にら【韮/韭】
ヒガンバナ科の多年草。全体に特有のにおいがある。鱗茎(りんけい)は卵形で、細長く平たい葉が出る。秋、葉の間から高さ...
ニラ
《National Industrial Recovery Act》全国産業復興法。米国のニューディール政策の一環...
ニラ
《National Institute for Research Advancement》総合研究開発機構。昭和4...
にらい‐かない
沖縄や奄美で古来信じられてきた海のかなたの楽土・聖地。そこから神々が来訪して福をもたらすとか、火や穀種が来るとか伝える。
にらき‐す【葅醢】
人を殺しその肉を塩漬けにする刑。「韓彭(かんぽう)—されたり」〈平家・二〉
にら・ぐ【焠ぐ/淬ぐ】
[動ガ四]《古くは「にらく」》赤熱した鉄を水に入れて鍛える。焼きを入れる。「かの竜泉に剣を—・ぐとかや」〈奥の細道〉
にらさき【韮崎】
山梨県北西部の市。街道が交差する交通の要地として発展。南アルプスの登山口。武田勝頼の新府(しんぷ)城跡がある。人口...
にらさき‐し【韮崎市】
⇒韮崎
ニラス
海面に晶氷が浮かんで集合し、薄くて弾力がある表面が固い氷になったもの。波で容易に曲げられる。厚さ5センチ未満は鈍く...
にら‐たま【韮玉】
ニラを炒め、溶き卵と合わせて、軽くかきまぜ焼き上げた料理。
にらま・う【睨まふ】
[動ハ下二]「にらまえる」の文語形。
にらま・える【睨まえる】
[動ア下一][文]にらま・ふ[ハ下二]するどい目つきでじっとにらむ。「噛みつくように伸子を—・え」〈宮本・伸子〉
にらま◦れる【睨まれる】
[連語]《動詞「にら(睨)む」の未然形+受身の助動詞「れる」》「睨む4」に同じ。「当局に—◦れる」
にらみ【睨み】
1 にらむこと。「ひと—」 2 他人を押さえつける威力。
にらみ‐あい【睨み合い】
1 にらみ合うこと。反目し合うこと。「労使が—を続ける」 2 取引市場で、材料が好悪相半ばして売方・買方とも機の熟...
にらみ‐あ・う【睨み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに相手をにらむ。「土俵上で—・う」 2 互いに相手の動きをうかがいながら向かい合う。「...
にらみ‐あわ・す【睨み合(わ)す】
[動サ五(四)]「にらみ合わせる」に同じ。「眼と眼を—・した」〈二葉亭・浮雲〉
にらみ‐あわ・せる【睨み合(わ)せる】
[動サ下一]互いににらむ。また、あれとこれとを比較して考え合わせる。「予算と—・せて計画を立てる」
にらみ‐かえ・す【睨み返す】
[動サ五(四)]相手からにらまれた際に、こちらからもにらみつける。「負けずに相手を—・す」
睨(にら)みが利(き)・く
他の者を押さえつける威力がある。「実績があるだけに後輩に—・く」
にらみ‐くら【睨み競】
「にらめっこ」に同じ。
にらみ‐す・える【睨み据える】
[動ア下一][文]にらみす・う[ワ下二]視線を動かさないで強くにらむ。「じっと—・えて一歩もひかない」
にらみ‐だい【睨み鯛】
正月や婚礼の際に飾る尾頭付きの鯛。塩焼きや蒸し焼きで保存が利き、三箇日や婚礼当日は見るだけで後日改めて食べることか...
にらみ‐つ・ける【睨み付ける】
[動カ下一][文]にらみつ・く[カ下二]激しくにらむ。じっとにらむ。「やじった聴衆を—・ける」
にらみ‐よきん【睨み預金】
銀行が拘束預金としての措置はとらないが実質的には拘束をかけており、銀行に債務がある預金者が引き出せない状態にある非...
睨(にら)みを利(き)か・せる
他の者に勝手なことをさせないように押さえつける。「ベテランが—・せる」
にら・む【睨む】
[動マ五(四)] 1 目をいからしてじっと見る。鋭い目つきで見る。「じろりと—・む」 2 精神を集中し、視線を動か...
にらめ‐くら【睨め競】
「にらめっこ」に同じ。「書物と—をしているもの」〈漱石・趣味の遺伝〉
にらめっ‐こ【睨めっこ】
[名](スル) 1 相手とにらみ合うこと。 2 注意してよく見ること。「説明書と—しながら操作する」 3 子供の遊...
にら・める【睨める】
[動マ下一]「睨む」に同じ。「横眼で津田の顔を—・めるように見ながら」〈漱石・明暗〉
にらやま【韮山】
静岡県伊豆の国市の地名。伊豆半島北部に位置する。源頼朝が流された蛭(ひる)ヶ島、幕末に築造された反射炉などの史跡がある。
にらやま‐がさ【韮山笠】
《幕末、伊豆韮山の代官江川太郎左衛門が考案したことから》こよりを編んで黒漆を塗った、平たい円錐形の笠。砲術訓練の武...
にらやま‐ずきん【韮山頭巾】
《幕末、伊豆韮山の代官江川太郎左衛門が考案したところから》黒ビロードで半球状に縫い、後ろに錣(しころ)をつけた頭巾...
にらやま‐はんしゃろ【韮山反射炉】
静岡県伊豆の国市にある反射炉跡。江戸時代末期の築造。稼働した反射炉として現存する、国内唯一の施設。大正11年(19...
にら‐レバ【韮レバ】
「にらレバ炒め」の略。レバにら。→レバにら炒め
にらレバ‐いため【韮レバ炒め】
⇒レバ韮炒め
に‐らん【二卵】
2個のたまご。また、2個の卵子。
にらんせい‐そうせいじ【二卵性双生児】
二つの卵子が別々の精子を同時に受精して胎児となった双生児。一卵性と異なり、異性の場合もある。