とつ【凸】
[常用漢字] [音]トツ(漢) [訓]でこ 中央がつき出ている。「凸起・凸版・凸面鏡/凹凸」 [難読]凸凹(でこぼ...
とつ【吶】
[音]トツ(慣) [訓]どもる 1 どもる。口ごもる。「吶吶」 2 大声で叫ぶ。ときの声をあげる。「吶喊(とっかん)」
とつ【咄】
[音]トツ(漢) [訓]はなし 〈トツ〉舌打ちする音。「咄嗟(とっさ)・咄咄」 〈はなし(ばなし)〉落とし話。「咄...
とつ【突】
[常用漢字] [音]トツ(漢) [訓]つく 1 つき出る。つく。つきあたる。「突貫・突撃・突出・突進・突入・突破/...
とつ【訥】
[音]トツ(慣) 口ごもって、つっかえながら言う。「訥訥・訥弁/朴訥」
とつ【咄】
[感]《舌打ちの音から》 1 激しくしかるときに発する語。ちょっ。「—、国賊」〈木下尚江・良人の自白〉 2 事の意...
とつ‐おいつ
[副](スル)《「取りつ置きつ」の音変化。手に取ったり下に置いたりの意》考えが定まらず、あれこれと思い迷うさま。「...
とつ‐おう【凸凹】
でっぱりとへこみ。でこぼこ。おうとつ。
と‐つか【十握/十拳/十束】
《「つか」は、握った手の、小指から人差し指までの幅》10握りの長さ。10つかみの長さ。
とつか【戸塚】
横浜市南西部の区名。昭和44年(1969)瀬谷(せや)区を、同61年栄(さかえ)区・泉(いずみ)区を分離。中心の戸...
と‐つか【取柄】
弓や鞭(むち)などの握りの部分。
とつか【戸塚】
姓氏の一。 [補説]「戸塚」姓の人物戸塚静海(とつかせいかい)戸塚洋二(とつかようじ)
とつか‐く【戸塚区】
⇒戸塚
とつか‐せいかい【戸塚静海】
[1799〜1876]幕末・明治初期の蘭医。遠州掛川の人。法印。宇田川榛斎(しんさい)、シーボルトに医学を学ぶ。江...
とつか‐ようじ【戸塚洋二】
[1942〜2008]物理学者・天文学者。静岡の生まれ。小柴昌俊に師事し、カミオカンデ・スーパーカミオカンデの建設...
とつ‐かわ
[副]あわてて動作をするさま。せかせかと。「老婢は此(ここ)を—起ちて」〈紅葉・金色夜叉〉
とつ‐がた【凸型】
凸の字のように、中ほどが出っぱっている形。⇔凹型(おうがた)。
とつ‐がわ【十津川】
奈良県南部を流れる川。上流は山上ケ岳付近に源を発する天(てん)ノ川で、南流して和歌山県に入り熊野川となる。
とつがわ‐ごう【十津川郷】
奈良県、十津川沿岸一帯の地。南朝の遺跡が残る。また、江戸末期、天誅組(てんちゅうぐみ)が戦った地。
とつき‐とおか【十月十日】
10か月と10日。人の妊娠期間をいう語。 [補説]人の妊娠期間は平均266日くらいといわれる。出産予定日は、WHO...
とつぎおしえ‐どり【嫁ぎ教え鳥】
《伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神に夫婦の交合を教えたという神話から》セキレイの別名。
とつぎ‐さき【嫁ぎ先】
嫁に行った家。婚家(こんか)。
と‐つ‐くに【外つ国】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 外国。異国。 2 畿内以外の国。「中(うち)つ国に住ましめ難し。…—に班(はむ...
