はさ【稲架】
《挟(はさ)む、の意。「はざ」とも》竹や木を組んだ、刈った稲を掛けて乾かす設備。稲掛け。《季 秋》「—の道朝夕きよ...
は‐さい【破砕/破摧】
[名](スル)粉々に砕けること。また、粉々に砕くこと。「鉱石を—する」
はさい‐き【破砕機】
⇒クラッシャー
はさい‐しゅうせきたい【破砕集積体】
⇒ラブルパイル天体
はさい‐たい【破砕帯】
断層運動にともなって砕かれた岩石が一定の幅と方向をもって帯状に連続分布する部分。断層の一つ。
ハサカ
⇒ハッサケ
はさか・う【挟かふ】
[動ハ四]はさまる。「塩魚の歯に—・ふや秋の暮/荷兮」〈猿蓑〉
は‐さき【刃先】
刃の先端。刀などのきっさき。⇔刃元。
はさき【波崎】
茨城県神栖(かみす)市の地名。旧町名。利根川河口地帯で、千葉県銚子市と銚子大橋などでつながる。いわし漁や化学・機械...
はさ‐ぎ【稲架木】
稲架(はさ)のこと。また、稲架を掛けるための支柱や横木。
ハサップ
《hazard analysis critical control point》危害分析重要管理点。NASA(ナサ...
はさつ‐おん【破擦音】
閉鎖音にすぐ続いて摩擦音が発音され、一つの単音とみなされるもの。[ts][tʃ][dʒ][dz]など。
はざ‐ま【狭間/迫間/間】
《古くは「はさま」》 1 物と物との間の狭い所。すきま。「雲の—から光が射す」 2 谷。谷間。「山の—に開けた温泉...
はさま・る【挟まる】
[動ラ五(四)] 1 物と物との間にはいる。両側から押さえられて、動けない状態になる。「ドアに手が—・る」 2 対...
はさみ【挟み/挿み】
物をはさむこと。また、はさむもの。「紙—」「洗濯—」「ひと—のみてぐらに」〈かげろふ・上〉
はさみ【鋏/剪刀】
《「挟み」と同語源》 1 物を2枚の刃で挟んで切る道具。「裁ち—」「花—」 2 (鋏)切符などに穴をあけたり切り込...
はざみ
[接尾]《「はさみ」とも》日数や数量を示す語に付いて、間隔を一定しておくことを表す。置き。はざめ。「一日—にあひぬ...
はさみ‐いた【挟み板】
1 物を挟む板。 2 門の袖に取り付けた板。
はさみ‐い・れる【挟み入れる】
[動ラ下一][文]はさみい・る[ラ下二] 1 物と物との間に入れる。挟み込む。「広告のちらしを新聞に—・れる」 2...
はさみ‐うち【挟み撃ち】
[名](スル)両側から挟むようにして攻撃すること。挟撃(きょうげき)。「敵を谷で—する」
はさみ‐う・つ【挟み撃つ】
[動タ五(四)]敵を二つの側から間に挟んで攻め撃つ。挟撃(きょうげき)する。「敵勢を東西から—・つ」
はさみ‐おび【挟み帯】
「挟み結び」に同じ。
はさみ‐かせ【挟み械】
掘っ立て柱が傾いたり沈んだりするのを防ぐため、根もとに渡す横材。根械(ねかせ)。
はさみ‐がみ【挟み紙】
1 書物などの必要な箇所に、注意のために挟む紙片。しおり。 2 重ねた品物を保護する目的で間に挟み込む紙。
はさみ‐ゲージ【挟みゲージ】
限界ゲージの一。棒材を挟むように当てて外径を測定する工具。スナップゲージ。
はさみ‐ことば【挟み詞/挿み語】
1 文章の間に挟み込む言葉。挿入句。 2 江戸時代、多く遊里で行われた隠語の一種。言葉の各音節の間に、他の音節を挟...
