はれ【晴(れ)/霽れ】
1 空の晴れること。天気がよいこと。気象庁では、雲量が2〜8、視程が1キロ以上の状態の天気をいう。「雨のち—」 2...
はれ【腫れ】
1 炎症・化膿(かのう)などで皮膚の一部がふくれること。「—が引く」 2 体組織中に水分がたまってむくむこと。浮腫...
ハレ
ドイツ中部、ザクセン‐アンハルト州の都市。正式名称ハレ‐アン‐デア‐ザーレ。ライプチヒの北西約30キロメートル、ザ...
はれ
[感] 1 謡物の囃子詞(はやしことば)。「新(あらた)しき年の始めにや斯くしこそ—斯くしこそ」〈催馬楽・新しき年...
ハレアカラ
米国ハワイ州、マウイ島東部にある楯状火山。標高3055メートル。1790年を最後に大きな噴火はない。頂部の火口周辺...
はれ‐あがり【晴(れ)上(が)り】
⇒宇宙の晴れ上がり
はれ‐あが・る【晴(れ)上(が)る/霽れ上(が)る】
[動ラ五(四)]すっかり晴れる。「雲一つなく—・った秋空」
はれ‐あが・る【腫れ上(が)る】
[動ラ五(四)]腫れてふくれ上がる。「傷が化膿して—・る」
ハレ‐アン‐デア‐ザーレ
ドイツ中部の都市ハレの正式名称。
ハレーション
1 写真の像で、特に強い光の当たった部分の周りが白くぼやける現象。感光乳剤の層を通った光が反射し、再び感光層に作用...
ハレイワ
米国ハワイ州、オアフ島北西部の町。ノースショアの中心地。19世紀末から1940年代に鉄道が廃止されるまで製糖業で栄...
はれ‐おとこ【晴(れ)男】
その人が出かけたり来たりすると、天気がよくなると言われている男性。→雨男
はれ‐おんな【晴(れ)女】
その人が出かけたり来たりすると、天気がよくなると言われている女性。→雨女
はれ‐がまし・い【晴れがましい】
[形][文]はれがま・し[シク] 1 表立って華やかである。晴れやかで誇らしげである。「—・い席に着く」「授賞式に...
はれ‐ぎ【晴(れ)着】
表立った場面で着る晴れやかな衣服。晴れ衣装。よそゆき。「—姿」
はれ‐ぎぬ【晴れ衣】
「晴れ着」に同じ。「今織るはまた、父の殿御の—」〈浄・百合若大臣〉
ハレ‐ぎり【ハレ切り】
《「ハレーション切り」の略》カメラのレンズにフードなどを付け、強い光源からの光が直接レンズに入らないようにすること...
はれこそで【晴小袖】
大塚楠緒子の作品集。明治39年(1906)刊。「離鴛鴦」など自作の小説・戯曲のほか、メーテルリンクの戯曲「タンタジ...
はれ‐ごと【晴(れ)事】
晴れがましいこと。
はれ‐すがた【晴(れ)姿】
1 晴れ着を着た姿。「振袖の—」 2 儀式などの、おおやけの場所に出たときの姿。「息子の—を見て感激する」
ハレ‐だいがく【ハレ大学】
《Universität Halle》ドイツ東部、ハレ市にある大学。1694年プロイセン王フリードリヒ3世により創...
は‐れつ【破裂】
[名](スル) 1 内部からの圧力などによって、勢いよく割れさけること。「水道管が—する」 2 意見がまとまらず、...
はれつ‐おん【破裂音】
調音器官を閉鎖して呼気を止めたのち、急に開放して発する音。日本語では、無声音の[p][t][k]、有声音の[b][...
