ひさく【柄杓/杓】
《「ひさご(瓠)」の音変化》「ひしゃく(柄杓)」に同じ。「同じ—して、白き御かゆ一をけ」〈宇津保・蔵開上〉
ひ‐さく【秘策】
ひそかに練った策略。だれも知らないすばらしい策。「—を授ける」
ひ‐さく【秘賾】
秘奥な事柄。きわめて奥深い真理。
ひさ・ぐ【鬻ぐ/販ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ひさく」》売る。商いをする。「粗末なおもちゃの類を—・ぐ家々などが見られる」〈藤村・春〉
ひさく‐がた【柄杓形】
1 ひしゃくのような形。また、そのもの。 2 塔の九輪(くりん)などの上に置く火炎のついた宝珠。「吉野の郡の現光寺...
ひさくに【久国】
鎌倉前期、山城の刀工。粟田口国家の子。後鳥羽院の番鍛冶となり、「師徳鍛冶」を拝命。現存する作品は、国宝・重文に指定...