ぶっ【打っ】
[接頭]《接頭語「ぶち」の音変化》動詞に付いて、その動詞の示す動作・作用を強める意を表す。「—とばす」「—たまげる」
ぶっ‐か【仏果】
仏語。仏道修行の結果として得られる、成仏(じょうぶつ)という結果。成仏の証果(しょうか)。
ぶっ‐か【仏家】
⇒ぶっけ(仏家)
ぶっ‐か【物化】
《「荘子」斉物論から》 1 万物が変化すること。 2 人が死ぬこと。物故。
ぶっ‐か【物価】
品物の値段。種々の財・サービスの平均的な価格。
ぶっ‐か【仏花】
仏壇に供える花。墓参の際に供える花。菊が多用されるが、特別な決まりはない。
ぶっ‐かい【仏戒】
仏語。 1 仏が定めた戒。五戒・十戒・具足戒など。 2 梵網経に説く大乗戒。仏性戒。 3 密教の三摩耶戒。
ぶっ‐かい【仏界】
1 仏が住む世界。浄土。 2 十界の一。諸仏の心的境界。
ぶっ‐かい【物界】
物質の世界。物質界。⇔心界。
ぶっ‐かえり【打っ返り】
歌舞伎で、衣装の上半身の部分を荒縫いした糸を引き抜いて、腰から下に垂らし、衣装を変化させるもの。
ぶっ‐かき【打っ欠き】
氷を砕いて小さなかけらにしたもの。かちわり。
ぶっ‐かく【仏閣】
寺の建物。寺院。「神社—」
ぶっ‐か・く【打っ欠く】
[動カ五(四)]《「ぶちかく」の音変化》硬いものをたたいて一部分を割り砕く。打ち砕く。また、勢いよくこわす。「氷を...
ぶっ‐かけ【打っ掛け】
1 ぶっかけること。 2 汁などをかけただけの手軽な食べ物。 3 そばに汁をかけたもの。ぶっかけそば。かけそば。
ぶっ‐か・ける【打っ掛ける】
[動カ下一][文]ぶっか・く[カ下二]液体や粉状のものを勢いよく注ぎかける。「頭から水を—・ける」
ぶっか‐しすう【物価指数】
物価水準の変動を示す総合的な指数。基準年次の物価を100とし、以後の各年次の物価をそれに対する数値で表す。卸売物価...
ぶっか‐すいじゅん【物価水準】
財・サービスの個々の価格を総合・平均して、社会全体の一般的な物価を示すように表された数値。
ぶっかすいじゅん‐の‐ざいせいりろん【物価水準の財政理論】
物価の変動は財政政策による現象であり、金融政策による通貨供給量の変動は物価水準に影響を与えない、とする理論。米国の...
ぶっか‐スライド【物価スライド】
⇒スライド制
ぶっか‐だか【物価高】
物の値段が高いこと。また、その状態。
ぶっかつ‐ろん【物活論】
《hylozoism》物質はそれ自体のうちに生命をもつとする説。タレスなど古代ギリシャ哲学での自然観。
ぶっか‐とうせい【物価統制】
国家機関が物価の安定を確保し、物資の需給の円滑化を図るために、一定の制限・指導を行うこと。
ぶっか‐とうせいれい【物価統制令】
第二次大戦後の物価統制の基本法令。価格の最高額の指定、不当に高価な取引の禁止などを定める。昭和21年(1946)施行。
ぶっか‐の‐ばんにん【物価の番人】
中央銀行のこと。物価の安定を主要な目標として、政府から独立した立場で、金融政策を行うことから。→通貨の番人
ぶっかれんどう‐こくさい【物価連動国債】
元金額が物価の動向に連動して増減する利付国債。表面利率は発行時に固定されるが、利子は各利払い時の想定元金額に表面利...
ほっ‐かん【北韓】
朝鮮民主主義人民共和国の支配地域についての、大韓民国政府による呼び名。ブッカン。→南朝鮮
ブッカー‐しょう【ブッカー賞】
《Booker Prize》英国の文学賞。ブッカーマコンネル社が1969年に創設。正式名称、マン‐ブッカー賞。毎年...
ぶっ‐き【仏記】
仏語。仏の予言。仏が、未来の出来事や弟子の未来の果報について予言すること。
ぶっ‐き【仏器】
仏事に用いる道具。仏にささげる供物を盛る器具。
ぶっ‐き【服忌】
親族が死んだ時、一定期間喪に服すること。
ブッキッシュ
[形動] 1 本好きの。書物に凝った。 2 堅苦しい。学者臭い。 3 (軽蔑して) 机上の。非実際的な。
ブッキッシュなせかいぞう【ブッキッシュな世界像】
池沢夏樹のエッセー集。昭和63年(1988)刊行。ガルシア=マルケスの「百年の孤独」など、自身の文学に影響を与えた...
ぶっ‐きゅう【物給】
物を支給すること。また、物で払う給与。現物給与。
ぶっ‐きょう【仏教】
釈迦(しゃか)の説いた、仏となるための教え。キリスト教・イスラム教とともに世界三大宗教の一。人生は苦であるというこ...
ぶっ‐きょう【仏経】
仏教の経典。経文。経。
ぶっ‐きょう【物狂】
《「ものぐるい」を音読みにした語》 1 心が乱れて正常な判断ができないこと。「—の者もしるしありと聞きて」〈沙石集...
ぶっきょう‐おんがく【仏教音楽】
仏教の祭儀などに用いる音楽。声明(しょうみょう)・和讃(わさん)・講式・御詠歌など。
ぶっきょう‐かいが【仏教絵画】
仏の像や経典の内容など、仏教に関する題材を扱った絵画。仏画。
ぶっきょう‐せつわ【仏教説話】
説話の分類の一。仏・菩薩(ぼさつ)の奇跡、高僧の逸話、世俗における因果応報の理などを記したもの。日本霊異記(にほん...
ぶっきょう‐だいがく【仏教大学】
京都市北区にある私立大学。江戸時代に江戸増上寺に開設した浄土宗の十八檀林を起源とする。仏教専門学校を経て、昭和24...
ぶっきょうでんらい【仏教伝来】
日本画家、平山郁夫の作品。紙本彩色。玄奘がインドから仏典を持ち帰る旅の途中の情景を描いたもの。昭和34年(1959...
ぶっきょう‐と【仏教徒】
仏教の信者。仏徒。仏弟子(ぶつでし)。
ぶっきょう‐びじゅつ【仏教美術】
仏教信仰に基づいてつくられた造形美術。堂塔伽藍(どうとうがらん)・仏像彫刻・仏教絵画・仏具など。
ぶっきら‐ぼう【ぶっきら棒】
[名・形動]《打(ぶ)っ切った棒の意から》物の言い方や挙動などに愛想がないこと。また、そのさま。「—な返事」
ぶっ‐きり【打っ切り】
1 ぶっ切ること。手荒く切り離すこと。 2 「打っ切り飴」の略。
ぶっきり‐あめ【打っ切り飴】
棒状の硬い飴を小口切りにしたもの。ぶっきり。
ぶっ‐き・る【打っ切る】
[動ラ五(四)]手荒く切り離す。たたき切る。ぶった切る。「木の枝を—・る」 [可能]ぶっきれる
ぶっ‐き・れる【打っ切れる】
[動ラ下一]急にぷつんと切れる。「張り渡した綱が—・れる」
ブッキング
1 帳簿をつけること。 2 乗り物の座席、ホテルの部屋などの予約。「オーバー—」 3 興行・出演の契約。また、映画...
ぶっ‐く【仏供】
仏に供える物。特に、米飯。ぶく。