なんば【難波】
《「なにわ(難波)」の音変化》大阪市の中央区から浪速区にまたがる地名。道頓堀・千日前などとともに「ミナミ」と称され...
なん‐ば【難場】
困難な場所・場面。難所。「—を乗りきる」
なんば‐あるき【難波歩き】
《語源未詳。難波は当て字》右手と右足、左手と左足を同時に前に出す歩き方。江戸時代にはふつうの歩き方であったともいわ...
なんば‐としぞう【難波利三】
[1936〜 ]小説家。島根の生まれ。大阪の庶民生活を題材にした大衆小説で直木賞候補の常連となり、6度目の「てんの...
なんば‐に【難波煮】
魚や野菜などを、ぶつ切りのネギとともに醤油などで煮たもの。大阪の難波がもとネギの産地であったところからの名。
なんば‐ばしり【難波走り】
《語源未詳。難波は当て字》右手と右足、左手と左足を同時に動かして走る、日本古来の走法。→難波歩き
なんばら‐しげる【南原繁】
[1889〜1974]政治学者。東大総長。香川の生まれ。無教会主義の立場にたち、国家主義やマルクス主義を批判。第二...
ナンバリング
[名](スル) 1 番号を通して打つこと。「書類に—する」 2 「ナンバリングマシン」の略。
ナンバリング‐マシン
文書などに番号を印字する事務用器具。番号印字器。
なん‐ばん【南蛮】
1 古代中国人が、インドシナをはじめとする南海の諸民族を卑しんで呼んだ語。南夷。→西戎(せいじゅう) →東夷(とう...
なんばん‐え【南蛮絵】
桃山時代前後にポルトガル人やスペイン人がもたらした西洋画。また、それを模倣して描いたキリスト教的題材の絵画や、西洋...
なんばん‐がし【南蛮菓子】
ポルトガル・オランダなどから伝えられた菓子。コンペイトー・カステラ・ボーロなど。
なんばん‐がらし【南蛮辛子】
トウガラシの別名。南蛮。
なんばん‐きび【南蛮黍】
トウモロコシの別名。
なんばん‐ギセル【南蛮ギセル】
ハマウツボ科の一年草。ススキ・ミョウガ・サトウキビなどの根に寄生する。全体に赤褐色で、茎はほとんど地上に出ず、数枚...
なんばん‐ぎり【南蛮錐】
先端が螺旋(らせん)状になっていて、丁字形の柄を回して穴をあける錐。
なんばん‐しぼり【南蛮絞り】
粗銅中の銀を分離する精錬法。銀を含む粗銅に鉛を加えて溶かし、圧搾して鉛とともに銀を流出させる。このあと灰吹き法で銀...
なんばん‐しゅう【南蛮宗】
室町末期から江戸初期にかけて、ポルトガル・スペインなどの宣教師により伝えられたキリスト教の称。天主教。キリシタン宗...
なんばん‐じ【南蛮寺】
室町末期から安土桃山時代にかけて建てられたキリスト教教会堂の総称。特に、外国人宣教師が織田信長の許しを得て、京都と...
なんばんじもんぜん【南蛮寺門前】
木下杢太郎の戯曲。明治42年(1909)「スバル」誌に発表。大正3年(1914)刊行。同年、山田耕筰作曲によるオー...
なんばん‐じん【南蛮人】
室町末期から江戸時代にかけて、日本に渡来したポルトガル人・スペイン人などの称。
なんばん‐ずな【南蛮砂】
硼砂(ほうしゃ)のこと。
なんばん‐せん【南蛮船】
室町末期から江戸時代にかけて、南洋方面から日本に来航した、スペイン・ポルトガルなどの外国船。紅毛船。
なんばん‐づけ【南蛮漬(け)】
から揚げした魚や肉をネギ・唐辛子などを加えた三杯酢に漬けたもの。
なんばん‐てつ【南蛮鉄】
室町末期から江戸初期に輸入された精錬鉄。刀や甲冑(かっちゅう)の材料として用いられた。
なんばん‐なわすだれ【南蛮縄簾】
⇒縄簾(なわすだれ)
なんばん‐に【南蛮煮】
1 ネギや唐辛子を加えて煮た料理。 2 野菜・魚・鳥などを油でいためたり揚げて煮たりした料理。
なんばん‐はこべ【南蛮蘩蔞】
ナデシコ科の多年草。茎は分枝し、蔓(つる)のように伸びる。葉は卵形。夏から秋、白い5弁花を開き、花びらは2裂し、反...
なんばん‐びじゅつ【南蛮美術】
桃山時代から江戸初期にかけて、西洋の影響のもとにつくられた美術。
なんばん‐びょうぶ【南蛮屏風】
桃山時代から江戸初期にかけて、ポルトガル人来航の様子や風俗を描いた屏風。主題は異国的であるが、表現技法は在来の大和...
なんばん‐ぶき【南蛮吹き】
⇒南蛮絞(しぼ)り
なんばん‐ぶんか【南蛮文化】
室町末期から江戸初期にかけて、ポルトガル・スペインなどの宣教師・貿易商により伝えられた西洋文化。医学・天文学や芸術...
なんばん‐ぶんがく【南蛮文学】
⇒キリシタン文学
なんばん‐ぼうえき【南蛮貿易】
鎖国で途絶した日本と南蛮船(主にポルトガル・スペイン船)との貿易。16世紀中ごろから始まり、日本は生糸・鉄砲などを...
なんばん‐もの【南蛮物】
南蛮渡来の品物。
なんばん‐やき【南蛮焼(き)】
古く中国南部を中心にシャム・安南などから渡来した粗陶器。無釉(むゆう)の炻器(せっき)質で紫黒色のものが多く、茶入...
なんばん‐りゅう【南蛮流】
1 西洋流の外科医術。日本に帰化したポルトガル人クリストファン=フェレイラ(日本名、沢野忠庵(ちゅうあん))を祖と...
ナンバー
1 数。数字。番号。「部屋の—」 2 自動車のナンバープレートのこと。また、それに記された文字や数字。「白—」 3...
ナンバー‐ワン
1 第1号。第一番。 2 第1位の人や物。「人気—」
ナンバー‐テン
⇒ダウニング街十番地
ナンバー‐ツー
1 第二番。第2号。 2 ナンバーワンに次ぐ実力者。「党内の—」
ナンバー‐エイト
ラグビーで、フォワードの3列目のプレーヤー。チームを統率する重要なポジション。
ナンバー‐カード
番号を書いた紙片や布片など。特に、ゼッケンのこと。
ナンバー‐サイン
⇒ハッシュマーク
ナンバー‐スクール
《(和)number+school》設置順を示す数字を校名につけた学校。特に、旧制の第一高等学校から第八高等学校ま...
ナンバーズ‐ゲーム
1 くじを買う人が当たり番号を選ぶ方式の数当て宝くじ。 2 特に、米国で行われる違法の数当て賭博。001から999...
ナンバー‐ディスプレー
《(和)number+display》⇒発信者番号通知サービス [補説]英語では caller ID。「ナンバー・...
ナンバー‐プレース
⇒数独
ナンバー‐プレート
1 機器などの番号を記した金属板。 2 自動車登録番号標・車両番号標などのこと。運輸支局や市区町村などに登録された...
ナンバー‐ポータビリティー
⇒番号ポータビリティー