へい‐こ【兵庫】
武器をおさめておく倉。兵器庫。武庫。ひょうご。
へい‐こ【兵鼓】
いくさのとき、合図に用いる太鼓。
へい‐こ【閉戸】
戸を閉ざすこと。また、門を閉ざして家にこもること。
へい‐こ【弊袴】
古び破れたはかま。
へい‐こ【炳乎】
[ト・タル][文][形動タリ]きわめて明らかなさま。また、光り輝くさま。「煌々輝々、—として人を射る」〈服部誠一・...
へい‐こう【平行】
[名・形動](スル) 1 一平面上の二直線、または直線と平面、あるいは平面と平面とが、どこまで延長しても交わらない...
へい‐こう【平衡】
[名](スル)《「衡」は、はかりのさお》 1 物のつりあいがとれていること。均衡。「からだの—を失う」 2 つりあ...
へい‐こう【兵甲】
1 武器と甲冑(かっちゅう)。いくさの道具。兵器。 2 兵士。また、戦力。 3 戦争。
へい‐こう【並行/併行】
[名](スル) 1 ならんで進むこと。「線路に—して道路が走る」 2 二つ以上のものが同時に行われること。「文化祭...
へい‐こう【閉口】
[名・形動](スル) 1 手に負えなくて困ること。また、そのさま。「この暑さには—だ」 2 言い負かされたり圧倒さ...
へい‐こう【閉校】
[名](スル) 1 一時学校の授業を休止すること。「インフルエンザのため三日間—する」 2 学校の経営をやめること...
へい‐こう【閉講】
[名](スル)講義・講習などを終えること。また、終わること。⇔開講。
へいこう‐いどう【平行移動】
図形上のすべての点を、同一の方向に同一の距離だけ動かすこと。
へいこう‐うちゅう【並行宇宙】
⇒パラレルワールド
へいこう‐かく【平衡覚】
⇒平衡感覚
へいこう‐かせん【平衡河川】
河川の輸送力と土砂の運搬量とがほぼ等しいため、浸食や堆積(たいせき)が進まない状態の河川。その縦断面は上流で急、下...
へいこう‐かんかく【平衡感覚】
重力の方向に対する身体の位置や姿勢・動作を知る感覚。平衡覚。
へいこう‐きかん【平衡器官】
平衡感覚をつかさどる器官。脊椎動物では内耳の前庭器官と半規管、無脊椎動物では平衡胞がある。
へいこう‐けいじょう【平衡形状】
重力平衡にある天体が示す形状。自己重力のみがはたらき、内部の圧力と平衡している場合には球になるが、ふつう天体は自転...
へいこう‐しへんけい【平行四辺形】
二組みの向かい合う辺が、それぞれ平行である四辺形。
へいこう‐しょり【並行処理】
《concurrent processing》コンピューターで、複数の処理を一つのCPUで行うこと。処理時間を細か...
へいこう‐しんけい【平衡神経】
⇒前庭神経
へいこう‐しんごう【平衡信号】
《balanced signal》互いに極性が逆の信号の組。同時に伝送することで、受信側は二つの信号の差分を取って...
へいこう‐じょうぎ【平行定規】
平行線を自由に引くことができる定規。2本の同じ長さの定規を平行に動かせるように連結してあるもの。
へいこう‐せかい【並行世界】
⇒パラレルワールド
へいこう‐せき【平衡石】
平衡器官の中にある分泌物。カルシウムを含む粒で、前庭器官や平衡胞の中で感覚毛と接触することによって平衡感覚を生ずる...
へいこう‐せん【平行線】
1 同一平面上にあって、どこまで延長しても交わらない2本またはそれ以上の直線。 2 互いの主張・意見などがどこまで...
平行線(へいこうせん)を辿(たど)・る
両者の意見などがいつまでも対立した状態が続くたとえ。
へいこう‐だ【平衡舵】
船舶で、舵板(かじいた)が回転軸の前のほうまで広がっている舵。回転の効率がよく、操舵に要する力が小さくてすむ。
へいこう‐ちゅうしゃ【平行駐車】
⇒縦列駐車
へいこう‐ちょう【平行調】
同じ調号で示される長調と短調。ハ長調とイ短調、ヘ長調とニ短調など。
へいこう‐ていすう【平衡定数】
反応が化学平衡に達したとき、温度が一定であれば、反応物質と生成物質の濃度あるいは活動度によらず一定の値を示す定数。
へいこう‐のう【平衡嚢】
⇒平衡胞(へいこうほう)
へいこうばん‐コンデンサー【平行板コンデンサー】
2枚の導体の平板を極板として、ごく近接して向かい合わせたコンデンサー。静電容量は面積に比例し、極板間の距離に反比例...
へいこう‐ほう【平衡胞】
無脊椎動物の平衡器官。袋状で内壁に感覚毛があり、平衡石が入っている。平衡嚢。耳胞。聴胞。
へいこう‐ほうそう【並行放送】
《simultaneous broadcasting》⇒サイマル放送
へいこう‐ぼう【平行棒】
1 器械体操用具の一。長さ3.5メートルの2本の平行な木棒を、1.7メートル前後の高さで台脚に固定したもの。平杆(...
へいこう‐みゃく【平行脈】
葉脈が葉の長軸方向にほぼ平行に走っているもの。単子葉植物や裸子植物の一部の葉にみられる。→網状脈
へいこう‐ゆにゅう【並行輸入】
[名](スル)国内の総代理店が輸入している商品を、別の業者が第三国にある同じ製造元の代理店から輸入すること。「ブラ...
へいこう‐りょく【平行力】
ある物体に対し、平行かつ同じ向きにはたらく力。
へいこう‐れんしょう【平行連晶】
2個以上の鉱物などの結晶が、結晶軸を共有して平行に連なったもの。→連晶 →双晶
へいこう‐ろくめんたい【平行六面体】
相対する三組みの面がすべて平行な六面体。
へいこう‐ろん【並行論】
哲学・心理学で、心(精神)と体(物質)はそれぞれ独立していて因果関係はなく、対応関係があるのみとする説。精神物理的...
へい‐こく【弊国】
国力が衰えている国。自国をへりくだってもいう。
へいこ‐せんせい【閉戸先生】
《楚の孫敬の故事から》年中、門を閉じて家にこもり、読書や学問に没頭している人。
へい‐こら
[副](スル)相手の機嫌をとろうとして、やたらに頭を下げたり言いなりになったりするさま。「上役に—する」