ひの【日野】
東京都中部の市。多摩川の南岸にあり、もと甲州街道の宿場町。自動車工業が盛ん。住宅地としても発展。多摩動物公園・高幡...
ひの【日野】
姓氏の一。 [補説]「日野」姓の人物日野啓三(ひのけいぞう)日野資朝(ひのすけとも)日野草城(ひのそうじょう)日野...
ひの【日野】
滋賀県南東部、蒲生(がもう)郡の地名。もと蒲生氏の城下町。日野屋と称する近江(おうみ)商人の本拠地。製薬や林業が盛ん。
ひ‐の‐あし【日の脚/日の足】
1 「日脚1」に同じ。「—ほどなくさし入りて」〈源・末摘花〉 2 「日脚2」に同じ。「まだ—も南へと」〈浄・卯月の紅葉〉
ひの‐あしへい【火野葦平】
[1907〜1960]小説家。福岡の生まれ。本名、玉井勝則。日中戦争に兵士として従軍中に、「糞尿譚(ふんにょうたん...
ひのあたるさかみち【陽のあたる坂道】
石坂洋次郎による長編の青春小説。「読売新聞」に昭和31〜32年(1956〜1957)にかけて連載。のちに映画化された。
日(ひ)の当(あ)たる場所(ばしょ)
表立って華やかな、恵まれた地位や境遇のたとえ。
ひ‐の‐いえ【火の家/火の宅】
《「火宅(かたく)」を訓読みにした語》現世。この世。「出づとせし身だにはなれぬ—を君みづのをにいかですむらむ」〈宇...
ひノイマンがた‐けいさんき【非ノイマン型計算機】
⇒非ノイマン型コンピューター
ひノイマンがた‐コンピューター【非ノイマン型コンピューター】
現在普及しているノイマン型以外のコンピューター。複数プログラムを同時に処理し、学習・推論機構をもつ、次世代のニュー...
ひ‐の‐いり【日の入り】
夕方、太陽が西に沈むこと。また、その時。天文学では、太陽の上縁が西の地平線に沈みきった瞬間。日没。⇔日の出。
日(ひ)の入(い)る国(くに)
日の没する所の国。日本から中国を呼んだ称。→日(ひ)没する処(ところ)「住吉の三津に舟乗り直渡(ただわた)り—に遣...
ひ‐のう【被嚢】
⇒シスト1
ひのうせい‐ふくまくこうかしょう【被嚢性腹膜硬化症】
腹膜透析を長期間続けることで、腹膜が硬化して腸管に癒着し、腸閉塞の症状を呈する状態。EPS(encapsulati...
ひ‐の‐うち【日の中】
1 日のあるあいだ。ひなか。にっちゅう。 2 その日のうち。即日。
非(ひ)の打(う)ち所(どころ)が無(な)・い
少しの欠点もない。完全で、非難する所がない。「することなすこと—・い」
ひのうつわ【悲の器】
高橋和巳の長編処女小説。エリート大学教授がスキャンダルから転落していく様を描く。昭和37年(1962)、第1回文芸...
ひ‐の‐うみ【火の海】
火が一面に燃え広がっていることを海にたとえていう語。「一帯が—になる」
ひのう‐るい【被嚢類】
尾索類(びさくるい)の旧称。
ひ‐の‐え【丙】
《「火の兄(え)」の意》十干の3番目。へい。
ひのえ‐うま【丙午】
干支(えと)の43番目。この年は火災が多く、また、この年に生まれた女性は気が強く、夫を食い殺すという迷信があった。...
ひ‐の‐おまし【昼の御座】
清涼殿(せいりょうでん)の中で、天皇の昼間の座所。ひのござ。
ひ‐の‐おもの【日の御物】
天皇の毎日の食事。「—きこしめす」〈宇津保・内侍督〉
ひ‐の‐かさ【日の暈】
「にちうん(日暈)」に同じ。
ひ‐の‐かみ【日の神】
太陽神。天照大神(あまてらすおおみかみ)。「吾(あ)は—の御子として」〈記・中〉
ひ‐の‐かみ【火の神】
火をつかさどる神。神話・神道では迦具土神(かぐつちのかみ)、民間では荒神(こうじん)・竈神(かまどがみ)・土公神(...
