はん‐か【反歌】
長歌のあとに詠み添える短歌。長歌の意を反復・補足または要約するもの。1首ないし数首からなる。万葉集に例が多い。かえ...
はん‐か【半可】
[名・形動] 1 未熟なこと。中途半端なこと。また、そのさま。なまはんか。「—を言う」「汝(そなた)までに我実情(...
はん‐か【半価】
定価の2分の1。半分の値段。半値。
はん‐か【半跏】
「半跏趺坐(はんかふざ)」の略。「—を組む」
はん‐か【半靴】
⇒ほうか(半靴)
はん‐か【般化/汎化】
《generalization》心理学で、一定の条件反射が形成されると、最初の条件刺激と類似の刺激によっても同じ反...
はん‐か【頒価】
頒布する物品の価格。
はん‐か【繁華】
[名・形動]人が多く集まり、にぎわっていること。また、そのさま。「—な通り」「—街」
はんか
[係助]《係助「はか」の音変化。近世上方語》「はか」に同じ。「こなたの女房は日本には俺—ない」〈伎・夕霧七年忌〉
はん‐かい【半開】
[名](スル) 1 弁・栓・扉などを半分ほど開くこと。「ガス栓を—にしておく」 2 花が開きかけていること。「桜は...
はん‐かい【半解】
物事の一部分だけを知っているが、全体を理解していないこと。なまのみこみ。なまかじり。「一知—」「半知—」
はん‐かい【半壊】
[名](スル)建物などが半分くらいこわれること。「地震で—した家屋」
はん‐かい【樊噲】
[?〜前189]中国、前漢の武将。沛(はい)(江蘇省)の人。鴻門の会で項羽に殺されかけた劉邦(りゅうほう)の危機を...
はん‐がい【斑蓋】
《「はんかい」とも》山伏が頭にかぶるもの。白綾で包み、頂に八葉をあらわす八角の錦をつける。
はんかいしゃく【反解釈】
《原題、Against Interpretation》米国の批評家ソンタグの処女評論集。1966年刊。
はん‐かいてん【半回転】
[名](スル)物が半分だけ回ること。向きが180度かわること。
はん‐かいてん【反回転】
⇒反転
はんか‐がい【繁華街】
商店などが建ち並び、多くの人でにぎわっている地域。→銀座
はん‐かがみ【判鑑】
印鑑の真偽を照合するために、あらかじめ役所・番所・取引先などに提出しておく印影の見本。印鑑。
はん‐かく【反核】
核兵器の製造・実験・所有・使用などに反対すること。「—運動」
はん‐かく【半角】
正方形の和文活字の一字を半分にした大きさ。縦組みなら縦の長さだけ半分に、横組みなら横幅だけ半分にしたもの。二分。→全角
はんか‐くさ・い【半可臭い】
[形][文]はんかくさ・し[ク]おろかである。ばからしい。「—・い理屈」
はん‐かくすい【半覚睡】
目覚めているのか眠っているのかはっきりしない、夢うつつの状態。
はんかくスペース‐くぎり【半角スペース区切り】
《space-separated format》⇒エス‐エス‐ブイ(SSV)
はん‐かくせい【半覚醒】
目が覚めているようないないような、夢うつつの状態。
はんかく‐はんすい【半覚半睡】
「半醒半睡」に同じ。
はん‐かくめい【反革命】
革命の過程または革命後に、これをくつがえして旧体制に戻そうとする運動。
はん‐かこ【半過去】
フランス語・ラテン語などの動詞の時制の一。動作の未完了、過去における継続・反復・進行などを表すもの。
はんか‐ざ【半跏坐】
「半跏趺坐」に同じ。
はんかしゆい‐ぞう【半跏思惟像】
仏像彫刻で、台座に腰掛け、左足を垂らし、右足は左足のひざの上にのせ、右手をほおにつけて思考する姿のもの。日本では弥...
はん‐かせつ【半仮設】
仮設と常設の中間的な使い方を想定して、比較的簡素な構造の建物・施設・設備等を設けること。仮設よりは長期間設置され、...
はん‐かせん【半歌仙】
1 連句の形式の一。36句の歌仙の半分、18句で1巻とするもの。 2 能の素謡(すうたい)・仕舞(しまい)などの会...
はんか‐そう【半価層】
《half-value layer》X線などの強さを半分にするために要する吸収物質の厚さ。吸収物質としてはアルミニ...
はん‐かた【半肩】
一方の肩。
半肩(はんかた)を担(かつ)・ぐ
相棒となって荷を担ぐ。また、他人に力を添える。「維新の—・ぎたる人傑ありて」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
ハンカチ
「ハンカチーフ」の略。《季 夏》
ハンカチ‐の‐き【ハンカチの木】
ハンカチノキ科の落葉高木。中国の固有種で、珙桐(コントン)とよぶ。一属一種。葉は広卵形で、互生する。5〜6月に2枚...
はんかちょう【犯科帳】
江戸時代の長崎奉行所の判決記録。145冊。寛文6年(1666)から慶応3年(1867)の200年間にわたる記録。
ハンカチーフ
手をふいたり、装飾に用いたりする小形の四角い布。木綿・麻・絹などを用い、レースや刺繍(ししゅう)をしたものもある。...
はんか‐つう【半可通】
[名・形動]いいかげんな知識しかないのに通人ぶること。また、その人や、そのさま。「—な(の)知識をふりまわす」
はんか‐のうりょく【般化能力/汎化能力】
パターン認識などの機械学習をしたコンピューターによる、未学習の類似の問いについても正しい答えを導く能力。
はんか‐ふざ【半跏趺坐】
結跏趺坐(けっかふざ)の略式の坐法。片足を他の片足のももの上に組んで座ること。菩薩坐(ぼさつざ)。半跏。半跏坐。
はん‐かわき【半乾き】
十分には乾いていないこと。生乾き。
はん‐かん【反汗】
《汗を再び体内にかえす意から》一度出した命令を取り消すこと、また改めること。
はん‐かん【反間】
1 敵の内部に入り込んで、敵情を味方に知らせたり、敵を混乱させたりすること。また、その者。間者。間諜(かんちょう)...
はん‐かん【反感】
相手の存在や言動に対して反抗する気持ち。反発の感情。「—を抱く」「—を買う」
はん‐かん【半官】
なかば官営であること。
はん‐かん【繁閑】
忙しいことと暇なこと。「部署によって—の差がある」
はん‐かん【繁簡】
繁雑と簡略。事細かいことと大まかなこと。「—よろしきを得ない文章」
はん‐かん【藩翰】
《「藩」は垣根、「翰」は柱の意。「詩経」大雅・板による》地方を鎮め、王室の守りとなる国家の重臣。転じて、諸侯。藩屏...