とき
上越新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成14年(2002)運行開始。高崎・越後湯沢・長岡などを経由して東...
とき【時】
1 過去から現在、現在から未来へと、一方的また連続的に流れていくと考えられているもの。物事の変化・運動によって認識...
とき【斎】
1 《食すべき時の食事の意》寺などで、食事のこと。インド以来の戒律により午前中に食べるのを正時とし、午後は食すべき...
とき【鴇/朱鷺/鵇/桃花鳥】
ペリカン目トキ科の鳥。全長77センチくらいで、淡紅色を帯びた白色。顔と脚が赤く、頭に冠羽があり、くちばしは黒く、下...
とき【鬨/時/鯨波】
1 合戦で、士気を鼓舞し、敵に対して戦闘の開始を告げるために発する叫び声。大将が「えいえい」と発声して全軍が「おう...
とき【土岐】
岐阜県南東部の市。中心は土岐津(ときつ)。陶磁器製造が盛ん。人口6.0万(2010)。
とき【都記】
源経信の日記「帥記(そちき)」のこと。名称は「帥」の唐名「都督」から。
とき‐あか・す【解(き)明かす】
[動サ五(四)]問題を解いてその意味を明らかにする。解明する。「真相を—・す」
とき‐あか・す【説(き)明かす】
[動サ五(四)]説いて物事の意味を明らかにする。「右からも左からも—・して」〈藤村・破戒〉
とき‐あかり【時明(か)り】
1 明け方近く、東の空がかすかに明るくなること。 2 雨天のとき、ときどき雲が薄れて明るくなること。
ときあけ‐もの【解(き)明け物】
綿入れの中綿を抜き取って袷(あわせ)や単(ひとえ)に仕立て直した着物。綿貫(わたぬき)。引解(ひきとき)。ときあけ。
とき‐あらい【解(き)洗い】
着物をほどいて洗うこと。また、洗い張りをすること。⇔丸洗い。
とき‐いろ【鴇色】
トキの羽のような色。うすもも色。淡紅色。
時(とき)移(うつ)り事(こと)去(さ)・る
《陳鴻「長恨歌伝」から》歳月とともにさまざまなものが変化してゆく。「さるほどに—・って、世の変はりゆく有様は」〈平...
ときえだ‐もとき【時枝誠記】
[1900〜1967]国語学者。東京の生まれ。ソシュールの言語理論を批判し独自の言語観に基づき、言語過程説を唱え、...
とき‐おこ・す【説(き)起(こ)す】
[動サ五(四)]説明を始める。「基本から—・す」
とき‐およ・ぶ【説(き)及ぶ】
[動バ五(四)]そのことにまで広げて説明する。「過去の例にまで—・ぶ」
とき‐おり【時折】
[副]ときどき。ときたま。「—薄日がもれる」
とき‐か・う【解き交ふ/解き替ふ】
[動ハ下二] 1 男女が相手の帯・ひもなどを解き合って共に寝る。解きかわす。「倭文幡(しつはた)の帯—・へて廬屋(...
とき‐かた【解(き)方】
問題を解く方法。答えの出し方。解法。
とき‐かわ・す【解き交はす】
[動サ四]「解き交(か)う1」に同じ。「高麗(こま)錦紐—・し天人の妻問ふ夕(よひ)ぞ我も偲(しの)はむ」〈万・二...
とき‐がし【時貸し】
[名](スル)一時的に金などを貸すこと。当座貸し。
ときがにじむあさ【時が滲む朝】
楊逸(ヤンイー)の小説。中国の民主化運動に参加する二人の若者の挫折と青春を、天安門事件から北京オリンピック前夜の時...
とき‐がね【時鐘】
時刻を知らせるために打ち鳴らす鐘。また、その音。時の鐘。
とき‐がり【時借り】
一時的に金などを借りること。当座の借り。「お島は浜屋から—をして来た金を」〈秋声・あらくれ〉
とき‐きか・せる【説(き)聞かせる】
[動サ下一][文]とききか・す[サ下二]よくわかるように説明して聞かせる。言いきかせる。「諄々(じゅんじゅん)と—...
