に‐ごい【似鯉】
コイ科の淡水魚。湖沼や中・下流の川底にすむ。全長約50センチ。体は細長くわずかに側扁し、口ひげは一対。背側は暗褐色...
に‐ごう【二号】
1 第2番目であること。また、そのもの。「—車」 2 めかけのこと。本妻を一号と見立てていう。 [補説]作品名別項...
に‐ごう【二合】
1 1合の2倍。→合(ごう) 2 《二官を合わせて一官とする意》平安時代、年給制における年官として、二分官である目...
にごう【二号】
飯沢匡の戯曲。4幕。昭和29年(1954)、文学座により初演。同年、第1回岸田演劇賞受賞。
にごう‐たい【二合体】
花押(かおう)の様式の一。実名の2字の字画の一部を組み合わせて作ったもの。二合。二合の判。→花押
にごう‐はん【二合半】
1 2合5勺(約0.45リットル)のこと。 2 《1日5合の扶持米(ふちまい)を朝夕二度に分けて食べたところから》...
に‐ごしらえ【荷拵え】
[名](スル)荷づくりをすること。「短時間で—する」
にご・す【濁す】
[動サ五(四)] 1 濁るようにする。濁らせる。「水を—・す」 2 言葉などをあいまいにする。ごまかす。「口を—・...
にごら・す【濁らす】
[動サ五(四)] 1 濁るようにする。にごす。「水を—・す」 2 言葉をあいまいにする。ごまかす。「口を—・す」
にごり【濁り】
1 濁っていること。透明でないこと。「水の—」「レンズの—」 2 色・音声などが、鮮明でないこと。「—のある発色」...
にごりえ
樋口一葉の小説。明治28年(1895)発表。酌婦お力を通して、下層社会の暗い宿命観を写実的に描く。
にごり‐え【濁り江】
水の濁っている入り江。「—の澄まむことこそ難(かた)からめいかでほのかに影を見せまし」〈新古今・恋一〉
にごり‐ぐち【艙口】
船の貨物を船倉から揚げ卸しするために、上甲板に設けた四角い穴。そうこう。
にごり‐ざけ【濁り酒】
麹(こうじ)の糟(かす)を漉(こ)してない、白く濁った酒。どぶろく。だくしゅ。《季 秋》「藁の栓してみちのくの—/青邨」
にごり‐てん【濁り点】
濁音を表す記号。だくてん。
濁(にご)りに染(し)・む
世のけがれに染まる。「世々をへて—・みしわが心清滝川にすすぎつるかな」〈玉葉集・釈教〉
にごり‐みず【濁り水】
濁った水。澄んでいない水。だくすい。→濁度
にご・る【濁る】
[動ラ五(四)] 1 液体・気体などに他の物質がまじりこんで透明でなくなる。「水が—・る」「煙で空気が—・る」⇔澄...
に‐ごろ【煮頃】
1 煮て食うのにちょうどよいころあい。 2 「煮頃鮒(にごろぶな)」の略。
にごろ‐ぶな【煮頃鮒】
フナの一亜種。全長約40センチ。体高が低く、体は筒形に近い。琵琶湖特産で、鮒鮨の材料として珍重。まるぶな。
に‐ごん【二言】
1 二度ものを言うこと。ふたこと。「一言、—」 2 前に言ったことと違うことを言うこと。「武士に—はない」
ニゴンボ
スリランカ西部の都市。コロンボの北約40キロメートル、インド洋につながる潟湖(せきこ)に面する。オランダ統治時代に...