はれつせい‐だいどうみゃくりゅう【破裂性大動脈瘤】
大動脈瘤が破裂した状態。
はれ‐て【晴れて】
[副]世間に正式に認められて、もうだれにも遠慮する必要のないさま。公然と。「—夫婦になる」「—無罪となる」
はれ‐の‐うた【晴れの歌】
歌合(うたあわせ)や歌会などの晴れの場所に出す、よく詠み整えた、すぐれた歌。
はれ‐の‐ごぜん【晴れの御膳】
正月三が日、天皇に奉る食事。威儀の御膳(おもの)。
はれ‐の‐ひ【晴れの日】
多くの人から祝福される儀式などを行う日。人生の記念すべき日。「—のごちそう」
はれ‐の‐ぶたい【晴れの舞台】
人前で何かをする、重要で晴れがましい場所・場面。晴れ舞台。「卒業式の—で、卒業生総代を務める」
はれ‐ばれ【晴れ晴れ】
[副](スル) 1 空がすっかり晴れ渡っているさま。「—(と)した秋の空」 2 少しもわだかまりなどがなく、気持ち...
はればれ‐し・い【晴れ晴れしい】
[形][文]はればれ・し[シク] 1 晴れ渡っているさま。すっきりと明るいさま。「—・い空気を篏硝子(はめガラス)...
ハレビート
インド南部、カルナータカ州の町。12世紀前半から14世紀前半にかけて同州南部を支配した、ホイサラ朝の都ドワラサムド...
はれ‐ぶたい【晴れ舞台】
「晴れの舞台」に同じ。
はれ‐ぼった・い【腫れぼったい】
[形][文]はれぼった・し[ク]はれていて、いかにもうっとうしそうである。「—・いまぶた」 [派生]はれぼったさ[名]
はれ‐ま【晴(れ)間/霽れ間】
1 降っていた雨や雪などが一時的にやんでいる間。「雨の—をみて出かける」 2 雲の切れ間などからのぞく晴れた空。「...
ハレマウマウ‐かこう【ハレマウマウ火口】
《Halemaumau》ハワイ島南東部、キラウエアのカルデラにある火口。直径約900メートル。火山の女神ペレの聖地...
ハレム
《「ハーレム」とも》 1 イスラム教国の王室や上流家庭の婦人部屋。近親者以外の男子は出入り禁制であった。 2 イス...
はれ‐めん【腫面】
舞楽の「二の舞」で使われる、老婆のふくれっ面をかたどった面。→咲面(えみめん)
はれ‐もの【腫れ物】
炎症などで皮膚がはれてうみなどをもったもの。できもの。「首に—ができる」
腫(は)れ物(もの)に触(さわ)るよう
機嫌を損じないように気遣い、恐る恐る接するさま。「まるで—な扱い」
はれ‐やか【晴れやか】
[形動][文][ナリ] 1 空が晴れ渡っているさま。「—に澄んだ秋の気」 2 心にわだかまりなどがなく、すっきりと...
はれ‐やれ
[感] 1 ためいきをついたり、ほっとしたりしたときに発する語。あれまあ。やれやれ。「—、姫御前と申す者はお気が細...
はれ‐らか【晴れらか】
[形動ナリ]「晴れやか」に同じ。「家の子郎等(らうどう)まで—に出でたちて」〈承久軍物語・二〉
は・れる【晴れる/霽れる】
[動ラ下一][文]は・る[ラ下二] 1 ㋐雲や霧などが消えてなくなる。「青く—・れた秋空」「靄(もや)が—・れる」...
は・れる【腫れる】
[動ラ下一][文]は・る[ラ下二]炎症などで、皮膚や粘膜がふくれる。「扁桃腺(へんとうせん)が—・れる」
ハレルヤ
《主をほめ賛えよ、の意》旧約聖書の詩篇で、神を賛美し、喜びを表す語。キリスト教会の聖歌・賛美歌に用いられる。アレルヤ。
はれ‐わた・る【晴(れ)渡る】
[動ラ五(四)] 1 一面に晴れる。残すところなく、すっかり晴れる。「雲一つなく—・った空」 2 はなやかに飾りた...
は‐れんち【破廉恥】
[名・形動]恥を恥とも思わず平気でいること。また、そのさま。恥知らず。「—な人」「—な振る舞い」
はれんち‐ざい【破廉恥罪】
法律に違反するだけでなく、道徳的にも許されない内容の犯罪。窃盗・詐欺・贈収賄・放火・殺人など。
ハレー
[1656〜1742]英国の天文学者。ハレー彗星(すいせい)をはじめ多くの彗星の軌道を確定。また、月の長年加速や恒...