ふじ
日本の第二代南極観測船。昭和40年(1965)、初代宗谷に続いて第七次から第二十四次の観測に従事。船尾部にヘリコプ...
ふじ
リンゴの一品種。国光とデリシャスの交配により作り出された。甘味が強く歯ごたえがよい。 [補説]船舶名別項。→ふじ
ふじ【藤】
1 マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山野に自生し、つるは右巻き。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。5月ごろ、紫色...
ふじ【富士】
「富士山」の略。「一—二鷹(たか)三茄子(なすび)」 静岡県東部、富士山南麓にある市。駿河湾に面し、田子の浦港があ...
ふ‐じ【不二】
1 二つとないこと。無二。ふに。「この不同—の乾坤(けんこん)を建立し得るの点に於て」〈漱石・草枕〉 2 二つに...
ふ‐じ【不次】
1 順序・次第によらないこと。破格。「忠あらん者には、—の賞をおこなはるべし」〈古活字本保元・下〉 2 文章が乱れ...
ふ‐じ【不治】
《「ふち」とも》病気が治らないこと。「—の病」
ふ‐じ【不時】
[名・形動]予定外の時であること。思いがけない時であること。また、そのさま。「—の災厄に備える」「新鮮な風が—に吹...
ふ‐じ【父事】
[名](スル)その人を尊敬し、父として仕えること。
ふ‐じ【扶侍】
そばにいて世話し助けること。
ふじ‐あざみ【富士薊】
キク科の多年草。山中の砂礫(されき)地に生え、特に、富士山周辺に多い。高さ約1メートル。全体に太く大形で、葉は羽状...
ふじい【藤井】
姓氏の一。 [補説]「藤井」姓の人物藤井右門(ふじいうもん)藤井乙男(ふじいおとお)藤井健次郎(ふじいけんじろう)...
ふじい‐うもん【藤井右門】
[1720〜1767]江戸中期の尊王論者。越中の人。名は直明。宝暦事件に連座して逃亡。のち、明和事件で山県大弐とと...
ふじい‐おとお【藤井乙男】
[1868〜1946]国文学者・俳人。兵庫の生まれ。京大教授。号、紫影。俳諧・浄瑠璃など近世文学を研究。著「江戸文...
ふじい‐けんじろう【藤井健次郎】
[1866〜1952]植物学者。金沢の生まれ。東大教授。染色体に二重螺旋(らせん)構造を発見するなど、細胞遺伝学に...
ふじい‐しげお【藤井重夫】
[1916〜1979]小説家。兵庫の生まれ。新聞社の特派員などを経て執筆活動に入る。「虹」で直木賞受賞。他に「佳人...
ふじい‐そうた【藤井聡太】
[2002〜 ]将棋棋士。愛知の生まれ。平成28年(2016)史上最年少で棋士となり、デビュー戦から29連勝して公...
ふじい‐たかなお【藤井高尚】
[1764〜1840]江戸後期の国学者・歌人・神官。備中の人。通称、忠之丞。号、松の屋・松斎。本居宣長の門下で、す...
ふじい‐ちくがい【藤井竹外】
[1807〜1866]江戸末期の漢詩人。摂津の人。名は啓。字(あざな)は士開。詩を頼山陽に学ぶ。七言絶句にすぐれ、...
ふじい‐でら【葛井寺】
大阪府藤井寺市にある真言宗御室派の寺。山号は紫雲山。旧称は剛琳寺。西国三十三所第5番札所。行基の開山、大同年間(8...
ふじいでら【藤井寺】
大阪府中東部の市。河内国府が置かれた地。仲哀・允恭(いんぎょう)天皇陵などの古墳や葛井(ふじい)寺などの古社寺が多...
ふじいでら‐し【藤井寺市】
⇒藤井寺
ふじ‐いろ【藤色】
藤の花のような薄い紫色。「—の帯締め」
ふじうえ‐りゅう【藤植流】
胡弓(こきゅう)の流派。宝暦年間(1751〜1764)に江戸の藤植検校が、従来の3弦の胡弓を4弦に改良して創始。ふ...
ふじ‐うつぎ【藤空木】
ゴマノハグサ科の落葉低木。本州・四国の渓谷などに自生。枝は四角形で稜上に翼がある。葉は細長い卵形。夏、紫色の花が穂...