時(とき)極(きわ)まれば而(すなわ)ち転(てん)ず
《「史記」平準書から》時勢は行き着くところまで行くとやがて転じる。社会は時代によって変化してゆくものだということ。
時(とき)極(きわ)まれば転(てん)ず
⇒時極まれば而(すなわ)ち転ず
ときぎぬ‐の【解き衣の】
[枕]解き衣の乱れやすいことから、「思ひ乱る」「恋ひ乱る」にかかる。「—思ひ乱れて恋ふれども」〈万・二九六九〉
とき‐ぐし【解き櫛】
髪をときほぐすのに使う歯の粗い櫛。
とき‐けんじょう【時献上】
江戸時代、四季それぞれに諸侯が自領の産物などを幕府に献上したこと。また、その献上物。
とき‐さ・く【解き放く】
[動カ下二]解きほどく。解きはなす。「細絞形(ささらがた)錦の紐を—・けて数多(あまた)は寝ずにただ一夜のみ」〈允...
とき‐さけ【時鮭】
《「ときざけ」とも》「時知らず2」に同じ。
とき‐さと・す【説(き)諭す】
[動サ五(四)]物事の道理をかみくだいて教え聞かせる。「非を—・す」
とき‐し【土岐市】
⇒土岐
トキシコロジー
⇒毒物学
トキシック‐マスキュリニティー
《「有害な男らしさ」の意》男性に求められる「男らしさ」の規範のうち、有害なもの。女性や、その規範に沿わない男性への...
とき‐し‐も【時しも】
[副]《「し」は強めの助詞、「も」は詠嘆の助詞》ちょうどその時。折も折。「—八月半ばのことであった」
時(とき)しもあれ
ほかに時もあるのに。ふさわしい時期がほかにあるだろうに。折あしく。「例の、—雨いたく降り神いといたく鳴るを」〈かげ...
時(とき)知(し)ら◦ず
時期をわきまえない。四季の区別もなく、年じゅう変化がない。「—◦ぬ山は富士の嶺(ね)いつとてか鹿(か)の子まだらに...
とき‐しらず【時知らず/時不知】
1 時期・季節を選ばないこと。また、そのような植物、キンセンカ・トキナシダイコンなどの別名。 2 (秋の漁獲期に外...
ときしり‐がお【時知り顔】
[名・形動]時節をわきまえたという顔つき。また、時を得たのを知りそれを誇るさま。時を得顔。「万(よろず)六波羅様を...
トキシン
動植物や細菌が作り出す有毒物質。毒素。
とき・じ【時じ】
[形シク]《名詞「時」に打消しの意を添える接尾語「じ」がついて形容詞化した語》 1 その時節ではない。季節はずれで...
ときじく‐の‐かくのこのみ【非時香菓】
《夏から早春枝にあり、香の消えないところから》タチバナの実。「—を恐(かしこ)くも残し給へれ」〈万・四一一一〉
とき‐すす・める【説(き)勧める】
[動マ下一][文]ときすす・む[マ下二]説明してすすめ誘う。「いろいろに—・めて、とうとう合点させて」〈鴎外・雁〉
とき‐ぜんまろ【土岐善麿】
[1885〜1980]歌人・国文学者。東京の生まれ。別号、哀果。3行書きのローマ字歌集「NAKIWARAI」で注目...
トキソイド
細菌などがつくる毒素や蛇毒などをホルマリンで処理し、毒性を除いて抗原性だけを残したもの。ジフテリアや破傷風、ハブに...
とき‐そう【鴇草】
ラン科の多年草。湿原に生え、高さ15〜20センチ。茎の中ほどに葉が1枚つく。5、6月ごろ、茎の先に紅紫色の花を1個開く。
トキソカラ‐しょう【トキソカラ症】
《toxocariasis》犬や猫に寄生する回虫トキソカラ属の幼虫による内臓移行症。小児に経口感染し、肝臓や目に障...