ひけ【引け】
1 弱みを感じること。ひけめ。「彼は妙な—を感じた」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉 2 (「退け」とも書く)その日の勤務...
ひけあと‐けはい【引け跡気配】
取引所の立ち会いが終わったあとにあらわれる相場の人気や動向。
ひ‐けい【庇恵】
おかげ。恩恵。庇護。「貴殿の御—にて勅勘を赦(ゆる)さるるも」〈浄・反魂香〉
ひ‐けい【飛型】
スキーのジャンプ競技で、飛んでいるときのフォーム。「—点」
ひ‐けい【秘計】
1 秘密のはかりごと。「—を案じる」 2 間に入って取り持つこと。仲介。周旋。「—を廻らして、誤り無き旨を宥(いう...
ひけいけんてき‐でんしじょうたいけいさん【非経験的電子状態計算】
⇒第一原理計算
ひけいこう‐えいよう【非経口栄養】
食事以外の方法による栄養補給のしかた。経管栄養・点滴・中心静脈栄養・直腸注入など。
ひ‐ケインズこうか【非ケインズ効果】
政府による財政支出の削減や増税が、国の景気やGDPにプラスの影響を与えるという現象。人は将来の予測に基づいて行動す...
ひけ‐ぎわ【引け際/退け際】
1 1日の勤務などが終わって退出する直前。ひけどき。 2 地位・職務などから身を引くまぎわ。ひきぎわ。 3 取引所...
ひ‐けし【火消し】
1 火を消すこと。特に、火災を消しとめること。また、それをする人。 2 もめごとや危機などの解決に乗り出すこと。ま...
ひけし‐ぐみ【火消し組】
江戸時代、火消し役1人の下に、与力6名、同心30名をもって組織された組。
ひけし‐つぼ【火消し壺】
おき火を入れ、ふたで密閉して火を消すのに使う壺。けしつぼ。
ひけし‐どうしん【火消し同心】
火消し組に属した同心。
ひけし‐やく【火消し役】
1 「定火消(じょうびけ)し」に同じ。 2 定火消しの主任にあたるもの。 3 もめごとや危機などの事態を拾収する役...
ひけ‐すぎ【引け過ぎ】
江戸新吉原の遊郭で引け四つの拍子木を打ったあとの時刻。午後12時すぎ。
ひけ‐そうば【引け相場】
⇒大引け値段
ひけっかくせい‐こうさんきんしょう【非結核性抗酸菌症】
結核菌に似た抗酸菌によって起こる感染症。日本ではMAC(マック)(mycobacterium avium comp...
ひけっきゅう‐レタス【非結球レタス】
⇒リーフレタス
ひけっしょう‐きんぞく【非結晶金属】
⇒アモルファス金属
ひけっしょう‐シリコン【非結晶シリコン】
⇒アモルファスシリコン
ひけっしょうせい‐こうぶんし【非結晶性高分子】
原子または分子が秩序だった分子配列をもたずに集合した高分子化合物の総称。ポリカーボネート、ポリスチレンなどがある。...
ひけっしょうせい‐ポリマー【非結晶性ポリマー】
⇒非結晶性高分子
ひ‐けっていろん【非決定論】
《indeterminism》人間の意志は他のいかなる原因によっても決定されず、自分自身で決定するという説。
ひ‐けつ【否決】
[名](スル)提出議案の不賛成または不承認を議決すること。「予算案を—する」⇔可決。
ひ‐けつ【秘訣】
人には知られていない最も効果的な方法。とっておきの手段。「成功の—」
ひ‐けつ【秘結】
[名](スル)大便が固くなって出ないこと。便秘。
ひ‐けつ【碑碣】
《「碑」は方形のもの、「碣」は円柱形のものをいう》石碑。いしぶみ。
ひけつごう‐でんしつい【非結合電子対】
⇒非共有電子対
ひけ‐とり【引け鳥】
1羽が飛ぶとそれに引かれて飛ぶ鳥。「—の我が引け往(い)なば」〈記・上・歌謡〉
ひけ‐どき【引け時/退け時】
その日の勤務・課業などが終わって退出する時刻。「オフィス街の—」
ひけ‐ね【引け値】
取引所で、立会時間の最後に行われる取引で成立した値段。→大引け値段
ひけねほしょう‐とりひき【引(け)値保証取引】
株式売買の注文者と証券会社が、引値(終値)で売買することを事前に取り決めておいて、取引時間終了後に市場外で約定すること。
ひけ‐め【引け目】
[名・形動] 1 自分が他人より劣っていると感じること。劣等感。気おくれ。「—を感じる」 2 自分で意識している弱...
ひけ‐もの【引け物】
欠点があるために値引きされている品物。きずもの。「云わば魚の—のようなもので値が安い」〈福沢・福翁自伝〉
ひけ‐よつ【引け四つ】
江戸新吉原の遊里で、遊女が張り見世から引き揚げる時刻。実際には九つ(午後12時)であるが、四つ(午後10時)とみな...
ひけら‐か・す
[動サ五(四)]得意そうに見せる。見せびらかす。自慢する。「知識を—・す」
ひ・ける【引ける】
[動カ下一][文]ひ・く[カ下二] 1 引いた状態になる。「内角の球に腰が—・ける」 2 ㋐(「退ける」とも書く)...
引(ひ)けを取(と)・る
負ける。劣る。「プロと競っても—・らない」
ひ‐けん【比肩】
[名](スル)肩を並べること。同等であること。匹敵。「大国に—する経済力」
ひ‐けん【丕顕】
《「丕」は大の意》大いに明らかなこと。
ひ‐けん【疋絹】
一疋(いっぴき)(二反)ずつ巻いた絹。ひきぎぬ。「被物(かづけもの)、—賜はす」〈栄花・駒競べの行幸〉
ひ‐けん【披見】
[名](スル)手紙や文書などを開いて見ること。「書状を—する」
ひ‐けん【卑見/鄙見】
自分の意見をへりくだっていう語。「—を述べさせていただきます」
ひ‐けん【疲倦】
[名](スル)くたびれてあきること。
ひ‐けん【秘鍵】
秘密の庫を開けるかぎ。転じて、秘密の奥義。
ひけん‐しゃ【被験者】
試験・実験の対象となる人。
ひ‐けんめい【非顕名】
1 代理人が、本人(代理人に代理を委任した人)の名前を相手方に知らせないこと。→顕名1 →非顕名主義 2 名前を伏...
ひけんめい‐しゅぎ【非顕名主義】
代理人が顕名をせずに代理行為を行った場合でも、その法律効果は、代理を依頼した本人に生じる、という考え方。 [補説]...
ひけんめい‐だいり【非顕名代理】
代理人が、自己の名で、本人(代理人に代理を委任した人)のために、意思表示をしたり受けたりすること。→非顕名1 →顕名代理
ひけん‐やく【被験薬】
⇒治験薬