フス
[1369ころ〜1415]ボヘミアの宗教改革者。プラハ大学学長。ウィクリフの影響を受けてローマ教会を批判、コンスタ...
ふ・す【付す/附す】
[動サ五]「ふ(付)する」(サ変)の五段化。「一笑に—・される」 [動サ変]「ふ(付)する」の文語形。
ふ・す【伏す】
[動サ五(四)] 1 腹ばいになる。また、地面にひざをつくなどして頭を深く下げる。「地に—・す」「—・してお願い申...
ふ・す【臥す】
[動サ五(四)]《「伏(ふ)す」と同語源》横になる。寝る。また、病気などで寝こむ。ふせる。「床(とこ)に—・す」
ふ・す【俯す】
[動サ変]うつむく。「巫覡卜相(ふげきぼくそう)の徒の前に首(こうべ)を—・せんよりは」〈露伴・運命〉
ふ・す【補す】
[動サ変]官職に任命する。ほす。「加賀の目代に—・せらる」〈平家・一〉
ふすい‐しょくぶつ【浮水植物】
固着せず、流れの静かな水面に葉を浮かし、水中に根を垂らして浮遊生活をする植物。体表から養分や水分を摂取する。サンシ...
ふ‐すう【負数】
数学で、零より小さい数。負の数。マイナスの数。⇔正数。
フスきょうと【フス教徒】
《原題、(チェコ)Husitská dramatická ouvertura》ドボルザークの管弦楽曲。1883年作...
ふ‐すじ【不筋】
[名・形動]筋が通らないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。「其の—なる次第を政府に訴う可きのみ」〈福沢・学...
フス‐せんそう【フス戦争】
1419〜1436年にわたるボヘミアのフス派の反乱。フス処刑後、その信奉者がプラハで蜂起。神聖ローマ皇帝・ローマ教...
フスタ
16世紀から17世紀にかけて貿易活動に従事したポルトガルの小型帆船。南蛮船として日本にも来航。フスタ船(ぶね)。
フスタート
エジプトの首都カイロの旧市街、オールドカイロの一画にある都市遺跡。7世紀にアラブ軍の将軍アムル=イブン=アル=アー...
フスターランディア
⇒フステルランディア
フステルランディア
キューバの首都ハバナ近郊にある野外美術館。市街中心部より西へ約15キロメートル、ハイマニータ地区に位置する。芸術家...
フスとう【フス党】
《原題、(チェコ)Husitská dramatická ouvertura》⇒フス教徒
ふす・ぶ【燻ぶ】
[動バ下二]「ふすべる」の文語形。
ふすぶ・る【燻ぶる】
[動ラ五(四)] 1 炎を立てず、煙だけを出して燃える。いぶる。くすぶる。「蚊遣り火が—・る」 2 煙のすすで黒く...
ふすべ【燻べ】
ふすべること。
ふすべ【贅】
1 こぶ、また、いぼの古名。〈和名抄〉 2 ほくろ。また、あざ。「顊(おとがひ)の右の方に、大きなる—あり」〈霊異...
ふすべ‐がお【燻べ顔】
[名・形動ナリ]嫉妬心のあらわれた顔つき。また、そのそぶり。「若々しき仲らひのやうに、—にてものし給ひけるかな」〈...
ふすべ‐がき【燻べ柿】
渋柿の皮をむいてかまどやいろりの上につるし、いぶして甘くしたもの。くすべがき。
ふすべ‐がわ【燻べ革】
松葉の煙でいぶして白く模様を表した革。また、わらの煙でいぶして茶褐色にした鹿革。くすべがわ。
ふすべ‐ぎん【燻べ銀】
硫黄でいぶして濃い灰色にした銀。いぶし銀。
ふす・べる【燻べる】
[動バ下一][文]ふす・ぶ[バ下二] 1 煙がたくさん出るように燃やす。いぶす。くすべる。「杉の枯れ葉を—・べる」...
ふすぼ・る【燻ぼる】
[動ラ五(四)] 1 煙のすすで黒くなる。すすける。「行灯(あんどう)の紙は油烟に—・りて鼠色をなし」〈鉄腸・花間...
ふすま【衾/被】
布などで長方形に作り、寝るときにからだに掛ける夜具。綿を入れるのを普通とするが、袖や襟を加えたものもある。現在の掛...
ふすま【麩/麬】
小麦をひいて粉にするときに残る皮のくず。家畜の飼料や洗い粉にする。麦かす。からこ。もみじ。
ふすま【襖】
木で骨組みを作り、その両面に紙または布を張った建具。襖障子。《季 冬》
ふすま‐え【襖絵】
襖に描かれた絵。
ふすま‐がみ【襖紙】
襖の上張りにする紙。鳥の子紙・奉書紙など。
ふすま‐がわら【衾瓦】
⇒雁振(がんぶ)り瓦
ふすま‐しょうじ【襖障子】
襖、特に紙障子のこと。
ふすまじ‐を【衾道を】
[枕]地名「引手の山」にかかる。かかり方未詳。「衾道」を地名と見なし、これを枕詞とはしない説もある。「—引手の山に...
ふすま‐の‐せんじ【衾の宣旨】
罪人を捕らえさせるときに下された宣旨。主に僧侶の犯罪に関するもの。
ふすま‐ゆき【衾雪】
一面に降り積もった雪。
ふ・する【付する/附する】
[動サ変][文]ふ・す[サ変] 1 ついてゆく。従う。「驥尾(きび)に—・する」 2 添える。つけ加える。「履歴書...
ふ・する【賦する】
[動サ変][文]ふ・す[サ変] 1 割り当てる。課する。「税金を—・する」 2 漢詩などを作る。「決別の詩を—・する」