てん‐し【天子】
1 天上界の人。天人。 2 天帝に代わって国を治める人。帝王。日本で、天皇。
てん‐し【天使】
1 天界にあり、神の使者として人間に神意を伝えたり、人間を守護したりすると信じられるもの。ユダヤ教・キリスト教・イ...
てん‐し【天資】
生まれつきの資質。天性。天稟(てんぴん)。「—に恵まれる」「—英明」
てん‐し【天賜】
1 天からのたまもの。「—の才」 2 天子からたまわったもの。恩賜。「是等の恩典を被むる者誰か—の忝なきを仰ぎ歓ば...
てん‐し【展翅】
[名](スル)標本にするため、昆虫などの翅(はね)をひろげること。「—板」→展脚
てん‐し【塡詞】
中国唐代に始まり、宋代に栄えた韻文の一。楽譜に合わせて文字を塡(うず)めて歌詞とした。平仄(ひょうそく)・字数・句...
てんし【天使】
三好徹による短編小説のシリーズ名。一匹狼の新聞記者を主人公とするハードボイルド作品。「汚れた天使」「天使の葬列」「...
てん‐し【転子】
脊椎(せきつい)動物の大腿骨(だいたいこつ)の上部にある突起。→大転子 →小転子
てんし‐か【転子窩】
大腿骨(だいたいこつ)の大転子の内面にあるくぼみ。
てんしかん‐せん【転子間線】
大腿骨(だいたいこつ)上部の前面で、大転子から小転子に向けて斜めに走る粗い線。→転子間稜(りょう)
てんしかん‐りょう【転子間稜】
大腿骨の上部にある大転子と小転子という2つの突起を結ぶ細長い隆起。→転子間線
てんしがきえていく【天使が消えていく】
夏樹静子の長編推理小説。「天使が消えてゆく」のタイトルで、昭和44年(1969)の第15回江戸川乱歩賞に応募。最終...
天使(てんし)が通(とお)る
《(フランス)Un ange passe.》会話や座談がとぎれて、一座の者が黙り込むことをいうフランスのことわざ。
てんしき【転失気】
落語。体調のすぐれない和尚が診察に訪れた医者から「てんしき」があるかないかを聞かれる。和尚は知ったかぶりをしてその...
てん‐しき【点式】
1 俳諧で、点者が評点をつける方式。主として引き墨・点印を用いる。 2 茶会で客をもてなす作法。
てんし‐さんち【天子山地】
山梨県南部・静岡県北部に広がる山地。富士山の西方、富士川との間にあり、最高峰は毛無(けなし)山。南に天子ヶ岳(標高...
てんしたちのたんてい【天使たちの探偵】
原尞の短編推理小説集。平成2年(1990)刊行。未成年者が関わる六つの事件を描く。第9回日本冒険小説協会大賞最優秀...
てんし‐だいがく【天使大学】
札幌市にある私立大学。昭和22年(1947)開校の札幌天使女子厚生専門学校を前身とし、平成12年(2000)に開設...
てん‐しち【転質】
《「てんじち」とも》質権者が、質物をさらに自己の債務の担保とすること。またじち。
てん‐しつ【天質】
生まれつきの性質。天性。
てんしつきぬけ‐どおり【天使突抜通り】
⇒東中筋通り
てんしどおり【天使通り】
《原題Angel Pavement》⇒エンジェル小路
てんし‐どう【天師道】
⇒五斗米道(ごとべいどう)
てんしのしょうこん【天使の傷痕】
西村京太郎の社会派推理小説。「四つの終止符」に続く、長編第2作。「事件の核心」のタイトルで、昭和40年(1965)...
てんしのそうれつ【天使の葬列】
三好徹の短編小説、および同作を表題作とする連作短編小説集。「天使」シリーズの一つ。作品集は昭和44年(1969)刊行。
てんしのたまご【天使の卵】
村山由佳の恋愛小説。副題は「エンジェルス・エッグ」。平成5年(1993)、第6回小説すばる新人賞を受賞したデビュー...
てんし‐の‐とりぶん【天使の取(り)分】
⇒エンゼルズシェア
てんしのマリア‐だいせいどう【天使のマリア大聖堂】
《Cathedral of Our Lady of the Angels》米国カリフォルニア州ロサンゼルスにある大...
てんし‐の‐わけまえ【天使の分け前】
⇒エンゼルズシェア
てん‐しゃ【天赦】
「天赦日」の略。
てん‐しゃ【転写】
[名](スル) 1 文章・図面などを写し取ること。また、書き写すこと。「設計図を—する」 2 生体内で遺伝情報が伝...
てんしゃ‐いんさつ【転写印刷】
転写紙を使った印刷方法。
てんしゃ‐いんし【転写因子】
遺伝子の転写を制御するたんぱく質群。DNAに書き込まれた遺伝情報のRNAへの転写を促進したり抑制したりするはたらき...
てん‐しゃく【天爵】
《「孟子」告子から》天から授かった爵位。生まれつき備えている徳望。⇔人爵。
てん‐しゃく【転借】
[名](スル)人が他から借りている物を、さらに借りること。またがり。「土地を—する」⇔転貸。
てんしゃ‐し【転写紙】
ゼラチン・卵白などで作った特殊なのりを塗り、書画などを印刷してある紙。直接印刷できない陶磁器や曲面に裏向きにはりつ...
てんしゃ‐せきばん【転写石版】
印刷しようとする絵や文字を脂肪質のインクで転写紙に記し、これを石版面に押しつけて転写し、腐食製版したもの。
てんしゃ‐だい【転車台】
機関車・自動車などをのせて向きを変えるのに使う回転台。
てんしゃ‐にち【天赦日】
暦注の一。四季に各1回ずつある、天がすべての罪を許すという最上の吉日。春は戊寅(つちのえとら)、夏は甲午(きのえう...
てんしゃ‐ぼん【転写本】
手書きによって書き写された本。特に、写本を底本とし、さらに書き写された本。
てん‐しゅ【天主】
1 《(ラテン)Deusの漢訳語という》キリスト教で、天にいる神。天帝。 2 《「てんじゅ」とも》仏教で、諸天の王...
てん‐しゅ【天守/天主】
城の本丸に築かれた最も高い物見やぐら。天守閣。
てん‐しゅ【天衆】
《「てんじゅ」とも》梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)など、天の諸神。
てん‐しゅ【天趣】
「天道(てんどう)4」に同じ。
てん‐しゅ【店主】
店の主人。商店のあるじ。
てん‐しゅ【甜酒】
中国産醸造酒の一。もち米を蒸し、発酵させた甘い酒。
てん‐しゅうごう【点集合】
平面上または空間内における、ある性質をもった点の集まり。一般に、一つの集合を空間、その要素を点と考えたときの、その...
てんしゅ‐かく【天守閣】
「天守」に同じ。
てんしゅ‐きょう【天主教】
中国・朝鮮で、ローマカトリックの通称。日本でも明治・大正期までこの名称が用いられた。→ローマカトリック教会
てん‐しゅく【転宿】
[名](スル)宿所を変えること。やどがえ。「明日にも—することに決心して」〈二葉亭・其面影〉