ひ‐の‐かわ【簸川】
出雲神話の川。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した伝説で知られる。島根県の斐伊(ひい...
ひの‐がわ【日野川】
福井県西部を流れる川。九頭竜(くずりゅう)川第一の支流。福井・岐阜・滋賀3県の県境にある三国(みくに)岳(標高12...
ひ‐の‐き【檜/檜木】
ヒノキ科の常緑高木。山地に自生するが、多くは植林。高さ30〜40メートル。樹皮は赤褐色で縦に裂け、小枝に鱗片(りん...
ひのき‐あすなろ【檜翌檜】
アスナロの変種。葉はアスナロより幅広のうろこ状で、実には角状の突起が少ない。関東地方以北から北海道の渡島半島にかけ...
火(ひ)の消(き)えたよう
活気を失って寂しくなるさま。「子供たちがいないので家の中は—だ」
ひのき‐がさ【檜笠】
「ひがさ(檜笠)」に同じ。
ヒノキチオール
抗菌性のある有機化合物。天然ではタイワンヒノキやヒバなどからとれる。
ひのき‐づな【檜綱】
檜皮(ひわだ)を縒(よ)り合わせてつくった綱。近世、和船の碇綱(いかりづな)に使った。
ひのきば‐やどりぎ【檜葉宿木】
ビャクダン科の半寄生性の常緑低木。ヒサカキ・モチノキ・ツバキなどの樹上に生え、高さ約10センチ。幹は節が多く、鱗片...
ひのき‐ぶたい【檜舞台】
1 檜材で床を張った舞台。能舞台や大劇場の舞台。 2 自分の手腕を人々に見せる晴れの場所。「日本一を争う—に立つ」...
ひ‐の‐くち【樋の口】
川や池で、水を流したり止めたりする調節口。水門。ひぐち。
ひのくち‐まもり【樋の口守】
ミゾゴイの別名。
ひ‐の‐くに【肥国/火国】
肥前(ひぜん)・肥後(ひご)両国の古称。
ひのくま‐がわ【檜隈川】
奈良県高市郡明日香村檜前(ひのくま)の付近を流れる川。高取川。[歌枕]「ささのくま—に駒とめてしばし水かへ影をだに...
ひのくま‐じんぐう【日前神宮】
和歌山市秋月にある神社。旧官幣大社。祭神は、石凝姥命(いしこりどめのみこと)の最初に作った鏡という日像鏡(ひかたの...
ひ‐の‐くるま【火の車】
1 「火車(かしゃ)」を訓読みにした語。 2 経済状態がきわめて苦しいこと。「家計は年中—だ」
ひ‐の‐くれ【日の暮れ】
日の暮れるころ。夕暮れ。日暮れ。
ひ‐の‐け【火の気】
火のあること。火のある気配。また、火の暖かみ。「—のない場所から出火する」「寒いので—が欲しい」
ひの‐けいぞう【日野啓三】
[1929〜2002]小説家・評論家。読売新聞の記者を経て文筆活動に入る。韓国人女性との結婚をめぐる経緯を描いた「...
ひ‐の‐こ【火の粉】
燃え上がる火から粉のように飛び散る火片。
ひ‐の‐こし【火の輿】
灯火を内にともした輿。葬儀の行列に用いたもの。「香の輿、—など、皆あるわざのなりけり」〈栄花・月の宴〉
ひ‐の‐こと【火の事】
火災。火事。「宵うちすぎてののしる、—なりけり」〈かげろふ・下〉
ひ‐の‐ころも【緋の衣】
高位の僧が勅許を得て着た緋色の衣。
ひ‐の‐ござ【昼の御座】
⇒昼(ひ)の御座(おまし)