フジェール
フランス西部、ブルターニュ地方、イル‐エ‐ビレーヌ県の町。ナンソン川を見下ろす高台に、ブルターニュ公国の国境防護の...
ふじえだ【藤枝】
静岡県中南部の市。江戸時代は東海道の宿場町、本多氏の城下町。茶・ミカン・シイタケ栽培や木工業・化学工業が盛ん。平成...
ふじえだ‐し【藤枝市】
⇒藤枝
ふじえだ‐しずお【藤枝静男】
[1907〜1993]小説家。静岡の生まれ。本名、勝見次郎。戦後、眼科医のかたわら文筆生活に入る。志賀直哉に傾倒。...
ふじおか【藤岡】
群馬県南部の市。もと市場町から発展。藤岡瓦の産地。平成18年(2006)1月、鬼石(おにし)町を編入。人口6.8万...
ふじおか【藤岡】
姓氏の一。 [補説]「藤岡」姓の人物藤岡勝二(ふじおかかつじ)藤岡作太郎(ふじおかさくたろう)
ふじおか‐かつじ【藤岡勝二】
[1872〜1935]言語学者。京都の生まれ。東大教授。ウラル‐アルタイ諸語の共通特徴が日本語にも見られることを指...
ふじおか‐さくたろう【藤岡作太郎】
[1870〜1910]国文学者。石川の生まれ。東大助教授。号、東圃。文学史研究に力を注ぐ。著「国文学全史平安朝篇」...
ふじおか‐し【藤岡市】
⇒藤岡
ふじ‐おどし【藤威】
鎧(よろい)の威の一。藤色の糸で威したもの。
ふじ‐かざんたい【富士火山帯】
新潟県西部の焼山・妙高山から八ヶ岳・富士山、伊豆七島の諸火山を経て、マリアナ諸島に連なる火山帯。
ふじ‐かずら【藤葛】
1 藤のつる。ふじつる。 2 藤や葛(くず)など、木本性の蔓(つる)植物の総称。
ふじかわ【藤川】
愛知県岡崎市の地名。もと東海道五十三次の宿駅。
ふじ‐かわ【富士川】
山梨県北西部を流れる釜無(かまなし)川と、同県北東部を流れる笛吹川が甲府盆地で合流し、富士山の西側を南流して駿河湾...
ふじかわ‐の‐たたかい【富士川の戦い】
治承4年(1180)源頼朝の軍と、追討のため京都から下向した平維盛(たいらのこれもり)らの軍が、富士川を挟んで行っ...
ふじかわ‐ゆう【富士川游】
[1865〜1940]医史学者。広島の生まれ。和漢の古医書を収集し、日本の医史学を確立。著「日本医学史」「日本疾病...
ふじかわ‐ゆうぞう【藤川勇造】
[1883〜1935]彫刻家。香川の生まれ。フランスに留学し、ロダン晩年の助手を務めた。帰国後、二科会彫刻部創設に参加。
ふじ‐かんぞう【藤甘草】
マメ科の多年草。山野に生える。全体に毛があり、ヌスビトハギに似るが、葉は5枚か7枚の小葉からなる羽状複葉。8、9月...
ふじ‐がさね【藤襲】
⇒藤4
ふじ‐き【藤木】
マメ科の落葉高木。本州以西の山地に自生。葉は羽状複葉で、小葉は長楕円形で先がとがる。夏、白い蝶形の花を円錐状につけ...
ぶ‐じき【夫食】
《「ふじき」とも》江戸時代、農民の食糧のこと。
ふじき‐くぞう【藤木九三】
[1887〜1970]登山家。京都の生まれ。関西を中心にロッククライミングクラブ(RCC)を設立。北アルプス滝谷な...
ふじ‐きゅうこう【富士急行】
山梨県と静岡県に鉄道・バス路線をもつ鉄道会社。大正15年(1926)富士山麓電鉄として開業し、鉄道は富士急行線と岳...
ふじ‐ぎぬ【富士絹/不二絹】
絹紡糸を用いた平織りの絹織物。広幅で無地染めや捺染(なっせん)をして、裾回し・長襦袢(ながジユバン)地・洋服地など...
ふじくら【藤倉】
「藤倉草履」の略。