ねつ‐かいしゅう【熱回収】
⇒サーマルリサイクル
ねつ‐かいらい【熱界雷】
熱雷と界雷の要因が重なって起きる雷。熱的界雷。
ねつ‐かいり【熱解離】
温度の上昇によって起こる解離。塩化アンモニウムを加熱するとアンモニアと塩化水素に可逆的に分解するなど。
ねつ‐かがく【熱化学】
化学反応に伴う熱現象、およびこれと関連する諸現象を研究対象とする化学の一部門。
ねつかがく‐すいそせいぞう【熱化学水素製造】
高温の熱を用いた化学反応によって水を分解し、水素を得る製造法。沃素(ようそ)(元素記号I)と硫黄(元素記号S)の化...
ねつかがく‐ほう【熱化学法】
⇒熱化学水素製造
ねつかがく‐ほうていしき【熱化学方程式】
化学反応による熱量の出入り(反応熱)を付加した化学反応式。反応物質と生成物質の両片を等号(=)で結び、着目する物質...
ねつ‐かく【熱核】
《「熱原子核」の略》核融合反応によって激しい熱エネルギーを放出する原子核。重水素・三重水素(トリチウム)・重水素リ...
ねつ‐かくさん【熱拡散】
混合流体の内部に温度差があるとき、各成分流体それぞれが少しずつ一方の方向に移動して、全体の成分組成が拡散する現象。...
ねつかく‐はんのう【熱核反応】
⇒熱核融合
ねつかく‐ゆうごう【熱核融合】
熱原子核が核反応によって重い原子核に融合(核融合)し、大きなエネルギーを放出する現象。恒星のエネルギー源や水素爆弾...
ねつ‐かそせい【熱可塑性】
常温では変形しにくいが、加熱すると軟化して成形しやすくなり、冷やすと再び固くなる性質。プラスチックの性質の一。
ねつかそせい‐じゅし【熱可塑性樹脂】
熱可塑性をもつ合成樹脂の総称。ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニル・弗素(ふっそ)樹脂などがあり、加熱によ...
ねつかそせい‐ポリウレタン【熱可塑性ポリウレタン】
⇒ティー‐ピー‐ユー(TPU)
ねつ‐カルスト【熱カルスト】
永久凍土地帯で、表土が融解・凍結を繰り返すことで形成される、不規則な凹凸がある地形。石灰岩からなるカルスト地形に似...
ねつ‐かん【熱感】
全身または炎症のある局所に感じられる、熱っぽい感じ。
ねつ‐かんすう【熱関数】
⇒エンタルピー
ねつ‐かんせい【熱慣性】
物質の熱しにくさ、冷えにくさの度合い。温度変化に対する抵抗の度合いを表す尺度で、熱伝導度・密度・比熱の積の平方根で...