と‐つ・ぐ【嫁ぐ】
[動ガ五(四)] 1 よめに行く。「長女が—・ぐ」 2 交合する。交接する。「二柱—・ぎ給ひて」〈祝詞・鎮火祭〉
とつ‐けい【凸形】
中央が出っ張った形。⇔凹形。
とつ‐げき【突撃】
[名](スル)敵陣めがけて、勢いよく突っこんでいくこと。「一丸となって—する」
とつ‐げん【訥言】
言葉がすらすらと出ないしゃべり方。よどみがちな物言い。
とつ‐じょ【突如】
[ト・タル][文][形動タリ]何の前触れもなく物事が起こるさま。だしぬけであるさま。突然。「—として人々が騒ぎだす...
とつ‐ぜん【突然】
[ト・タル][文][形動タリ]予期しないことが急に起こるさま。だしぬけであるさま。突如。「—として平野次郎が大変あ...
とつぜん‐し【突然死】
何の前兆もなく突然死亡すること。急死。頓死(とんし)。
とつぜんのであい【突然の出会い】
《原題、(イタリア)L'incontro improvviso》ハイドンのイタリア語によるオペラ。全3幕。台本はカ...
とつぜん‐へんい【突然変異】
生物体に、親の系統になかった新しい形質が突然生じ、それが遺伝する現象。遺伝子または染色体の変化によって起こり、放射...
とつぜんへんいがた‐コンピューターウイルス【突然変異型コンピューターウイルス】
《mutation virus》⇒ミューテーション型ウイルス
とつぜんへんい‐げん【突然変異原】
生物の遺伝子や染色体に突然変異などの異常を引き起こす要因。化学的・物理的に作用し、物質以外にも紫外線やX線などの放...
とつぜんへんいげん‐ぶっしつ【突然変異原物質】
⇒突然変異原
とつぜんへんい‐せつ【突然変異説】
生物は突然変異がもとになって新しい形質を生じ進化するという進化学説。1901年、ド=フリースが提唱。現在の一般的進...
とつ‐たかくけい【凸多角形】
すべての内角が二直角より小さい多角形。⇔凹多角形。
とつと‐して【突として】
[副]急に。だしぬけに。突然。にわかに。「—一条の猛焔東岸砲台の一角より起り候間」〈独歩・愛弟通信〉
とつ‐とつ【訥訥/吶吶】
[ト・タル][文][形動タリ]口ごもりながら話すさま。「—と語る」
とつ‐とつ【咄咄】
《「とつ」を重ねていう語》 [副]驚いたりくやしがったりするさま。またそのために舌打ちをしたり声を発したりするさま...
とつとつ‐かいじ【咄咄怪事】
1 たいへん奇怪な事柄。 2 たいへんにけしからぬこと。
咄咄(とつとつ)人(ひと)に逼(せま)る
《「世説新語」排調から》詩文・書画などがすぐれているのに感銘を受けていう語。
とつ‐にゅう【突入】
[名](スル) 1 激しい勢いでつっこむこと。「敵陣内に—する」 2 重大な事態に入ること。「ストに—する」「戦争...
とつにゅう‐でんりゅう【突入電流】
電気機器類の電源を入れた直後に、回路に突発的に流れる大電流。始動電流。インラッシュカレント。
とつ‐び【突鼻】
《鼻を突く意から》主人からとがめを受けること。きびしく責められること。また、そのような失敗をしたり、騒ぎを起こした...
とつ‐べん【訥弁/訥辯】
[名・形動]話し方がなめらかでないこと。また、そのさま。「—ナ人」〈和英語林集成〉
とつ‐ぼく【訥朴】
[名・形動]「朴訥(ぼくとつ)」に同じ。「—な風采(ふうさい)」
と‐つ‐みや【外つ宮】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 離宮。行宮(あんぐう)。「天皇…—にかへりおはします」〈用明紀〉 2 伊勢神宮...
とつみや‐どころ【外つ宮所】
1 離宮のある所。「久(ひさ)に経(ふ)る三諸(みもろ)の山の—」〈万・三二三一〉 2 伊勢神宮の外宮(げくう)の...
とつ‐めん【凸面】
中央部が高くなっている面。⇔凹面(おうめん)。