へん‐じ【片時】
《古くは「へんし」》ちょっとの間。わずかな時間。かたとき。「—も心が休まらない」
へん‐じ【辺地】
1 仏語。阿弥陀仏の本願に疑いをいだきながら極楽往生を願った者の生まれる所。極楽浄土の辺界の地。 2 中央から遠く...
へん‐じ【返事/返辞】
[名](スル) 1 呼びかけに対して答える言葉。答え。返答。「大きな声で—する」 2 返答の手紙。返信。返書。「諾...
へん‐じ【変事】
ふつうでない出来事。思いがけない事件。異変。「—が起こる」
へん‐じ【編次】
[名](スル)順序を追って編集すること。また、編集されたものの順序。「窩蘊(ウオーウン)これを—せしに、十年余を歴...
ヘンジ
環状遺跡。
へん‐じゃ【編者】
《「へんしゃ」とも》書物などを編集する人。編纂(へんさん)者。編集者。「現代詩集の—」
へんじゃく【扁鵲】
中国、戦国時代の伝説的名医。渤海郡(河北省)の人。姓は秦、名は越人。長桑君に学んで禁方の術を受け、虢(かく)の太子...
へん‐しゅう【偏執】
[名](スル)《古く「へんじゅう」とも》 1 かたよった考えをかたくなに守って他の意見に耳をかさないこと。へんしつ...
へん‐じゅう【篇什】
《「什」は十で、「詩経」の「雅」と「頌(しょう)」とが十編で1巻としたところから》詩を集めたもの。詩編。
へん‐じゅつ【編述】
[名](スル)文章をつづりまとめること。「文学史を—する」
へん‐じょう【辺城】
辺境を守る城。
へん‐じょう【返上】
[名](スル)返すことを、相手をうやまい、へりくだっていう語。また、一般に、返すこと。または、受け取らないこと。「...
へん‐じょう【返状】
返答の書状。返書。
へん‐じょう【変成/変生】
別の姿に変わること。仏の功徳によって生まれ変わること。また、その生まれ変わったもの。へんせい。「彼婦人(あのおんな...
へん‐じょう【変状】
普通とは異なった状態。
へんじょう【遍昭/遍照】
[816〜890]平安前期の僧・歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。俗名、良岑宗貞(よしみねのむねさだ)。桓武天皇の孫...
へん‐じょう【遍照】
[名](スル)《「へんしょう」とも》あたりくまなく照らすこと。特に、仏の法身(ほっしん)の光明があまねく世界を照ら...
へんじょう‐か【編上靴】
《「あみあげぐつ」を音読みにした語》旧陸軍の兵用の軍靴。
へんじょう‐こんごう【遍照金剛】
密教で、大日如来の名。光明があまねく照らし、金剛のように不滅であるところからいう。 空海のこと。
へんじょう‐しゃなぶつ【遍照遮那仏】
毘盧遮那(びるしゃな)仏の異称。
へんじょう‐なんし【変成男子】
仏語。仏の功徳によって女子が男子に生まれ変わること。女子には五障があって成仏(じょうぶつ)が困難なので、男身を得て...
へんじょう‐にょらい【遍照如来】
大日如来の異称。
へん・じる【変じる】
[動ザ上一]「へん(変)ずる」(サ変)の上一段化。「方針を—・じる」
へん‐じん【変人/偏人】
言動や性格に普通の人とは変わったところのある人。変わり者。「奇人—」