はさみ‐こ・む【挟み込む】
[動マ五(四)]物の間に挟み入れる。「書類をファイルに—・む」
はさみ‐しょうぎ【挟み将棋】
将棋の駒を用いる遊びの一。双方、将棋盤面の最下段に九つの駒を並べ、これを交互に縦または横に動かし、敵の駒を前後左右...
はさみ‐じょう【挟み状】
直訴(じきそ)するとき、竹の先や木の枝などに挟んで、高くささげて差し出す書状。
はさみじょう‐かかくさ【鋏状価格差】
独占的な産業部門と非独占的な産業部門との製品価格の差が、物価指数のグラフ上で鋏を開いたような形にしだいに拡大するこ...
はさみ‐だけ【挟み竹】
1 一端を割って物を挟むようにした竹。 2 衣類を2枚の板で上下から覆い、それをさらに竹で挟んで従者に担い持たせた...
はさみ‐ばこ【挟み箱】
武家が公用で外出する際、供の者にかつがせる物品箱。長方形の箱の両側に環がついていて、それにかつぎ棒を通したもの。
はさみ‐ばし【挟み箸】
「箸渡し2」に同じ。
はさみ‐むし【鋏虫/蠼螋】
1 ハサミムシ目オオハサミムシ科の昆虫。ごみの下などにみられ、体長約2センチで黒褐色。翅(はね)はない。尾端にはさ...
はさみ‐むすび【挟み結び】
女帯の結び方の一。締めた帯の端を結ばずに折り込んでおくもの。挟み帯。差し込み帯。突っ込み帯。
はさみ‐もの【挟み物】
板・扇・紙などを竹の串に挟んで騎射(うまゆみ)の的としたもの。
はさみ‐やき【波佐見焼】
長崎県波佐見町から産する陶磁器。丈夫な日用品が多い。慶長3年(1598)、藩主大村氏が朝鮮から伴った陶工に始まる。
鋏(はさみ)を入(い)・れる
1 鋏で切る。「開通式のテープに—・れる」 2 乗車券や入場券に、使用の証として切り込みを入れたり穴をあけたりする...
はさ・む【挟む/挿む】
[動マ五(四)] 1 物と物との間に差し入れる。「しおりを本に—・む」「パンにハムを—・む」 2 物と物との間に入...
はさ・む【剪む/鋏む】
[動マ五(四)]《「挟む」と同語源》鋏(はさみ)で切る。「髪を—・む」 [可能]はさめる
は‐さん【破産】
[名](スル) 1 財産をすべて失うこと。「投機に失敗して—する」 2 債務者が債務を完済することができなくなった...
は‐さん【破算】
⇒御破算(ごはさん)
ハサン‐バスリー
[642〜728]初期イスラム教の代表的な思想家・説教者。バスラで活躍。人間の自由意志を認め、終末論の立場から、人...
はさん‐かんざいにん【破産管財人】
裁判所によって選任され、その監督下に破産財団の管理・換価・配当など一切の行為をする者。
ハサンケイフ
トルコ南東部、チグリス川上流部にある古代都市の遺跡。紀元前からの歴史があり、古代ローマ時代には要塞が築かれ、7世紀...
はさんこうせいさいけん‐とう【破産更生債権等】
1 破産債権・再生債権・更生債権、および、これらに準ずる債権をいう。 2 《「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」...
はさん‐さいけん【破産債権】
破産手続きにおいて、破産財団から公平な配当を要求できる債権。破産手続き開始の決定以前の原因に基づいて生じた破産者に...
はさん‐ざいだん【破産財団】
破産手続きの開始が決定したときに破産者の所有に属し、かつ差し押さえの対象となりうる一切の財産。破産手続きにおいて、...
はさん‐せんこく【破産宣告】
旧破産法における、裁判所による破産手続き開始の宣言。平成16年(2004)の破産法改正で「破産手続開始」または「破...
はさん‐てつづき【破産手続(き)】
債務者が債務を完済することができなくなった場合に、債務者の総財産をすべての債権者に公平に弁済することを目的とする裁...