねつ【転移熱】
⇒潜熱
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見...
てん‐いん【店員】
商店に勤務している人。
てん‐いん【点印】
俳諧の点者が、連句・発句の句帳に評点として押す印形。点者各自が独自のものを数個もち、それぞれ点数を定めて使い分けた。
てん‐いん【転院】
[名](スル)入院患者が他の病院へ移ること。「自宅近くの病院に—する」