にっ‐し【日子】
日数。「大学を卒業するまでには十何年の長い—を要する」〈谷崎・神童〉
にっ‐し【日至】
冬至または夏至。
にっ‐し【日誌】
日々の出来事などの記録。また、その帳面。「学級—」「航海—」
にっ‐し【日支】
日本と支那。「—事変」
にっ‐し【日歯】
「日本歯科医師会」の略称。
にっし‐じへん【日支事変】
日中戦争に対する、当時の日本側の呼称。→日中戦争
にっ‐しゃ【日射】
日光がさすこと。また、地表に到達した太陽の放射エネルギー。ひざし。
にっしゃ‐けい【日射計】
日射の強さを測る装置。太陽面そのものからの放射を測る直達(じきたつ)日時計、天空の反射まで含めて測る全天日射計など...
にっしゃ‐びょう【日射病】
強い直射日光を受けたために起こる病気。体温調節中枢の機能が低下し、体温が急上昇して、意識を失う。霍乱(かくらん)。...
にっ‐しゅう【入集】
[名](スル)歌集や句集などに作品を選んで入れること。
にっ‐しゅう【日収】
日々の収入。
にっしゅう‐うんどう【日周運動】
1日を周期とする天球の回転運動。地球が自転しているために、天体が東から西へ移動しているように見える。
にっしゅう‐けん【日周圏】
日周運動によって天体が動く軌道。天の赤道に平行な小円となる。
にっしゅう‐しこうせい【日周指向性】
⇒クロノタイプ
にっしゅう‐しさ【日周視差】
ある天体を、地表の観測点と地球の中心から見たときの方向の差。地球の自転運動に伴い1日周期で変化するが、その最大値で...
にっしゅう‐リズム【日周リズム】
生物で、一昼夜を周期としてあらわれる生活リズム。内因的な概日(がいじつ)リズムが、外界の日周変化に同調したためであ...
にっ‐しゅつ【日出】
太陽の上端が地平線上に現れること。また、その時刻。ひので。「—時」⇔日没。
にっしゅつ‐じ【日出時】
日の出の時刻。太陽の上端が地平線から現れる瞬間の時刻をいう。
にっ‐しょう【入声】
漢字の四声(しせい)の一。屋・妖(よく)・覚・質・物・月・曷(かつ)・黠(かつ)・屑(せつ)・薬・陌(はく)・錫(...
にっ‐しょう【日商】
1 その日1日の総商取引高。 2 「日本商工会議所」の略称。
にっ‐しょう【日章】
太陽をかたどったしるし。日の丸のしるし。
にっ‐しょう【日照】
太陽の直射光が地表を照らすこと。気象観測では、物の影ができる程度であれば日照があるという。
にっしょう‐き【日章旗】
日本国の国旗である日の丸の旗。縦横比が2対3の白地の長方形の中央に、縦幅の5分の3の直径をもつ紅色の日章を配する。...
にっ‐しょう‐きょう【日証協】
「日本証券業協会」の略称。
にっしょう‐けい【日照計】
日照時間を記録する計器。
にっしょう‐けん【日照権】
日照を確保する権利。高層の建物などによって日当たりが妨げられて被害を生じた場合に、損害賠償・妨害排除などの請求の根...
にっしょう‐じかん【日照時間】
1日のうちで、直射日光が地表を照らした時間。
にっしょう‐りつ【日照率】
日照時間と、可照時間すなわち日の出から日没までの時間との比。
にっ‐しょく【日色】
日の色。また、日の光。転じて、太陽のこと。
にっ‐しょく【日食/日蝕】
地球から見て、太陽が月に隠される現象。月が太陽面を全部隠すのを皆既食、一部を隠すのを部分食、太陽の縁が月の回りには...
にっしょく【日蝕】
平野啓一郎の中編小説。平成10年(1998)発表。同年、第120回芥川賞受賞。15世紀フランスの異端審問の世界を、...
にっしょくせい‐もうまくえん【日食性網膜炎】
⇒日食網膜症
にっしょく‐もうまくえん【日食網膜炎】
⇒日食網膜症
にっしょく‐もうまくしょう【日食網膜症】
日食の観察を不適切な方法で行うことで生じる太陽性網膜症。太陽を見つめると、強い可視光線や赤外線が眼底に達し、網膜に...
にっ‐し‐れん【日歯連】
「日本歯科医師連盟」の略称。
にっ‐しん【日清】
日本と清国(しんこく)。
にっ‐しん【日進】
日々に進歩すること。「西洋—の書を読むことは」〈福沢・福翁自伝〉
にっしん【日進】
愛知県中部の市。名古屋市の東に接し、住宅地化が進む。人口8.4万(2010)。
にっ‐しん【日新】
日々に新しくなっていくこと。「—月化」
にっしん【日親】
[1407〜1488]室町中期の日蓮宗の僧。上総(かずさ)の人。号、久遠成院。京都で辻説法をし、本法寺を開創。「立...
にっ‐しん【日震】
太陽表面に生じる振動や波動現象。1960年代、米国のロバート=レイトンが太陽表面の大気の動きによるドップラー効果か...
にっしん‐かん【日新館】
江戸時代の会津藩の藩校。藩主松平容頌(かたのぶ)が創立した藩校に寛政11年(1799)命名したもの。同名のものが、...
にっしん‐がく【日震学】
日震とよばれる太陽表面に生じる振動現象を観測することで、太陽の内部構造や物理状態を研究する学問。現在までに、太陽内...
にっしん‐きどう【日心軌道】
⇒太陽周回軌道
にっしん‐げっぽ【日進月歩】
日ごと月ごとに絶えず進歩すること。「—の科学技術」
にっしん‐こうけい【日心黄経】
太陽の中心を原点とする黄道座標の黄経。⇔地心(ちしん)黄経。
にっしん‐し【日進市】
⇒日進
にっしん‐しさ【日心視差】
⇒年周視差
にっしん‐しゅうこうじょうき【日清修好条規】
明治4年(1871)日本と清国とが自主的に締結した最初の条約。領事裁判権と協定関税率を相互に承認し、最恵国条款を欠...
にっしんしんじし【日新真事誌】
明治5年(1872)英国人ブラックが東京で創刊した邦字新聞。民撰議院設立建白書を掲載したことで有名。同8年廃刊。